2022年12月18日

英国映画協会(BFI)発表!2022年版『史上最高の映画ベスト100』全リスト/全世界の映画評論家が投票・日本映画が8本ランクイン!!

2022年度版・BFI発表!映画評論家が選ぶ『史上最高の映画べスト100』がコレだ!!!

BFI(British Film Institute=英国映画協会)というイギリス政府公認で、1933年に設立された伝統あるイギリス国内の映画促進(教育上の役割を含む)を目的として設立され機関があります。

そんな「BFI=英国映画協会」が、映画普及の一環として映画評論家が選んだ『史上最高の映画べスト100』と題するランキングを1952 年から開始して、以降10年毎にそのアンケート調査を、BFIが発行する『Sight & Sound』紙上で発表してきました。

今回紹介するのは、その2022年度版のベスト100です。
2012年度では日本映画が6本選出されていましたが、なんと、今回の2022年度版はそれを上回る8本がリストアップされています!!!

それでは最初に、リスト冒頭の言葉をご紹介。
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1952 年、『サイト アンド サウンド』のチームは、批評家に史上最高の映画を尋ねるという画期的なアイデアを思いつきました。伝統は 10 年毎になり、数十年が経過するにつれて規模と権威が増してきました。『サイト アンド サウンド』世論調査は現在、映画に対する批評的意見の主要な先導者であり、今年の版 (8 回目) は史上最大で、1,639 人の批評家が参加し、プログラマー、キュレーター、収集家、研究者がそれぞれ上位 10 票を提出しました。
ランクが上がったのは何でしょう?何が落ちたでしょう?2012 年の勝者である 『めまい』 はその栄冠を保持しているでしょうか? 以下をご覧ください。
原文=”https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time


BFIは、このランキングと同時に、映画監督にもアンケートを実施しており『映画監督が選ぶ映画ベスト100』として発表しています。
映画監督のベスト100と批評家のベスト100を見比べてはいかがでしょうか?
関連レビュー:英国映画協会(BFI)選出のベスト映画企画
『映画監督が選ぶ映画ベスト100』
映画監督が選ぶ「映画の中の映画」は!?
日本映画が高評価
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2022年度版・BFI発表!映画評論家が選ぶ『史上最高の映画べスト100』



という事で、いよいよベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。

◎当リストのBGMに、31位の『8 1/2』のテーマ曲はいかが?

95:ゲット・アウト(2017 日米合作,監督ジョーダン・ピール)
95:キートン将軍(1926 米,監督バスター・キートン, クライド・ブラックマン)
95:黒人女(1965 ,監督センベーヌ・ウスマン)
95:トロピカル・マラディ(2004 ,監督 アピチャートポン・ウィーラセータクン)
95:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968,監督 セルジオ・レオーネ)
95:抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956,監督 ロベール・ブレッソン
90:たそがれの女心(1953,監督 マックス・オルフュス)
90:山猫(1963 Italy, France,監督 ルキーノ・ヴィスコンティ―)
90:雨月物語(1953,監督 溝口健二)
90:ヤンヤン 夏の想い出(1999,監督 エドワード・ヤン)
90:パラサイト半地下の家族(2019,監督 ポン・ジュノ)
88:恋する惑星(1994,監督 ウォン・カーウァイ)
88:シャイニング(1980,監督 スタンリー・キューブリック)
84:ゴダールの映画史(1988,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
84:気狂いピエロ(1965,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
84:ミツバチのささやき(1973,監督 ビクトル・エリセ)
84:ブルーベルベット(1986,監督 デイヴィッド・リンチ)
78:セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974,監督 デビッド・リンチ Jacques Rivette)
78:天国への階段(1946,監督 エメリック・プレスバーガー、 マイケル・パウエル)
78:モダン・タイムス(1936,監督 チャールズ・チャップリン)
78:牯嶺街少年殺人事件(1991,監督 エドワード・ヤン)
78:サタンタンゴ(1994,監督 タル・ベーラ)
78:サンセット大通り(1950,監督 ビリー・ワイルダー)
75:山椒大夫(1954,監督 溝口健二)
75:悲しみは空の彼方に(1959,監督 ダグラス・サーク)
75:千と千尋の神隠し(2001,監督 宮崎駿)
72:となりのトトロ(1988,監督 宮崎駿)
72:イタリア旅行(1954 ,監督 ロベルト・ロッセリーニ)
72:情事(1960 ,監督 ミケランジェロ・アントニオーニ)
67:メトロポリス(1927 ,監督 フリッツ・ラング)
67:落穂拾い・二年後(20001927 ,監督 アニエス・ヴァルダ)
67:赤い靴(1948 ,監督 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
67:ラ・ジュテ(1962 France ,監督 クリス・マルケル)
67:アンドレイ・ルブリョフ(1966 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
66:トゥキ・ブゥキ / ハイエナの旅(1973 ,監督 ジブリル・ジオップ・マンベティ)
63:カサブランカ(1942 ,監督 マイケル・カーティス)
63:第三の男(1949 ,監督 キャロル・リード)
63:グッドフェローズ(1990 ,監督 マーティン・スコセッシ)
60:自由への旅立ち(1991 ,監督 ジュリー・ダッシュ)
60:ムーンライト(2016 ,監督 バリー・ジェンキンス)
60:甘い生活(1960 ,監督 フェデリコ・フェリーニ)
59:サン・ソレイユ(1982 ,監督 クリス・マルケル)
54:キートンの探偵学入門(1924 ,監督 バスター・キートン)
54:アパートの鍵貸します(1960 ,監督 ビリー・ワイルダー)
54:戦艦ポチョムキン(1925 ,監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン)
54:ブレードランナー(1982 ,監督 リドリー・スコット)
54:軽蔑(1963 ,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
52:故郷の便り/家からの手紙(1976 ,監督 シャンタル・アケルマン)
52:不安は魂を食いつくす(1974 ,監督 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)
50:ピアノ・レッスン(1992 ,監督 ジェーン・カンピオン)
50:大人は判ってくれない(1959 ,監督 フランソワ・トリュフォー)
48:WANDA ワンダ(1970 ,監督 バーバラ・ローデン)
48:奇跡(1955 ,監督 カール・テオドア・ドライヤー)
45:北北西に進路を取れ(1959 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
45:アルジェの戦い(1966 ,監督 ジッロ・ポンテコルヴォ)
45:バリー・リンドン(1975 ,監督 スタンリー・キューブリック)
43:キラー・オブ・シープ(1977 ,監督 チャールズ・バーネット)
43:ストーカー(1979 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
41:羅生門(1950 ,監督 黒澤明)
41:自転車泥棒(1948 ,監督 ヴィットリオ・デ・シーカ)
38:裏窓(1954 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
38:お熱いのがお好き(1959 ,監督 ビリー・ワイルダー)
38:勝手にしやがれ(1960 ,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
36:M(1931 ,監督 フリッツ・ラング)
36:街の灯(1931 ,監督 チャールズ・チャップリン)
35:大地のうた(1955 ,監督 サタジット・レイ)
34:アタラント号(1934 ,監督 ジャン・ヴィゴ)
31:サイコ(1960 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
31:鏡(1975 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
31:8½(1963 ,監督 フェデリコ・フェリーニ)
30:燃ゆる女の肖像(2019 ,監督 セリーヌ・シアマ)
29:タクシードライバー(1976 ,監督 マーティン・スコセッシ)
28:ひなぎく(1966 ,監督 ヴェラ・ヒティロヴァ)
27:SHOAH ショア(1985 ,監督 クロード・ランズマン)
25:狩人の夜(1955 ,監督 チャールズ・ロートン)
25:バルタザールどこへ行く(1966 ,監督 ロベール・ブレッソン)
24:ドゥ・ザ・ライト・シング(1989 ,監督 スパイク・リー)
23:プレイタイム(1967 ,監督 ジャック・タチ)
21:晩春(1949 ,監督 小津安二郎)
21:裁かるるジャンヌ(1927 ,監督 カール・テオドア・ドライヤー)
20:七人の侍(1954 ,監督 黒澤明)
19:地獄の黙示録(1979 ,監督 フランシス・フォード・コッポラ)
18:仮面/ペルソナ(1966 ,監督 イングマール・ベルイマン)
17:クローズ・アップ(1989 ,監督 アッバス・キアロスタミ)
16:午後の網目(1943 ,監督 マヤ・デレン、 アレクサンダー・ハミッド)
15:捜索者(1956 ,監督 ジョン・フォード)
14:5時から7時までのクレオ(1962 ,監督 アニエス・ヴァルダ)
13:ゲームの規則(1939 ,監督 ジャン・ルノワール)
12:ゴッドファーザー(1972 ,監督 フランシス・フォード・コッポラ)
11:サンライズ(1927 ,監督 F・W・ムルナウ)
10:雨に唄えば(1951 ,監督 ジーン・ケリー、 スタンリー・ドーネン)
9:これがロシヤだ/カメラを持った男(1929 ,監督 ジガ・ヴェルトフ)
8:マルホランド・ドライブ(2001 ,監督 デイヴィッド・リンチ)
7:美しき仕事(1998 ,監督 クレール・ドニ)
6:2001年宇宙の旅(1968 ,監督 スタンリー・キューブリック)
5:花様年華(2000 ,監督 ウォン・カーウァイ)
4:東京物語(1953 ,監督 小津安二郎)
3:市民ケーン(1941 ,監督 オーソン・ウェルズ)
2:めまい(1958 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
1: ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080(1975 ,監督 シャンタル・アケルマン)


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2022年度版・BFI『映画評論家が選ぶ映画べスト100』リストの感想


評論家の選んだ史上最高の映画はいかがだったでしょうか。

やはり、世界中の評論家の投票という事で、古典的な映画史的に重要な作品がリストに反映されているように感じます。

その反面、日本アニメが多く登場したのも印象的でした。

いろいろな国で、いろいろな映画ランキングが発表されており、それを見比べるのも興味深いものがあります。、当ブログで紹介した映画ランキングを紹介します。
関連レビュー:BBCのベスト映画企画
英BBC『21世紀最高の映画ベスト100』
21世紀に生まれた映画のベストを決定!!!
しかし2000年の映画が選出!これ20世紀でしょ?


一般の映画ファンがどんな映画を評価しているかで、ベスト100を選んだ特集もあります。
関連レビュー:英国エンパイア誌のベスト映画企画
エンパイア誌『史上最高の100本の映画』
日本映画が高評価!!!
エンパイア読者が選ぶ、オール・タイム・ベスト100


アメリカ映画協会(AFI)が発表した映画リストも見逃せません!
関連レビュー:AFIってナニ?
『史上最高のアメリカ映画100本』
アメリカ映画界が選んだアメリカ映画のベスト100!!!
AFI『100年100本』シリーズの第一弾


下では、当ブログの映画ランキング記事をまとめています。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


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映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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2022年01月09日

2020年3月発表!『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』アメリカ情報発信会社”スタッカー(stacker)”が選んだ110本!

スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』がコレだ!!!

film1-blk-ue.jpgスクリーンショット 2021-12-31 10.09.50.pngfilm1-blk-ue.jpg

<目次>
情報発信会社スタッカー(stacker)紹介
『映画史からの記念碑的映画110本』序文
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト
『映画史からの記念碑的映画110本』感想

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情報発信会社スタッカー紹介


データーの収集及び分析を専門とし、大手ニュース新聞社にも情報を提供する、アメリカの情報発信業スタッカー(stacker)という会社があります。

そのサイト、https://stacker.com/での会社説明は以下のようになってます。
我々は、魅力的なデータジャーナリズムを生み出し、世界のニュース組織に配布するという使命を負っています。2017年に設立されたスタッカーは、データ分析と豊富な編集文脈を組み合わせ、信頼できる情報源と対象分野の専門家を活用してストーリーテリングを推進します。

今回紹介するのは、そんなスタッカー(stacker)が発表した2021年12月に発表した映画ランキングです。

まずは、企画冒頭の言葉をご紹介。


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『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』
暦史の最も記念碑的な映画の基本的な理解は、一般的にハリウッドの排外主義の誤った教訓に基づいている。そのため、アメリカの聴衆は、サブジャンルやムーブメント全体ではないにしても、歴史的に重要な作品を見逃すことがよくあるのだ。確かに、現代の映画ファンのほとんどは、『市民ケーン』や『シンドラーのリスト』などの承認された古典に精通しているが、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』、『美しき仕事』、『ブルジョワジーの密かな愉しみ』についてはどうだろう。
同様の文脈で、イタリアのネオレアリズモやフランスのヌーヴェル・バーグのようなムーヴメントは映画の発展の根源だったが、大学の映画コースや独立した劇場のリバイバルに追いやられている。概して、大方の観客はそれらが存在することにほとんど気づいていない。一方、これらのムーヴメントを無視することは、前世紀の最も重要で影響力のある映画のいくつかを無視することだ。
今日、それは全く変わる。スタッカーは、映画の歴史の隅々に触れて、110の記念碑的な映画と、それらを見る必要がある理由を紹介する。このリストを作成する際の優先事項は、歴史を通して重要な映画の全体的なコレクションを作成することだった。これは、大ヒットの叙事詩とアートハウスのお気に入りの両方を意味する。監督、ジャンル/サブジャンル、数十年間、国、トレンド、技術的成果、テーマ、物語材料などの完璧な検討項目と同じく、多数の学術情報源を調査した。(中略)
時系列でリストした、あなたが見る必要がある110の記念碑的な映画と、あなたがそれらを見る必要がある理由が、ここにある。各々がオリジナリティの強力な宣言と、映画の歴史の特定の瞬間の、両方を表現している。いくつかは興行収入の大ヒットであり、他のものでは忠実なカルト信者を獲得している。見落としは絶対無い。原文=”https://stacker.com/stories/3309/110-monumental-movies-film-history-and-why-you-need-see-them

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スタッカー(stacker)選出
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト


という事で、いよいよ史上最高のベスト100をご紹介!

日本映画にもしっかり目配りしてくれています!

当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
◎当リストのBGMに、『タイタニック』からこの曲はいかが?
セリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On』

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<作品が年代順に並ぶリストになっています>

カリガリ博士(1920)
戦艦ポチョムキン (1925)
キートン将軍(1926)
メトロポリス(1927)
裁かるるジャンヌ (1928)
街の灯 (1931)
白雪姫 (1937)
ザ・ウィメン (1939)
ゲームの規則 (1939)
風と共に去りぬ (1939)
市民ケーン (1941)
カサブランカ (1942)
黄金 (1948)
赤い靴 (1948)
自転車泥棒 (1948)
第三の男 (1949)
羅生門 (1950)
サンセット大通り(1950)
雨に唄えば (1952)
東京物語 (1953)
七人の侍(1954)
波止場 (1954)
山椒大夫 (1954)
大地のうた(1955)
捜索者 (1956)
十二人の怒れる男 (1957)
めまい (1958)
お熱いのがお好き(1959)
大人は判ってくれない (1959)
勝手にしやがれ (1960)
情事 (1960)
去年マリエンバートで(1961)
5時から7時までのクレオ(1962)
アラビアのロレンス(1962)
8 1/2(1963)
おかしなおかしなおかしな世界 (1963)
仮面/ペルソナ (1966)
Black Girl(1966)
バルタザールどこへ行く (1966)
続 夕陽のガンマン (1966)
チチカット・フォーリーズ (1967)
卒業 (1967)
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (1968)
2001年宇宙の旅 (1968)
イージー・ライダー (1969)
WR:オルガニズムの神秘 (1971)
ソラリス (1972)
ゴッドファーザー (1972)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972)
アギーレ/神の怒り(1972)
ホーリー・マウンテン (1973)
ミツバチのささやき (1973)
ブレージングサドル(1974)
ブリュッセル 1080 コメルス河畔通り 23番地 ジャンヌ・ディエルマン (1975)
ナッシュビル(1975)
ジョーズ (1975)
タクシードライバー(1976)
サスペリア (1977)
イレイザーヘッド (1977)
アニー・ホール(1977)
キラー・オブ・シープ(1978)
マリア・ブラウンの結婚 (1978)
地獄の黙示録 (1979)
エイリアン(1979)
スター・ウォーズ エピソード5/ 帝国の逆襲 (1980)
シャイニング (1980)
ミッドナイトクロス(1981)
アマデウス (1984)
パリ、テキサス (1984)
SHOAH ショア (1985)
炎628 (1985)
ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)
未来世紀ブラジル (1985)
シン・ブルー・ライン (1988)
アキラ/AKIRA (1988)
ドゥ・ザ・ライト・シング(1989)
クローズ・アップ (1990)
ピアノ・レッスン (1993)
シンドラーのリスト(1993)
トリコロール/赤の愛 (1994)
パルプ・フィクション (1994)
フープ・ドリームス (1994)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995)
ファーゴ (1996)
タイタニック (1997)
美しき仕事 (1999)
オール・アバウト・マイ・マザー (1999)
ヴェルクマイスター・ハーモニー (2000)
ヤンヤン 夏の想い出(2000)
花様年華 (2000)
ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000)
マルホランド・ドライブ (2001)
千と千尋の神隠し (2001)
ロード・オブ・ザ・リング (2001)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001)
エレファント (2003)
ロスト・イン・トランスレーション(2003)
ビフォア・サンセット (2004)
ブロークバック・マウンテン (2005)
トゥモロー・ワールド (2006)
パンズ・ラビリンス (2006)
4ヶ月、3週と2日 (2007)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
ウォーリー (2008)
ダークナイト(2008)
別離 (2011)
昔々、アナトリア (2011)
ツリー・オブ・ライフ (2011)
ムーンライト (2016)
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スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本』リストの感想


リストをご覧になっていかがでしょうか?
学術研究を含め、多くの映画要素のデーターを集計・分析したリストとなっています。

映画史に重要な痕跡を残した映画を選出したリストですが、個人的には2000年以降の作品に関しては、まだ「記念碑的映画=古典」と呼ぶには早い感じがしますが・・・・・・

このチャレンジングなリストは、ここにある映画の評価が定まる数十年後に、改めて見た時、初めて、その真価が明らかに成るのでしょう。

いろいろな意図、目的で、世界各国で映画リストが発表されています。
そんな数々の映画リスト・ランキングを紹介していますので、ご覧頂ければ幸いです。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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2021年12月31日

2021年12月発表!『史上最高の映画べスト100』アメリカ情報発信会社”スタッカー(stacker)”が選んだ100本!

スタッカー(stacker)選定『史上最高の映画べスト100』がコレだ!!!

film1-blk-ue.jpgstacker.pngfilm1-blk-ue.jpg

<目次>
情報発信会社スタッカー(stacker)紹介
『史上最高の映画べスト100』序文
『史上最高の映画べスト100』リスト
『史上最高の映画べスト100』感想

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情報発信会社スタッカー紹介



データーの収集及び分析を発信し、大手ニュース新聞社にも提供する、アメリカの情報発信会社スタッカー(stacker)というがあります。

そのサイト、https://stacker.com/での会社説明は以下のようになってます。
我々は、魅力的なデータジャーナリズムを生み出し、世界のニュース組織に配布するという使命を負っています。2017年に設立されたスタッカーは、データ分析と豊富な編集文脈を組み合わせ、信頼できる情報源と対象分野の専門家を活用してストーリーテリングを推進します。

今回紹介するのは、そんなスタッカー(stacker)が発表した2021年12月に発表した映画ランキングです。

まずは、企画冒頭の言葉をご紹介。


オーギュストとルイス・リュミエールがシネマトグラフ機を使って動画をスクリーンに映し出したのは1895年のことだった。それ以来、観客は映画に夢中になっている。当然のことながら、映画は50秒リールの初期から長い道のりを歩んできた。その結果、さまざまなスタイルが生まれ、すべて 自宅で簡単にストリーミングできる。その間の、すべての映画の時代で、時を超越した傑作の各代の候補を出した。
一つの疑問が生まれる:なぜほとんどの映画は古くならず、択ばれたいくつかは時と共にさらに良くなるのか?最良の答えは、作家主義に要約されると思われ。つまり、映画製作者が作品に付与可能な創造的な印が大きければ大きいほど、時間の経過とともに作品は高く評価される可能性が高くなる。
史上最高の映画の中でもう一つの注目すべき傾向とは?それらの多くは、それぞれの時代内に位置しない。過去や未来、あるいはまったく別の世界を描くことは、現在の現実を描くよりも安全な方法である場合が良くある。重要なことを言い忘れたが、素晴らしい映画は通常、複数の要素で作品を届けます。つまり、脚本から音楽、演技に至るまで、あらゆるものが象徴的ではなくとも、全ては記憶に残ることを意味する。もちろん、結局は、1つの型の優れた映画がないのと同じように、唯一の答えはありません。
理由が何であれ、史上最高の映画は間違いなく現代の芸術的成果の頂点を表しており、それはそれらを何度も何度も祝う価値があります。これの実行は、スタッカーがIMDB(米映画サイト)の評価とメタスコア(米映画サイト)を均等に加重し、一意のスコアを作成した。リストは、米国で公開された英語映画のみを候補とした。さらに、各映画にはIMDBで少なくとも20,000票が必要であり、メタスコアに映画がない場合は含まなかった。100位からカウントダウンする、これが史上最高の映画だ。
原文=”https://stacker.com/stories/1587/100-best-movies-all-time
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スタッカー(stacker)選出
『史上最高の映画べスト100』ランキング


という事で、いよいよ史上最高のベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。

◎当リストのBGMに、24位の『お熱いのがお好き』からこの曲はいかが?
マリリン・モンロー『I Wanna Be Loved by You』

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100.アマデウス (1984)
99. ハート・ロッカー (2008)
98. マッドマックス 怒りのデス・ロード (2015)
97. トゥルーマン・ショー (1998)
96. ファインディング・ニモ (2003)
95. 羊たちの沈黙(1991)
94. サーカス (1928)
93. 駅馬車 (1939)
92. プロデューサーズ (1967)
91. 若草物語 (2019)
90. 天国の日々 (1978)
89. 我等の生涯の最良の年 (1946)
88. 潜水服は蝶の夢を見る (2007)
87.波止場 (1954)
86. 暴力脱獄 (1967)
85. アニー・ホール (1977)
84. グリーン・デスティニー (2000)
83. L.A.コンフィデンシャル (1997)
82. ソーシャル・ネットワーク (2010)
81.ノーカントリー (2007)
80. エターナル・サンシャイン (2004)
79. バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985)
78. ナッシュビル (1975)
77. ラスト・ショー(1971)
76. 疑惑の影 (1943)
75. クライシス・オブ・アメリカ (1962)
74. 捜索者 (1956)
73. マイ・フェア・レディ(1964)
72. ピノキオ (1940)
71. ROMA/ローマ (2018)
70. ビフォア・ミッドナイト(2013)
69. ムーンライト (2016)
68. プラトーン (1986)
67. ラ・ラ・ランド(2016)
66. ダンケルク (2017)
65. セッション (2014)
64. ゼロ・グラビティ(2013)
63. エイリアン(1979)
62. ライオン・キング (1994)
61. ショーシャンクの空 (1994)
60. ワイルドバンチ (1969)
59. ファンタジア (1940)
58. マリッジ・ストーリー (2019)
57. マンチェスター・バイ・ザ・シー (2016)
56. アイリッシュマン (2019)
55.チャイナタウン (1974)
54. スポットライト 世紀のスクープ (2015)
53. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002)
52. ダークナイト (2008)
51. 或る殺人(1959)
50. フィラデルフィア物語 (1940)
49. リバティ・バランスを射った男 (1962)
48.素晴らしき哉、人生! (1946)
47. 美女と野獣 (1991)
46. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
45. トイ・ストーリー3 (2010)
44. ロビンフッドの冒険 (1938)
43. 怒りの葡萄 (1940)
42. 欲望という名の電車 (1951)
41. マルタの鷹 (1941)
40. ローズマリーの赤ちゃん (1968)
39. インサイド・ヘッド (2015)
38. レミーのおいしいレストラン (2007)
37. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (1977)
36. アパートの鍵貸します(1960)
35. それでも夜は明ける (2013)
34.タクシー・ドライバー(1976)
33.グッドフェローズ(1990)
32. プライベート・ライアン (1998)
31. 深夜の告白 (1944)
30. 風と共に去りぬ(1939)
29.地獄の黙示録(1979)
28. トイ・ストーリー (1995)
27. 狩人の夜 (1955)
26. 汚名 (1946)
25. 黒い罠(1958)
24.お熱いのがお好き (1959)
23. 6才のボクが、大人になるまで。 (2014)
22. ウォーリー (2008)
21. 黄金 (1948)
20. イヴの総て (1950)
19. オズの魔法使 (1939)
18. ゴッドファーザー PART II (1974)
17. ロード・オブ・ザ・リング(2001)
16. 成功の甘き香り (1957)
15.モダン・タイムス(1936)
14. 北北西に進路を取れ (1959)
13. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964)
12.雨に唄えば (1952)
11. サイコ (1960)
10. めまい (1958)
9. Citizen Kane (1941)市民ケーン(1941) 
8. シンドラーのリスト (1993)
7. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003)
6. パルプ・フィクション (1994)
30.街の灯(1931)
4.裏窓(1954)
3. カサブランカ (1942)
2. 十二人の怒れる男 (1957)
1.ゴッドファーザー(1972)
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スタッカー(stacker)発表『史上最高の映画べスト100』リストの感想


ご覧になっていかがでしょうか?基本的には、アメリカの映画サイトの評価を複合し、ランキング化したリストとなっております。

そのため、芸術性に比重を置き過ぎる批評家主体の評価でもなく、エンターテーメントに偏重する観客目線でもない、バランスのとれた映画リストになっていると感じました。

これが、2021年現在のアメリカ合衆国の、映画評価のデーター集計値なのであり、それは違う国、違う時代では、また異なる結果となると思います。

そんな、世界各国のランキングを確認したい方は、下の記事でいろいろなリストを紹介していますので、ご覧頂ければ幸いです。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする