2023年04月22日

1979年開催・第51回アカデミー賞授賞式!『ディア・ハンター』の五冠/授賞スピーチ紹介/全受賞作品・ノミネート作品紹介

1979年開催・第51回アカデミー賞・授賞式動画紹介


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関連レビュー:アカデミー賞紹介
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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51 回アカデミー賞授賞式は、1978年に公開された映画を対象として、1979 年 4 月 9 日にロサンゼルスのドロシー チャンドラー パビリオンで開催された。司会はTVショーで人気だったジョニー・カーソンが初めて務めた。
1975年に終結したベトナム戦争の敗戦の衝撃がアメリカ社会を覆う中、ベトナム戦争を題材とした『ディアハンター』や『帰郷』が高い評価を受けた。最多ノミネート作品は『ディアハンター』と『天国から来たチャンピオン』の9部門で、以下『帰郷』の8部門、『ミッドナイトエクスプレス』の6部門『インテリア』の5部門と続いた。
また、ハリウッドを代表する俳優ジョン・ウェインが、作品賞のプレゼンターとして登場したが、それが公の場に姿を現した最後の姿であり、観客は長いスタンディング オベーションで彼を称えた。そのジョン・ウェインはこの僅か2か月後 1979年6月11日にこの世を去った。
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映画『駅馬車』
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の西部劇!
アクション映画と感情表現の関係とは?

<目次>

レッド・カーペット

司会 ジョニー・カーソン開演スピーチ

助演女優賞スピーチ/マギー・スミス

助演男優賞スピーチ/クリストファー・ウォーケン

主演女優賞スピーチ/ジェーン・フォンダ

主演男優賞スピーチ/ジョン・ヴォイト

監督賞スピーチ/マイケル・チミノ

作品賞スピーチ/ディア・ハンター

その他全部門ノミネートと受賞

第51回アカデミー賞・司会者ジョニー・カーソン開幕スピーチ

【大意】私は映画にもっとインディアンや他のマイノリティーを使うべきだと思う。海を汚すのも反対だ。すべての民族は母国があるべきだ。私はアザラシの赤ちゃんの頭を殴らず、クジラを救う。(拍手)ありがとう「座り拍手」は初めてだ。知っての通り51回目のアカデミー賞で2時間の輝くエンターテーメントを4時間に分散している。この賞は254か国で衛星中継されてるのは誇るべきだ。南アフリカを含む3億5千万人に放送されている。幹部は経理上増加を見越し石油産油国でも放送され9%増える。私はただ思った。ジェリー・ブラウン(政治家)とリンダ・ロン・シュタット(歌手:二人は恋愛関係にあった)がケニアのホリデイインホテルで見ている。TVには追加料金が掛かるだろう。関係者に非難されそうだが正直であるべきだ。今夜ここに立つのが怖い。輝かしい新人の顔や特に古い顔を眼にする。しかし皆さんがこの機会にすべきなのは、映画界のエリートをさりげなく一瞥し記憶することぐらいだ。こんなに大勢のスターを見るのはCMのオーディション以来だ。マーロン・ブランドはそれ(CM)でここにいない。ミズリーのナバホ居留地でCM撮りだ。今夜の候補作が優れていることに皆も同意するだろうが、個人的には『天国から来たチャンピオン』が特別だ。ウォレン・ベイティが自分の使う体を見つけられないというの本当のファンタジーだし、二つ目が脚本で、死者が死体を見つけて蘇るということで、クリスチーナ・クロフォード(ハリウッド女優ジョン・クロフォードの娘。母の虐待の事実を暴露)は怖がるだろう。今年はバラエティーに富んだ音楽が候補だが、『再びチャンスを得る準備はできてる(“Ready To Take A Chance Again”『ファール・プレイ』主題歌)という曲が、原子力規制委員会のテーマソングになったと知ったらスリルを感じるだろう。たぶん私が子供時代とは映画も変わった。初期の倫理規制は成長し、現代ではヌードやSEXも描く。しかしスタジオはどれほど稼ぐのかと思う。このジョークはブルガリアではもうちょっと受ける。(13:35まで)

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ジョニー・カーソン
ジョン・ウィリアム・"ジョニー"・カーソン(John William "Johnny" Carson、1925年10月23日-2005年1月23日)はアメリカのテレビ司会者、コメディアン、俳優。
NBCの『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジョニー・カーソン』で1962年10月1日から1992年5月22日までの約30年に亘って司会を務め、「キング・オブ・レイト・ナイト」と呼ばれた。同番組とカーソンはアメリカでも有数の人気を誇り、アカデミー賞授賞式の司会者も数回に渡り務めることとなった。


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第51回アカデミー賞・主要賞結果


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第51回アカデミー賞・助演女優賞スピーチ

プレゼンターはジョージ・バーンズとブルック・シールズ
【大意】ジョージ・バーンズは愛らしい若いレディと一緒で幸せだが、デートだと思われると困ると言い、ブルック・シールズはデートなんて思わないと答えると、一緒に映画を撮って恋に落ちるのはどうだ、私がチケットを売るとジョージ・バーンズは笑わせ、ブルック・シールズがノミネート者を紹介
ダイアン・キャノン(天国から来たチャンピオン)/ペネロープ・ミルフォード(帰郷)/ マギー・スミス(カリフォルニア・スイート)/モーリン・ステイプルトン(インテリア)/メリル・ストリープ(ディア・ハンター)

受賞者はマギー・スミス(カリフォルニア・スイート)

【受賞スピーチ・意訳】
本当に、本当に、私はこれを信じられない。私は、とても、とても光栄で、そしてとても感謝しています。ニール・サイモンに感謝したいです。ハービー・ロスに感謝します。そして、私はマイケル・ケインがここにいれば嬉しかった。なぜなら、彼は世界最高の助演俳優だからで、彼こそ中央にいるべきです。本当に、大変感謝いたします。
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第51回アカデミー賞・助演男優賞スピーチ

プレゼンターは ダイアン・キャノン, テリー・サバラス
ノミネート者を紹介
ブルース・ダーン(帰郷)/リチャード・ファーンズワース(カムズ・ア・ホースマン)/ジョン・ハート(ミッドナイト・エクスプレス)/ クリストファー・ウォーケン(ディア・ハンター)/ジャック・ウォーデン(天国から来たチャンピオン)
受賞者を発表クリストファー・ウォーケン(ディア・ハンター)

【受賞スピーチ・意訳】
ありがとう、マイケル。とても嬉しいです。今夜、このオスカーと共にマイケル・チミノに敬意を表します。そして、アカデミーのメンバーとロバート・デ・ニーロ氏に感謝の意を表したいと思います。皆さん、ありがとうございました。
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第51回アカデミー賞・主演女優賞スピーチ

プレゼンターは リチャード・ドレファス、シャーリー・マクレーン
シャーリー・マクレーンはここに弟(ウォーレン・ベイティ)と共にいる事を誇りに思うと言い、更に弟は羨ましいほど才能が有ってセクシーだけど、禁欲に挑戦してみない(ウォーレン・ベイティは女性関係が激しかった)と言い、リチャード・ドレファスは俺が言ったんじゃないとノミネート者を紹介
イングリッド・バーグマン(秋のソナタ)/エレン・バースティン(セイム・タイム、ネクスト・イヤー:原題:Same Time, Next Year)/ジル・クレイバーグ(結婚しない女)/ ジェーン・フォンダ(帰郷)/ジェラルディン・ペイジ(インテリア)
受賞者はジェーン・フォンダ(帰郷)
【受賞スピーチ・意訳】
とても幸せです。本当に勝ちたかった。『帰郷』を誇りに思っており、多くの人に見てもらいたいから。今夜の一部を手話で話します。なぜなら映画撮影中に我々は障碍の問題に関して、より多くに気付きました。 1400万人以上がろう者なのです。彼らは目に見えない障害者であり、今夜を分かち合うことができないので、これが私なりの彼らへの感謝の仕方です(手話を終了)
私の大きな誇りであり、感謝です。もう8年近く経ちます。この映画『帰郷』は、私たちが住むサンタモニカのインドシナ平和キャンペーンの狭いオフィスで生まれました。戦争に巻き込まれた私たちの多くは座り込んでいました。その何人かは退役軍人でした。私は感謝を、それらすべてに感謝します。その中の 1 人は夫のトム・ヘイデンでした。そのうちの 1 人はギルバート・ヘイデンで、私の援助者となり、『帰郷』のアソシエイト プロデューサーとなりました。

最初に ウォルド・サルトに感謝したいと思います。最初の大物、プロジェクトを信じて首を突っ込んだ最初の業界重鎮。実際、彼はこれを非常に信じていたので、2年間無償で働いていました。そして彼は、私たちのために戦ったプロデューサー、ジェリー・ヘルマンに我々を導きました。ジェリー、本当にありがとう。そして、とても繊細にカメラを撮ってくれたハスケル・ウェクスラーと、ピンチを切り抜けたボブ・ジョーンズに感謝します。そして、ハル・アシュビーに感謝します。ハル、あなたはここにいませんが、あなたのセンスと勇気、はさみの能力に感謝したいと思います。そして、ペニー・ミルフォード、ボビー・キャラダイン、ブルース・ダーン、友人のジョン・ヴォイト、マイク・メダヴォイ、エリック・プレスコフ、アーサー・クリム、そして資金を提供してくださったマーシャ・ナサティアにことに感謝します。
そして最後に、トロイとヴァネッサ、私の不在を理解して許してくれた、私の子供たちに感謝したいと思います。 そして夫は、再び、映画が娯楽であるだけでなく、インスピレーションを与え、導き、さらには癒しになると信じさせてくれました。 皆さんに感謝します。アカデミー協会に大変感謝しています。
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第51回アカデミー賞・主演男優賞スピーチ

プレゼンターはジンジャー・ロジャース、ダイアナ・ロス
ダイアナ・ロスはこの会話の間にも、全ての演技者が少しずつスリルを否が応でも高めていくと語り、ジンジャー・ロジャースも観客も渡したが呼ぶ名前を息詰まる思いでしょうと言いノミネート者を紹介
ウォーレン・ベイティ(天国から来たチャンピオン)/ゲイリー・ビューシイ(バディ・ホリー・ストーリー)/
ロバート・デ・ニーロ(ディア・ハンター)/ローレンス・オリビエ(ブラジルから来た少年)/ジョン・ボイト(帰郷)


受賞者はジョン・ボイト(帰郷)
【受賞スピーチ・意訳】
私はつい最近このステージに出られるようになったが、まだ激しく動揺しています。私は、ここにいる俳優、また、今晩の式を見ている者は、一人としてローレンス・オリヴィエの継続的な遺産に対する大きな恩義を認めない者はいないと思う。 そして、今夜ここに彼がいてくれたおかげで、私にとっての授与式は大きな視野が与えられました。そして、温かく、寛大で、威厳のあるものになりました。私はそれに全く値しないと、あなたに言いたい。この部門の今年の演技は、本当に、注目に値します。私はこの部門の他の候補者の大ファンです。そして私は、我々が代表に選ばれるべき並外れた演技をしたと全員が特に認識していると、知っています。私自身の役も、そして我々全てがした、この部門での際立った演技を感謝すべき多くの人々がいます。私は全員に感謝したいのですが、多くの人々を代表する少数の人に感謝することを選択します。

私は、わが友、ブルース・ダーンの励ましと素晴らしい演技、そして友情に感謝します。私は、ジェリー・ヘルマンに感謝したい。『真夜中のカウボーイ』もプロデュースした並外れた男、偉大な製作者であり、粘り強いファイター、私たち全員を健全に保った、素晴らしい感覚を持っています。私は、ハル・アシュビー、素晴らしい、素晴らしい人物に感謝したいと思います。彼は私を独り立ちさせ、私のパフォーマンスを励ましてくれた。そして最後に、ジェーンの人間としての偉大な尊厳に感謝したいと思います。彼女がここに現れなくててよかった、私は感極まってしまうでしょう。そして最後に、私は私を導いてくれたすべての人々、対処のための多くの経験を与えてくれ、彼らが非常に貢献してくれました。車いすの方々、退役軍人、民間人、徒歩旅行者で、私が自分の仕事と呼ぶものに強く表れている人々です。大変感謝しています。

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第51回アカデミー賞・監督賞スピーチ

プレゼンターはアリ・マッグロー、フランシス・フォード・コッポラ
アリマッグローはアメリカでは監督と呼ばれるが、イタリアやフランスでは、実現者と呼ぶが、まさに夢の実現者だと言う。コッポラは確かに、現実化し観客に見せて聞かせて、その一部と化すことだ。小さな町から大きな進化を1970年代の映画産業は遂げたと語りノミネート者を紹介。
ハル・アシュビー(帰郷)/ マイケル・チミノ(ディア・ハンター)/ウォーレン・ベイティ、バック・ヘンリー(天国から来たチャンピオン)/ウッディ・アレン(インテリア)/アラン・パーカー(ミッドナイト・エクスプレス)

受賞者は マイケル・チミノ(ディア・ハンター)
【受賞スピーチ・意訳】
このような瞬間は、誇りが膨らみ、謙虚になるのは難しい。 しかし、私はここにいることが誇りであり、我々の仕事が誇りであり、この伝統の一部であることを誇りです。親愛なる特別な仲間たちを誇りに思います。ジョアン・カレリ、バリー・スパイキングス、クリス・ウォーケン、ジョン・サヴェージ、メリル・ストリープ、故ジョン・カザール。そして、特に私の感謝をロバート・デ ・ニーロの、彼の献身と、彼の魂の偉大な尊厳に。とても感謝しています。

司会ジョニー・カーソンは、去年50回目のアカデミー賞で感動的な言葉があったと言い、去年の司会ボブホープの映像を流す。ボブホープはハリウッド一のビッグスター、ジョン・ウェインの不在が寂しい(胃がんで闘病中だった)来年こそは出席してほしい。誰もジョン・ウェインのブーツを履き歩けないのだからと語る。
再びジョニー・カーソンに戻り、ジョン・ウェインを紹介。(5:01秒まで以下作品賞の発表へ)
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関連レビュー:アカデミー賞受賞作!感想解説
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ベトナム戦争を描くアカデミー賞5冠作品!
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第51回アカデミー賞・作品賞スピーチ

プレゼンターはジョン・ウェイン
盛大なスタンディング・オベーションを受ける。
【ジョン・ウェイン大意】皆さんありがとう。私に必要な薬をもらった。私はアカデミー賞とは同じ1929年に仕事を始めた。互いに嵐も経験したが、まだここにいるし、もう少し頑張る計画だ。今晩の俺の仕事は皆が選んだベスト映画を読み上げることだ。さあハッキリさせようとノミネート者を紹介。
帰郷/ ディア・ハンター/天国から来たチャンピオン/ミッドナイト・エクスプレス/結婚しない女
受賞作は ディア・ハンター

【プロデューサー:監督/マイケル・チミノ】私は皆を狂ったように愛しています。 ありがとう。
【プロデューサー/バリー・スピキングス】映画を製作してくれたすべての人に感謝します。そして、皆さんの親切と寛大さに心から感謝します。
【プロデューサー/マイケル・デリー】私は二人のみ感謝を加えたいと思います。一人は最初に我々を助けてくれた、ボビー・リットマンです。そして、一人は、最終的にプロダクションを設立した時我々を助けてくれた、ハリー・ウフランドです。大変感謝します。

最後にジョン・カーソンはジョン・ウェインの登場に感謝し、舞台裏では友達が大勢待っているだろうと語り、ショーを締めた。
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関連レビュー:アカデミー賞受賞作!ネタバレ・ラスト
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ベトナム戦争をめぐるアメリカ社会のトラウマとは?
アカデミー賞5冠の傑作!!


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第51回アカデミー賞・各賞結果

賞名受賞ノミネート
脚本賞 ナンシー・ダウド、ウォルド・ソルト、ロバート・C・ジョーンズ(帰郷)イングマール・ベルイマン(秋のソナタ)/マイケル・チミノ(ルイス・ガーフィンクル)/デリック・ウォッシュバーン、クイン・K・レデカー (ディア・ハンター)/ウッディ・アレン(インテリア)/ポール・マザースキー(結婚しない女)
脚色賞オリバー・ストーン(ミッドナイト・エクスプレス)ウォルター・ニューマン(愛の断層 :原題Bloodbrothers)/ニール・サイモン(カリフォルニア・スイート)/エレイン・メイ、ウォーレン・ベイティ(天国から来たチャンピオン)/バーナード・スレード(セイム・タイム、ネクスト・イヤー:原題Same Time, Next Year)
長編ドキュメンタリー賞Scared Straight!The Lovers' Wind/Mysterious Castles of Clay/Raoni/With Babies and Banners: Story of the Women's Emergency Brigade
外国語映画賞ハンカチのご用意をFOREIGN LANGUAGE FILM/ガラスの独房/ハンガリアン/Viva Italia! /黒い耳の白い犬
撮影賞天国の日々ディア・ハンター/天国から来たチャンピオン/セイム・タイム、ネクスト・イヤー (原題:Same Time, Next Year)/ウィズ
編集賞ディア・ハンターブラジルから来た少年/帰郷/ミッドナイト・エクスプレス/スーパーマン
編曲賞(ドラマ)バディ・ホリー・ストーリー(原題:The Buddy Holly Story)プリティ・ベビー/ウィズ
作曲賞ミッドナイト・エクスプレスブラジルから来た少年/天国の日々/天国から来たチャンピオン/スーパーマン
衣装デザイン賞ナイル殺人事件キャラバン(原題:Caravans)/天国の日々/スウォーム/ウィズ
美術賞天国から来たチャンピオンブリンクス/カリフォルニア・スイート/インテリア/ウィズ
音響賞ディア・ハンターバディ・ホリー・ストーリー(原題:The Buddy Holly Story)/天国の日々/グレート・スタントマン/スーパーマン
主題歌賞“Last Dance”(イッツ・フライデー)“Hopelessly Devoted To You”(グリース)/“The Last Time I Felt Like This”(セイム・タイム、ネクスト・イヤー:原題Same Time, Next Year)/“Ready To Take A Chance Again”(ファール・プレイ)/“When You're Loved”(ラッシー)
短編実写映画賞Teenage FatherA Different Approach/Mandy's Grandmother/Strange Fruit
短編アニメーション賞Special DeliveryOh My Darling/Rip Van Winkle
短編ドキュメンタリー賞The Flight of the Gossamer CondorThe Divided Trail: A Native American Odyssey/An Encounter with Faces/Goodnight Miss Ann/Squires of San Quentin
アカデミー名誉賞ローレンス・オリヴィエ/ウォルター・ランツ/キング・ヴィダー/ニューヨーク近代美術館
ジーン・ハーショルト友愛賞レオ・ジャフェ




posted by ヒラヒ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アカデミー賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月26日

映画『我等の生涯の最良の年』考察!本作の隠された主張とは?/復員兵ワイラー監督と「赤狩り」とハリウッド

映画『我等の生涯の最良の年』考察 編

原題 The Best Years of Our Lives
製作国 アメリカ
製作年 1946
上映時間 169分
監督 ウィリアム・ワイラー
脚本 ロバート・E・シャーウッド
原作 マッキンレー・カンター


評価:★★★★  4.0点

この映画は1946年度のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞を獲得した。

1945年の第二次世界大戦終結後の、米国復員兵が日常に復帰する苦悩を、緻密な脚本で描き説得力がある。

監督のウィリアム・ワイラーも戦時中は従軍し、戦争の悲惨な現実を目の当たりにし帰国した。
しかし、ようやく平安を得られると期待しただろう彼の思いを裏切るような現実が、戦後のアメリカ社会には待ち構えていた。

そんな彼の帰還兵としての実感が、この作品にリアリティーを与えていると思える。
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<目次>
映画『我等の生涯の最良の年』ネタバレなし簡単あらすじ
映画『我等の生涯の最良の年』考察・ワイラーと赤狩り
映画『我等の生涯の最良の年』考察・全米監督協会を巡る対決

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映画『我等の生涯の最良の年』簡単あらすじ


第二次世界大戦が終わり、空港を行き交う人々で混雑していた。その中に復員兵の、空軍大尉のフレッド(ダナ・アンドリュー)もいた。故郷ブーン市に向かう飛行機はいっぱいで、空軍の貨物機に便乗する事にした。
その飛行機で、同郷の義手を付けた水兵のホーマー・パリッシュ(ハロルド・ラッセル)と陸軍軍曹のアル・スティーブンソン(フレドリック・マーチ)と同乗し仲良くなる。アルは家に帰り、妻と娘と息子に迎えられたが、居心地が悪く家族を夜の町へと連れ出し、深酒をした。そしてホーマーの叔父の経営する店と聞いたバーへ行くと、そこにはフレッドとホーマーがおり再会を祝して更に灰を重ねた。
その挙句、フレッドも足元が危うくなり、アルの家に一晩泊まった。そんな中フレッドはアルの娘ペギー(テレサ・ライト)と仲良くなる。
その後社会復帰を目指すフレッドは、戦争中は英雄だったが就職もままならず、新妻マリー(ヴァージニア・メイヨ)から嫌味を言われる。ホーマーも、周囲は暖かく迎えるものの、義手を気にして婚約者と距離を置くようになる。フレッドは戦前務めていた銀行に復帰し復員兵の融資を担当するが、銀行の方針と折り合えない。
そんな3人が、戦後のアメリカ社会に適応しようと苦闘する姿を描く・・・・
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映画『我等の生涯の最良の年』予告

映画『我等の生涯の最良の年』出演者

アル・スティーブンソン軍曹(フレドリック・マーチ)/ミリー・スティーブンソン(マーナ・ロイ)/ペギー・スティーブンソン(テレサ・ライト)/ロブ・スティーブンソン(マイケル・ホール)/フレッド・デリー大尉(ダナ・アンドリュース)/マリー・デリー(ヴァージニア・メイヨ)/ホーテンス・デリー(グラディス・ジョージ)/ウィルマ・キャメロン(キャシー・オドネル)/ウィルマ母(ドロシー・アダムス)/ウィルマ父(ドン・ベドー)/ホーマー・パリッシュ(ハロルド・ラッセル)/ホーマーの叔父(ブッチ・エングル)/ホーマー母(ミンナ・ゴンベル)/ホーマー父(ウォルター・ボールドウィン)/ローマン・ボーネン(パット・デリー)/ミルトン(レイ・コリンズ)/クリフ(スティーヴ・コクラン)/ルエラ・パリッシュ(マレーネ・エイムズ)/プリュー(チャールズ・ハルトン)/モレット(レイ・ティール)/ソープ(ハウランド・チェンバレン)/ノヴァク(ディーン・ホワイト)/ブラード(アースキン・サンフォード)/ウディ・メリル(ヴィクター・カトラー)
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映画『我等の生涯の最良の年』考察

「赤狩り」とワイラー
個人的には、この『我等の生涯の最良の年』に、終戦直後からアメリカ国内で始まった「赤狩り(レッドパージ)」に対する、ワイラーの思いが反映されているように感じた。

それは、一人ワイラーだけではなく、第二次世界大戦を戦い帰国した、ワイラーを含めたハリウッドの大物映画監督、ジョン・フォード、ジョン・ ヒューストン、フランク・キャプラ、ジョージ・スティーブンスに共通する「想い」であったと思える。
関連レビュー:従軍したハリウッド監督とハリウッド
『我等の生涯の最良の年』
オスカー5冠受賞!ワイラー監督の描く戦後アメリカ
戦場に立った大監督とハリウッド映画への影響

戦後の世界は平和が訪れるという人々の希望もむなしく、ソ連を代表とする共産主義勢力と、アメリカが主導する資本主義陣営に2分された「冷戦時代」を迎えることとなる。

その対立を基にアメリカ国内では連邦議会の下院に共産主義者を排斥する目的で、非米活動委員会(HUAC)が作られた。
その公聴会でハリウッドで共産主義的な傾向を持つとされる映画産業界の人々が呼び出され、共産主義者ではないと宣誓することが求められたのである。
関連レビュー:赤狩り時代とハリウッド
『真昼の決闘』
オスカー受賞!ゲーリー・クーパー&グレース・ケリー共演
西部劇の古典!フレッド・ジンネマン監督の迫真のドラマ
その時、宣誓を拒否した10人のハリウッド映画人を「ハリウッド・テン」と呼び、彼らは議会侮辱罪に問われることになった。

その判決に異を唱えた、ハリウッド映画人は「憲法修正第一条委員会」を結成し、言論の自由を主張した。
結局「憲法修正第一条委員会」は、その参加者スターリング・ヘイデンが共産党員だったという事実が判明し解散することとなる。

しかし、その発足には、ウィリアム・ワイラーやジョン・ ヒューストンが積極的に関わっていた。
ここで注目したいのは、戦地に赴いた愛国者であるワイラーや、ジョン・ヒューストンが、なぜ強く、戦後の反共運動に反対したのかという点である。

その理由が、この『我等の生涯の最良の年』のワンシーンで語られていると思える。
<『我等の生涯の最良の年』シーン:戦争は意味がなかった?>
【意訳】男:君のような自らを犠牲にした男性を見ると恐ろしくなる。一体何のために?/ホーマー(義手の男):何のため?言ってることが分からない。/男:我々は騙されて、戦争をさせられたんだ。/ホーマー:そうさ、日本とナチのせいでね。それでー/男:いいや、ドイツと日本は我々の敵ではんかった。奴らは、イギリスと共産主義者と戦っただけだ。もし俺たちが、ワシントンの過激な連中に騙されてなければ、勝ってたかもな。/ホーマー:何を言ってるんだ。/男:俺たちは間違った敵と戦った。それだけさ。事実を見るんだな、友よ。/ホーマー:自分自身を見てみろ。何のためにその腕を失ったか。そして行動を起こすんだ。/フレッド(店員):金を払って帰ってくれ。支払いは向こうだ。/男:ここでもまた問題だ。この国のソーダ作りは、みんな特別だと思ってるのか?/ホーマー:おい、あんたは何を売り込みたいんだ!/男:何も売っちゃいないさ、ただ古いアメリカ精神の持ち主でね。/ホーマー:そのアメリカ主義はクソッタレの仲間か?俺たちは、ナチや日本の味方をすれば良かったのか?/男:もう一度言う。真実を見つめろとね。/ホーマー:俺も少しは真実を見て来た。船が沈み400人の仲間が沈むのを見た。彼らもクソッタレか?/男:それはつらい事実だな。だが、もうすぐ我々は賢くなって/ホーマー:俺に手があれば。/フレッド:手を放せ!(以後省略)

このシーンで男が語っているのは、ドイツと日本の敵は共産主義であり、それであればアメリカは戦う必要はなかったという総括である。
そして、そう主張する男が、自らを古いアメリカ主義者だと語る時、ここに「共産主義者=非米活動者」こそ真のてきなのだという、アメリカ的愛国主義を見る。

このシーンで戦争は不要だったと言う男の姿は、戦後アメリカ社会を象徴するものであり、それに異を唱えるホーマーとフレッドこそ、ワイラーを代表とする帰還兵たちの偽りのない声だっただろう。

この米国を支配した、超愛国心を元にした新たな「戦争=冷戦」の出現は、実際に戦争に参加し傷ついたワイラーにして見れば、いい加減にしろと言いたかったろう。

自分たちが、なんのために戦ったのかと、強い無力感を感じたに違いない。
それは一人ワイラーだけの感情ではなく、戦争に赴いた兵士たちに共通する思いだったのではないか。

それは100歩譲って、ワイラーや監督アナトール・リトヴァク監督はユダヤ人だったため、迫害される同胞に対する思いから、ナチスに対する戦争を戦ったかもしれない。
関連レビュー:ホロコーストとユダヤ人
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しかし、それ以外の戦地に赴いた監督、ジョン・フォード、ジョン・ ヒューストン、フランク・キャプラ、ジョージ・スティーブンスは、心情的には右翼的愛国心から戦地に身を投じたことは、その作品や発言からも間違いないだろう。

そんな米国愛に満ちた、ジョン・フォード他の監督達にしても「赤狩り」に対して反対の声を上げているのだ。

その一方赤狩りに積極的に関与したのは、ハリウッド映画界では、ウォルト・ディズニーや、俳優ジョン・ウェイン、後の大統領ロナルド・レーガン、そし大物監督セシル・B・デミルだった。

そんな「赤狩り」を叫ぶ彼らには、実は共通点があるのだ。
彼らは、第二次世界大戦の戦場に立っていないのである。

うがった見方をすれば、戦争で血を流さなかったという負い目が、「赤狩り」という愛国行動を取らせたのではないかと疑わせる。

この両者、戦争に行った者と行かなかった者の対立をよく示すのが、ジョン・フォードとセシル・B・デミルという、当時のハリウッドの2大監督が対峙した、全米監督協会を巡る対決だった。
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映画『我等の生涯の最良の年』考察

全米監督協会の対決
反共産主義を叫ぶセシル・B・デミル監督は、全米監督協会を舞台に勝負に出た。

「共産主義シンパ」を映画産業から締め出そうとする動議を出し、それに反対する当時の監督協会会長ロバート・L・マンキーウィッツ不在中に、緊急総会を招集したのだ。

その映画監督達の緊迫した会議は結論に至らず、長時間に及んだ。

膠着した会議に、決着をつけたのがジョン・フォードで、それまで沈黙を保っていた彼は、立ち上がるとデミルに対してこう言い放った。

「C・B(デミルのこと)、私はあなたが嫌いだ。C・B、私はあなたの拠って立つものも嫌いだ。私はあなたの今夜ここでの言動も嫌いだ。」
この言葉で、デミルは敗北に追いやられた。

このジョン・フォードの言葉こそ、実際に戦地におもむいた者が「赤狩り」という陰湿な騒ぎに対して持った、正直な心情の吐露だったと思えてならない・・・・
関連レビュー:ジョン・フォードとセシル・B・デミルの戦い!
『イヴの総て』
アカデミー賞、最優秀作品賞を含む6部門で受賞!!
赤狩りと、マンキーウィッツ監督と、ジョン・フォード

この会議のときデミルは、嘲るようなユダヤ訛りで「ヴィリー・ヴァイラー氏は、共産主義に好意的だ」と、ワイラーをも名指しで攻撃している。

これに対してワイラーは「私の国への忠誠心に人々が疑問を抱くのはうんざりだ」と言い「次に誰かがそれを言うのを聞いたら、私は彼を地獄に蹴落とす。私は彼が老人だろうが、どれだけ権力を持とうが気にしない。」と痛烈な反撃をした。

彼にしてみれば、命がけで国に尽くした結果がこれかと失望したに違いない・・・・・

この騒動の後も「赤狩り」は益々その炎を広げていったが、その間ワイラーは『ローマの休日』の撮影でイタリアにいた。
関連レビュー:ワイラーの傑作
『ローマの休日』
オードリー・ヘップバーンのデビュー作
プリンセスの一夜の恋を描く古典的名作

スタジオはワイラーが「赤狩り」に否定的であることを知っており、当時「ハリウッドで最も金を稼ぐ監督」と言われていたキャリアを、そのため失うことを恐れていた。

そのため、スタジオ側では、彼が国外の撮影でアメリカを離れている事に安堵したと伝えられている。

そんな状況下でもワイラーは、共産主義シンパでハリウッドを追放された、ダニエル・トランボを『ローマの休日』の脚本家に採用したように、一貫して政府の「赤狩り」に抵抗を見せていた。

繰り返しになるが、戦争の後、再び始まった醜い争いに我慢できなかったのだろう。

この映画『我らが生涯最良の年』というタイトルには、戦争が終わり平和になる「最良の年」であるはずなのにという詠嘆が込められているように響く・・・・・

その新たな「戦争=冷戦」は1945年2月から1989年12月まで、44年間続くこととなった。
関連レビュー:冷戦時代の核戦争の恐怖
『博士の異常な愛情、又は私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
天才キューブリック監督の水爆級ギャグ

関連レビュー:東西冷戦下の米ソ関係
『ブリッジ・オブ・スパイ』
トム・ハンクス主演, スティーブン・スピルバーグ監督作品
東西冷戦下でスパイ交渉を担った人物の物語





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2023年03月18日

2023年度発表!!アカデミー賞・歴代年表(過去オスカー作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞全記録)

米国アカデミー賞・歴代一覧


oscar-logo.jpg
受賞コメント動画など、授賞式の様子と、各賞・ノミネート作品の詳細を紹介をしている場合リンクがあります。

ピンクの背景色の欄は、当ブログで紹介をしている作品で、レビュー記事にリンクが有ります。

1929年開催 第1回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞つばさ
監督賞<ドラマ部門>フランク・ボーゼージ(第七天国)<コメディ部門>ルイス・マイルストン(美人国二人行脚)
主演男優賞エミール・ヤニングス(肉体の道)
主演女優賞ジャネット・ゲイナー (第七天国)

1930年開催  第2回アカデミー賞


作品賞ブロードウェイ・メロディー
監督賞<ドラマ部門>フランク・ロイド(情炎の美姫)
主演男優賞ワーナー・バクスター(懐かしのアリゾナ)
主演女優賞メアリー・ピックフォード(コケット)

1931年開催  第3回アカデミー賞


作品賞西部戦線異状なし
監督賞ルイス・マイルストン(西部戦線異状なし)
主演男優賞ジョージ・アーリス(Disraeli)
主演女優賞ノーマ・シアラー(結婚双紙)

1932年開催  第4回アカデミー賞


作品賞シマロン
監督賞ノーマン・タウログ(スキピイ)
主演男優賞ライオネル・バリモア(自由の塊)
主演女優賞マリー・ドレスラー(惨劇の波止場)

1933年開催  第5回アカデミー賞


作品賞グランド・ホテル
監督賞フランク・ボーゼイジ(バッド・ガール)
主演男優賞ウォーレス・ビアリー(チャンプ)
フレデリック・マーチ(ジーキル博士とハイド氏)
主演女優賞ヘレン・ヘイズ(マデロンの悲劇)

1934年開催  第6回アカデミー賞


作品賞カヴァルケード
監督賞フランク・ロイド(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
主演男優賞チャールズ・ロートン(ヘンリー八世の私生活)
主演女優賞キャサリン・ヘップバーン(勝利の朝)

1935年開催 第7回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞或る夜の出来事
監督賞フランク・キャプラ(或る夜の出来事)
主演男優賞クラーク・ゲーブル(或る夜の出来事)
主演女優賞クローデット・コルベール(或る夜の出来事)

1936年開催  第8回アカデミー賞


作品賞戦艦バウンティ号の叛乱
監督賞ジョン・フォード(男の敵)
主演男優賞ビクター・マクラグレン(男の敵)
主演女優賞ベティ・デイビス(青春の抗議)

1937年開催  第9回アカデミー賞


作品賞巨星ジーグフェルド
監督賞フランク・キャプラ(オペラ・ハット)
主演男優賞ポール・ムニ(科学者の道)
主演女優賞ルイーゼ・ライナー(巨星ジーグフェルド)

1938年開催  第10回アカデミー賞


作品賞ゾラの生涯
監督賞レオ・マッケリー(新婚道中記)
主演男優賞スペンサー・トレイシー(我は海の子)
主演女優賞ルイーゼ・ライナー(大地)

1939年開催  第11回アカデミー賞


作品賞我が家の楽園
監督賞フランク・キャプラ(我が家の楽園)
主演男優賞スペンサー・トレイシー(少年の町)
主演女優賞ベティ・デイビス(黒蘭の女)

1940年開催  第12回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞風と共に去りぬ
監督賞ヴィクター・フレミング(風と共に去りぬ)
主演男優賞ロバート・ドーナット(チップス先生さようなら)
女優賞ビビアン・リー(風と共に去りぬ)

1941年開催 第13回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞レベッカ
監督賞ジョン・フォード(怒りの葡萄)
主演男優賞ゲーリー・クーパー(ヨーク軍曹)
主演女優賞ジョーン・フォンティーン(断崖)

1942年開催  第14回アカデミー賞


作品賞わが谷は緑なりき
監督賞 ジョン・フォード(わが谷は緑なりき)
主演男優賞ジェームズ・スチュワート(フィラデルフィア物語)
主演女優賞ジンジャー・ロジャース(恋愛手帖)

1943年開催  第15回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ミニヴァー夫人
監督賞ウィリアム・ワイラー(ミニヴァー夫人)
主演男優賞ジェームズ・キャグニー(ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ)
女優賞グリア・ガースン(ミニヴァー夫人)

1944年開催  第16回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞カサブランカ
監督賞マイケル・カーティス(カサブランカ)
主演男優賞ポール・ルーカス(ラインの監視)
主演女優賞ジェニファー・ジョーンズ(聖処女)

1945年開催  第17回アカデミー賞


作品賞我が道を往く
監督賞レオ・マッケリー(我が道を往く)
主演男優賞ビング・クロスビー(我が道を往く)
主演女優賞イングリッド・バーグマン(ガス燈)

1946年開催  第18回アカデミー賞


作品賞失われた週末
監督賞ビリー・ワイルダー(失われた週末)
主演男優賞 レイ・ミランド(失われた週末)

1947年開催  第19回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞我等の生涯の最良の年
監督賞フレドリック・マーチ(我等の生涯の最良の年)
主演女優賞オリビア・デ・ハヴィランド(遙かなる我が子)

1948年開催  第20回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞紳士協定
監督賞エリア・カザン(紳士協定)
主演男優賞ロナルド・コールマン(二重生活)
主演女優賞ロレッタ・ヤング(ミネソタの娘)

1949年開催  第21回アカデミー賞


作品賞ハムレット
監督賞ジョン・ヒューストン(黄金)
主演男優賞ローレンス・オリビエ(ハムレット)
主演女優賞ジェーン・ワイマン(ジョニー・ベリンダ)

1950年開催  第22回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞オール・ザ・キングスメン
監督賞ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(三人の妻への手紙)
主演男優賞オール・ザ・キングスメン
主演女優賞オリヴィア・デ・ハヴィランド(女相続人)

1951年開催  第23回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞イヴの総て
監督賞ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(イヴの総て)
主演男優賞ホセ・フェラー(シラノ・ド・ベルジュラック)
主演女優賞ジュディ・ホリデイ(ボーン・イエスタデイ)

1952年開催 第24回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞巴里のアメリカ人
監督賞ジョージ・スティーヴンス(陽のあたる場所)
主演男優賞ハンフリー・ボガート(アフリカの女王)
主演女優賞ヴィヴィアン・リー(欲望という名の電車)

1953年開催  第25回アカデミー賞


作品賞地上最大のショウ
監督賞ジョン・フォード(静かなる男)
主演男優賞ゲイリー・クーパー(真昼の決闘)
主演女優賞シャーリー・ブース(愛しのシバよ帰れ)

1954年開催 第26回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞地上より永遠に
監督賞フレッド・ジンネマン(地上より永遠に)
主演男優賞ウィリアム・ホールデン(第十七捕虜収容所)
主演女優賞オードリー・ヘプバーン(ローマの休日)

1955年開催  第27回アカデミー賞


作品賞波止場
監督賞エリア・カザン(波止場)
主演男優賞マーロン・ブランド(波止場)
主演女優賞グレース・ケリー(喝采)

1956年開催  第28回アカデミー賞


作品賞マーティ
監督賞デルバート・マン(マーティ)
主演男優賞アーネスト・ボーグナイン(マーティ)
主演女優賞アンナ・マニャーニ(バラの刺青)

1957年開催  第29回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞八十日間世界一周
監督賞ジョージ・スティーヴンス(ジャイアンツ)
主演男優賞ユル・ブリンナー(王様と私)
主演女優賞イングリッド・バーグマン(追想)

1958年開催  第30回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞戦場にかける橋
監督賞デヴィッド・リーン(戦場にかける橋)
主演男優賞アレック・ギネス(戦場にかける橋)
主演女優賞ジョアン・ウッドワード(イブの三つの顔)

1959年開催  第31回アカデミー賞


作品賞恋の手ほどき
監督賞ヴィンセント・ミネリ(恋の手ほどき)
主演男優賞デヴィッド・ニーヴン(旅路)
主演女優賞スーザン・ヘイワード(私は死にたくない)

1960年開催  第32回アカデミー賞


作品賞ベン・ハー
監督賞ウィリアム・ワイラー(ベン・ハー)
主演男優賞チャールトン・ヘストン(ベン・ハー)
主演女優賞シモーヌ・シニョレ(年上の女)

1961年開催  第33回アカデミー賞


作品賞アパートの鍵貸します
監督賞ビリー・ワイルダー(アパートの鍵貸します)
主演男優賞バート・ランカスター(エルマー・ガントリー/魅せられた男)
主演女優賞エリザベス・テイラー(バタフィールド8)

1962年開催  第34回アカデミー賞


作品賞ウエスト・サイド物語
監督賞ロバート・ワイズ:ジェローム・ロビンス(ウエスト・サイド物語)
主演男優賞マクシミリアン・シェル(ニュールンベルグ裁判)
主演女優賞ソフィア・ローレン(ふたりの女)

1963年開催  第35回アカデミー賞


作品賞アラビアのロレンス
監督賞デヴィッド・リーン(アラビアのロレンス)
主演男優賞グレゴリー・ペック(アラバマ物語)
主演女優賞アン・バンクロフト(奇跡の人)

1964年開催  第36回アカデミー賞


作品賞トム・ジョーンズの華麗な冒険
監督賞アルバート・フィニー(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
主演男優賞シドニー・ポワチエ(野のユリ)
主演女優賞パトリシア・ニール(ハッド)

1965年開催  第37回アカデミー賞


作品賞マイ・フェア・レディ
監督賞ジョージ・キューカー(マイ・フェア・レディ)
主演男優賞レックス・ハリソン(マイ・フェア・レディ)
主演女優賞ジュリー・アンドリュース(メリー・ポピンズ)

1966年開催  第38回アカデミー賞


作品賞サウンド・オブ・ミュージック
監督賞ロバート・ワイズ(サウンド・オブ・ミュージック)
主演男優賞リー・マーヴィン(キャット・バルー)
主演女優賞ジュリー・クリスティ(ダーリング)

1967年開催  第39回アカデミー賞


作品賞わが命つきるとも
監督賞フレッド・ジンネマン(わが命つきるとも)
主演男優賞ポール・スコフィールド(わが命つきるとも)
主演女優賞エリザベス・テイラー(バージニア・ウルフなんかこわくない)

1968年開催  第40回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞戦場にかける橋
監督賞デヴィッド・リーン(戦場にかける橋)
主演男優賞アレック・ギネス(戦場にかける橋)
主演女優賞ジョアン・ウッドワード(イブの三つの顔)

1969年開催  第41回アカデミー賞


作品賞オリバー!
監督賞キャロル・リード(オリバー!)
主演男優賞クリフ・ロバートソン(まごころを君に)
主演女優賞キャサリン・ヘプバーン(冬のライオン):バーブラ・ストライサンド(ファニー・ガール)

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1970年開催  第42回アカデミー賞


作品賞真夜中のカーボーイ
監督賞ジョン・シュレシンジャー(真夜中のカーボーイ)
主演男優賞ジョン・ウェイン(勇気ある追跡)
主演女優賞マギー・スミス(ミス・ブロディの青春)

1971年開催  第43回アカデミー賞


作品賞パットン大戦車軍団
監督賞フランクリン・J・シャフナー(パットン大戦車軍団)
主演男優賞ジョージ・C・スコット(パットン大戦車軍団)
主演女優賞グレンダ・ジャクソン(恋する女たち)

1972年開催  第44回アカデミー賞


作品賞フレンチ・コネクション
監督賞ウイリアム・フリードキン(フレンチ・コネクション)
主演男優賞ジーン・ハックマン(フレンチ・コネクション)
主演女優賞ジェーン・フォンダ(コールガール)

1973年開催  第45回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ゴッドファーザー
監督賞ボブ・フォッシー(キャバレー)
主演男優賞マーロン・ブランド(ゴッドファーザー)
主演女優賞ライザ・ミネリ(キャバレー)

1974年開催  第46回アカデミー賞


作品賞スティング
監督賞ジョージ・ロイ・ヒル(スティング)
主演男優賞ジャック・レモン(Save The Tiger)
主演女優賞グレンダ・ジャクソン(ウィークエンド・ラブ)

1975年開催  第47回アカデミー賞


作品賞ゴッドファーザーPARTU
監督賞フランシス・フォード・コッポラ(ゴッドファーザーPART2)
主演男優賞アート・カーニー(ハリーとトント)
主演女優賞エレン・バースタイン(アリスの恋)

1976年開催  第48回アカデミー賞


作品賞カッコーの巣の上で
監督賞ミロシュ・フォアマン(カッコーの巣の上で)
主演男優賞ジャック・ニコルスン(カッコーの巣の上で)
主演女優賞ルイーズ・フレッチャー(カッコーの巣の上で)

1977年開催  第49回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ロッキー
監督賞ジョン・G・アヴィルドセン(ロッキー)
主演男優賞ピーター・フィンチ(ネットワーク)
主演女優賞フェイ・ダナウェイ(ネットワーク)

1978年開催  第50回アカデミー賞


作品賞アニー・ホール
監督賞ウディ・アレン(アニー・ホール)
主演男優賞リチャード・ドライファス(グッバイガール)
主演女優賞ダイアン・キートン(アニー・ホール)

1979年開催  第51回アカデミー賞


作品賞ディア・ハンター
監督賞マイクル・チミノ(ディア・ハンター)
主演男優賞ジョン・ボイト(帰郷)
主演女優賞ジェーン・フォンダ(帰郷)

1980年開催  第52回アカデミー賞


作品賞クレイマー・クレイマー
監督賞ロバート・ベントン(クレイマー・クレイマー)
主演男優賞ダスティン・ホフマン(クレイマー・クレイマー)
主演女優賞サリー・フィールド(ノーマ・レイ)

1981年開催  第53回アカデミー賞


作品賞普通の人々
監督賞ロバート・レッド・フォード(普通の人々)
主演男優賞ロバート・デ・ニーロ(レイジング・ブル)
主演女優賞シシー・スペイセク(歌え!ロレッタ愛のために)

1982年開催  第54回アカデミー賞


作品賞炎のランナー
監督賞ウォーレン・ビーティー(レッズ)
主演男優賞ヘンリー・フォンダ(黄昏)
主演女優賞キャサリン・ヘップバーン(黄昏)

1983年開催  第55回アカデミー賞


作品賞ガンジー
監督賞リチャード・アッテンボロー(ガンジー)
主演男優賞ベン・キングスレー(ガンジー)
主演女優賞メリル・ストリープ(ソフィーの選択)

1984年開催  第56回アカデミー賞


作品賞愛と追憶の日々
監督賞ジェームズ・L・ブルックス(愛と追憶の日々)
主演男優賞ロバート・デュバル(テンダー・マーシー)
主演女優賞シャーリー・マクレーン(愛と追憶の日々)

1985年開催  第57回アカデミー賞


作品賞アマデウス
監督賞ミロス・フォアマン(アマデウス)
主演男優賞フランク・マーレイ・エイブラハム(アマデウス)
主演女優賞サリー・フィールド(プレイス・イン・ザ・ハート)

1986年開催  第58回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞愛と哀しみの果て
監督賞シドニー・ポラック(愛と哀しみの果て)
主演男優賞ウィリアム・ハート(蜘蛛女のキス)
主演女優賞ジェラルディンン・ペイジ(バウンティフルへの旅)

1987年開催  第59回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞プラトーン
監督賞オリバー・ストーン(プラトーン)
主演男優賞ポール・ニューマン(ハスラー2)
主演女優賞マーリー・マトリン(愛は静けさの中に)

1988年開催  第60回アカデミー賞


作品賞ラスト・エンペラー
監督賞ベルナルド・ベルトルッチ(ラストエンペラー)
主演男優賞マイケル・ダグラス(ウォール街)
主演女優賞シェール(月の輝く夜に)

1989年開催  第61回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細

作品賞レインマン
監督賞バリー・レビンソン(レインマン)
主演男優賞ダスティン・ホフマン(レインマン)
主演女優賞ジョディ・フォスター(告発の行方)

1990年開催  第62回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細

作品賞ドライビングMissデイジー
監督賞オリバー・ストーン(7月4日に生まれて)
主演男優賞ダニエル・デイ・ルイス(マイ・レフトフット)
主演女優賞ジェシカ・ダンディ(ドライビングMissデイジー)

1991年開催  第63回アカデミー賞


作品賞ダンス・ウィズ・ウルブズ
監督賞ケビン・コスナー(ダンス・ウィズ・ウルブズ)
主演男優賞ジェレミー・アイアンズ(運命の逆転)
主演女優賞キャシー・ベイツ(ミザリー)

1992年開催  第64回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞羊たちの沈黙
監督賞ジョナサン・デミ(羊たちの沈黙)
主演男優賞アンソニー・ホプキンス(羊たちの沈黙)
主演女優賞ジョディ・フォスター(羊たちの沈黙)

1993年開催  第65回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞許されざる者
監督賞クリント・イーストウッド(許されざる者)
主演男優賞アル・パチーノ(セント・オブ・ウーマン/夢の香り)
主演女優賞エマ・トンプソン(ハワーズ・エンド)

1994年開催  第66回アカデミー賞


作品賞シンドラーのリスト
監督賞スティーブン・スピルバーグ(シンドラーのリスト)
主演男優賞トム・ハンクス(フィラデルフィア)
主演女優賞ホリー・ハンター(ピアノ・レッスン)

1995年開催  第67回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞フォレスト・ガンプ/一期一会
監督賞ロバート・ゼメキス(フォレスト・ガンプ/一期一会)
主演男優賞トム・ハンクス(フォレスト・ガンプ/一期一会)
主演女優賞ジェシカ・ラング(ブルー・スカイ)

1996年開催  第68回アカデミー賞


作品賞ブレイブハート
監督賞メル・ギブソン(ブレイブハート)
主演男優賞ニコラス・ケイジ(リービング・ラスベガス)
主演女優賞スーザン・サランドン(デッドマン・ウォーキング)

1997年開催  第69回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞イングリッシュ・ペイシェント
監督賞アンソニー・ミンゲラ(イングリッシュ・ペイシェント)
主演男優賞ジェフリー・ラッシュ(シャイン)
主演女優賞フランシス・マクドーマン(ファーゴ)

1998年開催  第70回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞タイタニック
監督賞ジェームズ・キャメロン(タイタニック)
主演男優賞ジャック・ニコルソン(恋愛小説家)
主演女優賞ヘレン・ハント(恋愛小説家)

1999年開催  第71回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞恋におちたシェイクスピア
監督賞スティーブン・スピルバーグ(プライベート・ライアン)
主演男優賞ロベルト・ベニーニ(ライフ・イズ・ビューティフル)
主演女優賞グウィネス・パルトロウ(恋におちたシェイクスピア)

2000年開催  第72回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞アメリカン・ビューティー
監督賞サム・メンデス(アメリカン・ビューティー)
主演男優賞ケヴィン・スペイシー(アメリカン・ビューティー)
主演女優賞ヒラリー・スワンクス(ボーイズ・ドント・クライ)

2001年開催  第73回アカデミー賞


作品賞グラディエーター
監督賞スティーブン・ソダーバーグ(トラフィック)
主演男優賞ラッセル・クロウ(グラディエーター)
主演女優賞ジュリア・ロバーツ(エリン・ブロコビッチ)

2002年開催  第74回アカデミー賞


作品賞ビューティフル・マインド
監督賞ロン・ハワード(ビューティフル・マインド)
主演男優賞デンゼル・ワシントン(トレーニング デイ)
主演女優賞ハル・ベリー(チョコレート)

2003年開催  第75回アカデミー賞


作品賞シカゴ
監督賞ロマン・ポランスキー(戦場のピアニスト)
主演男優賞エイドリアン・ブロディ(戦場のピアニスト)
主演女優賞ニコール・キッドマン(めぐりあう時間たち)

2004年開催  第76回アカデミー賞


作品賞ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
監督賞ピーター・ジャクソン(ロード・オブ・ザ・リング)
主演男優賞ショーン・ペン(ミスティック・リバー)
主演女優賞シャーリズ・セロン(モンスター)

2005年開催 第77回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ミリオン・ダラー・ベイビー
監督賞クリント・イーストウッド(ミリオン・ダラー・ベイビー)
主演女優賞ジェイミー・フォックス(Rey/レイ)
主演女優賞ヒラリースワンクス(ミリオン・ダラー・ベイビー)

2006年開催 第78回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞クラッシュ
監督賞アン・リー(ブロークバック・マウンテン)
主演女優賞リース・ウィザースプーン(ウォーク・ザ・ライン)

2007年開催  第79回アカデミー賞


作品賞ディパーテッド
監督賞マーティン・スコセシ(ディパーテッド)
主演男優賞フォレスト・ウィテカー(the last king of scotland)
主演女優賞ヘレン・ミレン(クィーン)

2008年開催 第80回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ノーカントリー
監督賞ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)
主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
主演女優賞マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜)

2009年開催 第81回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞スラムドッグ$ミリオネア
監督賞ダニー・ボイル(スラムドッグ$ミリオネア)
主演男優賞ショーン・ペン(ミルク)
主演女優賞ケイト・ウィンスレット(愛を読むひと)

2010年開催  第82回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ハート・ロッカー
監督賞キャスリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
主演男優賞ジェフ・ブリッジス(クレイジー・ハート)
主演女優賞サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)

2011年開催 第83回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞英国王のスピーチ
監督賞トム・フーパー(英国王のスピーチ)
主演男優賞コリン・ファース(英国王のスピーチ)
主演女優賞ナタリー・ポートマン(ブラック・スワン)

2012年開催  第84回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞アーティスト
監督賞ミシェル・アザナヴィシウス(アーティスト)
主演男優賞ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
主演女優賞メリル・ストリープ(マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)

2013年開催  第85回アカデミー賞


作品賞アルゴ
監督賞アン・リー(ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日)
主演男優賞ダニエル・デイ・ルイス(リンカーン)
主演女優賞ジェニファー・ローレンス(世界にひとつのプレイブック)

2014年開催  第86回アカデミー賞


作品賞それでも夜は明ける
監督賞アルフォンソ・キュアロン(ゼロ・グラビティ)
主演男優賞マシュー・マコノヒー(ダラス・バイヤーズクラブ)
主演女優賞ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)

2015年開催  第87回アカデミー賞


作品賞バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡)
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡))
主演男優賞エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
主演女優賞ジュリアン・ムーア(アリスのままで)

2016年開催 第88回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞スポットライト 世紀のスクープ
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(レヴェナント 蘇えりし者)
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント 蘇えりし者)
主演女優賞ブリー・ラーソン(ルーム)

2017年開催  第89回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ムーンライト
監督賞デミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)
主演男優賞ケイシー・アフレック(マンチェスター・バイ・ザ・シー)
主演女優賞エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)

2018年開催  第90回アカデミー賞


作品賞‎シェイプ・オブ・ウォーター
監督賞ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)
主演男優賞ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男)
主演女優賞フランシス・マクドーマンド(スリー・ビルボード)

2019年開催  第91回アカデミー賞


作品賞グリーンブック
監督賞アルフォンソ・キュアロン(ROMA/ローマ)
主演男優賞ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
主演女優賞オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)

2020年開催 第92回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞パラサイト 半地下の家族
監督賞ポン・ジュノ(パラサイト 半地下の家族)
主演男優賞ホアキン・フェニックス(ジョーカー)
主演女優賞レニー・ゼルウィガー(ジュディ 虹の彼方に)

2021年開催  第93回アカデミー賞


作品賞ノマドランド
監督賞クロエ・ジャオ(ノマドランド)
主演男優賞 アンソニー・ホプキンス(ファーザー)
主演女優賞 フランシス・マクドーマンド(ノマドランド)

2022年開催  第94回アカデミー賞


作品賞コーダあいのうた
監督賞ジェーン・カンピオン(パワーオブ・ザ・ドッグ)
主演男優賞 ウィル・スミス(ドリーム・プラン)
主演女優賞 ジェシカ・チャスティン(ダミー・フェィの瞳)

2023年開催  第9回アカデミー賞


作品賞 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
監督賞ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート( エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
主演男優賞 ブレンダン・フレイザー(ザ・ホエールドリーム・プラン)
主演女優賞 ミシェル・ヨー(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)




posted by ヒラヒ at 17:00| Comment(4) | アカデミー賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする