2023年06月17日

雑誌マリ・クレール2023年発表!『史上最高の映画ベスト100:絶対見るべき映画』/恋愛・コメディー・ドラマなど各ジャンルの名作紹介!!

2023年発表!雑誌マリ・クレールが選ぶ『史上最高の映画ベスト100:絶対見るべき映画』リスト!!!


今回紹介する映画リストは、日本でも2009年まで発刊されていた女性雑誌『マリ・クレール』が発表した映画ベスト100リストです。

第二次世界大戦前の、1937 年にフランスで生まれた雑誌マリ・クレールは、女性にファッションを含めた文化を発信することで、世界的なメディアに成長し、現在でも広い年代の女性読者の支持を受けています。

リストは最新作も含めて、恋愛映画、ホラー映画など、ジャンルごとのおすすめが選ばれ、女性目線に立った作品がリストになっているように思います。

それでは最初に、リスト冒頭の言葉をご紹介。

film1-Blu-sita.jpgmacr_100.pngFilm2-GrenBar.png
ポップコーンが跳ね、スウェットパンツを履けば、最高の夜です。あなたの次の課題は、入手可能な最高の映画のうち、何が今夜見る映画なのかを正しく把握することです。あなたが、ロマンティック コメディであれ、殺人ミステリーであれ、悲しい映画であれ、素晴らしいミュージカル映画であれ、どんなものを探していても、選んだジャンルの最初に見るべき映画がたくさんあります (しかし、おそらく最後にはならない)。

私たちマリ・クレールの映画愛好家は、素晴らしい映画を選ぶのにどれだけ時間が必要か熟知しているため、我々が皆さんのためにその仕事をしました。私たちは映画ランキング、批評家レビュー、賞候補作を徹底的に調査し、ポップ カルチャーファンに話を聞いて、このな重要な必見映画のリストを作成しました。もちろん、スティーブン・スピルバーグ、スタンリー・キューブリック、アルフレッド・ヒッチコックなどの象徴的な監督の映画に加えて、カサブランカやサウンド オブミュージックなどの著名な名作も、このリストに含まれていると期待してください。 しかし、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や『ゲット・アウト』のような現代の傑作も同様の秀作であり、このリストに含んでいます

以下の必見の映画は、現代の古典、最高の中の最高のもの、必要不可欠な映画で、おそらく何百万人もの人々は、あなたが初めてこれを見ることに嫉妬するでしょう。それらは複数の国、言語、そして数十年に渡ります。(おまけ: 知っておくべき事実と、それぞれの映画が「最高」とみなされる正確な理由もわかります。) そして、これらの映画を選出すること自体がとても困難な作業であるため、このリストに順位を付けないことにしました。あなたは自由に、あなた自身の好みによってこのリストの順位を決めてください。作品名が無い場合でも、あまり激しく怒鳴らないでください。結局のところ、このような主観的なリストは議論となります。早速、順不同で、史上最高の映画を紹介します。
原文=”https://www.marieclaire.com/culture/g2509/movies-to-watch-before-30/
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2023年発表!雑誌マリ・クレールが選ぶ『史上最高の映画ベスト100:絶対見るべき映画』リスト


という事で、いよいよベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。

◎当リストのBGMに『スター誕生』のテーマソングはいかが?
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史上最高のロマンス映画(The Best Romance Movies of All Time)


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ロマンス映画にはあなたが常に(たいていは)期待することがいくつかあります。恋愛物語(当たり前)、魅力的な主人公たち。そしてハッピーエンド――普通なら。真実の愛がそこにあると思い出させる必要があるかもしれません。または、パートナーに本当の恋愛がどのようなものかを示す必要があるかもしれません。このリストにある映画の中には、面白いものもあれば、究極の悲しい恋愛映画もありますが、これらすべての恋愛映画には共通点が 1 つあります:それは、確実にあなたの琴線に触れ、愛を、もう一度、信じさせてくれるということです。Film2-GrenBar.pngカサブランカ (1942 マイケル・カーティス)
君に読む物語 (2004 ニック・カサベテス)
タイタニック (1997ジェームス・キャメロン)
スター誕生(2018 ブラッドリー・クーパー)
恋人までの距離(ディスタンス)(1995 リチャード・リンクレーター)
ユー・ガット・メール (1998 ノーラ・エフロン)
花様年華 (2000 ウォン・カーウァイ)
ローマの休日 (1953 ウィリアム・ワイラー)
シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦〜花嫁は僕の胸に(1995 アディティヤ・チョープラー)
恋人たちの予感 (1989 ロブ・ライナー)
ラブ・ジョーンズ (1997テオドール・ウィッチャー)
プリンセス・ブライド・ストーリー (1987 ロブ・ライナー)
世界にひとつのプレイブック (2012デヴィッド・O・ラッセル)
エターナル・サンシャイン (2004 ミシェル・ゴンドリー)
赤い薔薇ソースの伝説 (1992 アルフォンソ・アラウ)
プライドと偏見 (2005 ジョー・ライト)
ムーラン・ルージュ (2001 バズ・ラーマン)
燃ゆる女の肖像 (2019 セリーヌ・シアマ)
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史上最高のコメディー映画(The Best Comedy Movies of All Time)


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時として、私たちは少し元気をもらいたいことがあり、そのためには、あなたを笑わせる楽しい映画を見るのが良い方法でしょう。これらのコメディ映画は、ジョークや非常識な状況の登場人物を通して、あなたの夜に少しの軽快さをもたらしてくれることを保証します。コメディ映画は、一般的に普遍的に共感できるストーリーを備えているため、たまには自からを笑っても大丈夫だと思い出させてくれます。 Film2-GrenBar.png
フェリスはある朝突然に (1986 ジョン・ヒューズ)
ミーン・ガールズ(2004 マーク・ウォーターズ)
クルーレス (1995エイミー・ヘッカーリング )
ヒズ・ガール・フライデー(1940ハワード・ホークス)
お熱いのがお好き (1959 ビリー・ワイルダー)
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル (1975 テリー・ギリアム、 テリー・ジョーンズ)
ウェディング・パーティー (2016 ケミ・アデティバ)
ヒース・レジャーの恋のからさわぎ (1999 ジル・ジュンガー)
ビッグ・リボウスキ (1998 ジョエル・コーエン)
スパイダーマン:スパイダーバース (2018 ホアキン・ドス・サントス、 ジャスティン・K・トンプソン、 ケンプ・パワーズ)
キューティ・ブロンド (2001 ロバート・ルケティック)
星の王子 ニューヨークへ行く (1988 ジョン・ランディス)
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン (2011 ポール・フェイグ)
ブレックファスト・クラブ(1985 ジョン・ヒューズ)
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 (2019 ライアン・ジョンソン)
殺人ゲームへの招待(1985 ジョナサン・リン)
恋はデジャ・ブ (1993ハロルド・レイミス)
バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985 ロバート・ゼメキス)
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最高の古典映画(Best Classic Movies)


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ジャンルから区別して、私たちは「古典映画」を、それぞれのジャンルを永遠に変えた種類の映画として定義します。このリストにある映画に精通していれば、通俗的なポップカルチャーファンとは一線を画す、映画マニアへの道を歩むことができます。我々の本の中で、映画が古典となるためには、その映画が公開されてから数年が経過し(リストのこれらの映画はすべて 1990 年より前に公開されたものです)、広く愛されており、大きな文化的影響を与えている必要があります。以下の古典的な映画はすべてこれらのチェック欄にチェックが入っています。Film2-GrenBar.png理由なき反抗 (1955ニコラス・レイ)
レーズン・イン・ザ・サン(1961ダニエル・ペトリ)
カルメン (1954 オットー・プレミンジャー)
アラバマ物語 (1962 ロバート・マリガン)
明日に向って撃て! (1969ジョージ・ロイ・ヒル)
十二人の怒れる男 (1957 シドニー・ルメット)
ロッキー (1976 ジョン・G・アヴィルドセン)
ゴッドファーザー(1972フランシス・フォード・コッポラ)
ジョーズ (1975 スティーヴン・スピルバーグ)
ドゥ・ザ・ライト・シング (1989 スパイク・リー)
バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985 ロバート・ゼメキス)
サウンド・オブ・ミュージック (1965 ロバート・ワイズ)
カッコーの巣の上で(1975 ‎ミロス・フォアマン)
卒業 (1967 マイク・ニコルズ)
ロッキー・ホラー・ショー (1975ジム・シャーマン)
オズの魔法使 (1939 ヴィクター・フレミング)
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史上最高のホラー映画とスリラー映画(The Best Scary Movies and Thriller Movies of All Time)


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ホラーやスリラー映画は、他のジャンルの映画にはない特別なものを私たちに与え、私たちを恐怖に陥れます。クレイジーだと思う人もいるかもしれないが、映画を通じて恐怖、恐怖、期待感を感じるのは、他では味わえないアドレナリンラッシュです。これらの古典的なホラー映画やスリラーには、忘れられない心理的恐怖はもちろん、最も恐ろしい生き物、殺人者、飛び上がるような恐怖演出(Jump Scare)などが登場します。これを見たら就寝時に電気をつけっぱなしにしたくなるはずです。Film2-GrenBar.pngエクソシスト (1973 ウィリアム・フリードキン)
パラサイト 半地下の家族 (2019 ポン・ジュノ)
シャイニング (1980 スタンリー・キューブリック)
プロミシング・ヤング・ウーマン (2020 エメラルド・フェネル)
2001年宇宙の旅 (1968スタンリー・キューブリック)
アナイアレイション -全滅領域- (2018 アレックス・ガーランド)
裏窓 (1954 アルフレッド・ヒッチコック)
ブラックパンサー (2018 ライアン・クーグラー)
ジュラシック・パーク (1993 スティーブン・スピルバーグ)
ヘザース/ベロニカの熱い日 (1988 マイケル・レーマン)
新感染 ファイナル・エクスプレス(2016 ヨン・サンホ)
サイコ (1960 アルフレッド・ヒッチコック)
キャリー (1976 ブライアン・デ・パルマ)
ゲット・アウト (2017 ジョーダン・ピール)
NOPE/ノープ (2022ジョーダン・ピール)
羊たちの沈黙 (1991 ジョナサン・デミ)
ダークナイト (2008 クリストファー・ノーラン)
セブン (1995 デヴィッド・フィンチャー)
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史上最高のドラマチック映画(The Best Scary Movies and Thriller Movies of All Time)


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ドラマ ジャンルに分類される映画は、まさにその名前が示すとおり、ドラマチックです。ドラマとみなされる映画のリストは長く、多岐にわたります。時代劇、ティーンドラマ、戦争映画、女子会向けの映画、伝記映画など、あらゆるものがドラマのカテゴリに分類されますが、それらに共通しているのは、感情的に動かされるキャラクターとたくさんの葛藤です。 Film2-GrenBar.png
ライフ・イズ・ビューティフル (1997 ロベルト・ベニーニ)
エリン・ブロコビッチ (2001 スティーヴン・ソダーバーグ)
いまを生きる (1989 ピーター・ウィアー)
シンドラーのリスト (1993 スティーヴン・スピルバーグ)
ミナリ(2020 リー・アイザック・チョン)
フェアウェル (2019 ルル・ワン)
レディ・バード (2017 グレタ・ガーウィグ)
トゥルーマン・ショー (1998 ピーター・ウィアー)
ムーンライト (2016 バリー・ジェンキンス)
自由への旅立ち (1991 ジュリー・ダッシュ)
別離 (2011 アスガル・ファルハーディー)
her/世界でひとつの彼女 (2013 スパイク・ジョーンズ)
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 (2019 グレタ・ガーウィグ)
ブロークバック・マウンテン (2005 アン・リー)
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997 ガス・ヴァン・サント)
ショーシャンクの空に(1994 フランク・ダラボン)
ホワイト・クリスマス (1954 マイケル・カーティス)
ウエスト・サイド・ストーリー (1961 ジェローム・ロビンズ、 ロバート・ワイズ)
ウォールフラワー (2012 スティーヴン・チョボスキー)
ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ (2017 マイケル・ショウォルター)
ROMA/ローマ (2018 アルフォンソ・キュアロン)
パディントン2 (2017 ポール・キング)
千と千尋の神隠し (2001 宮崎駿)
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス (2022 ダン・クワン、 ダニエル・シャイナート)
トレインスポッティング (1996ダニー・ボイル)
フォレスト・ガンプ/一期一会(1991 ロバート・ゼメキス)
フルートベール駅で (2013 ライアン・クーグラー)
ヘイト・ユー・ギブ (2018 ジョージ・ティルマンJr.)
パルプ・フィクション (1994 クエンティン・タランティーノ)
プライベート・ライアン (1998 スティーヴン・スピルバーグ)
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2022年12月18日

英国映画協会(BFI)発表!2022年版『史上最高の映画ベスト100』全リスト/全世界の映画評論家が投票・日本映画が8本ランクイン!!

2022年度版・BFI発表!映画評論家が選ぶ『史上最高の映画べスト100』がコレだ!!!

BFI(British Film Institute=英国映画協会)というイギリス政府公認で、1933年に設立された伝統あるイギリス国内の映画促進(教育上の役割を含む)を目的として設立され機関があります。

そんな「BFI=英国映画協会」が、映画普及の一環として映画評論家が選んだ『史上最高の映画べスト100』と題するランキングを1952 年から開始して、以降10年毎にそのアンケート調査を、BFIが発行する『Sight & Sound』紙上で発表してきました。

今回紹介するのは、その2022年度版のベスト100です。
2012年度では日本映画が6本選出されていましたが、なんと、今回の2022年度版はそれを上回る8本がリストアップされています!!!

それでは最初に、リスト冒頭の言葉をご紹介。
film1-Blu-sita.jpgBFI_top100.png
1952 年、『サイト アンド サウンド』のチームは、批評家に史上最高の映画を尋ねるという画期的なアイデアを思いつきました。伝統は 10 年毎になり、数十年が経過するにつれて規模と権威が増してきました。『サイト アンド サウンド』世論調査は現在、映画に対する批評的意見の主要な先導者であり、今年の版 (8 回目) は史上最大で、1,639 人の批評家が参加し、プログラマー、キュレーター、収集家、研究者がそれぞれ上位 10 票を提出しました。
ランクが上がったのは何でしょう?何が落ちたでしょう?2012 年の勝者である 『めまい』 はその栄冠を保持しているでしょうか? 以下をご覧ください。
原文=”https://www.bfi.org.uk/sight-and-sound/greatest-films-all-time


BFIは、このランキングと同時に、映画監督にもアンケートを実施しており『映画監督が選ぶ映画ベスト100』として発表しています。
映画監督のベスト100と批評家のベスト100を見比べてはいかがでしょうか?
関連レビュー:英国映画協会(BFI)選出のベスト映画企画
『映画監督が選ぶ映画ベスト100』
映画監督が選ぶ「映画の中の映画」は!?
日本映画が高評価
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2022年度版・BFI発表!映画評論家が選ぶ『史上最高の映画べスト100』



という事で、いよいよベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。

◎当リストのBGMに、31位の『8 1/2』のテーマ曲はいかが?

95:ゲット・アウト(2017 日米合作,監督ジョーダン・ピール)
95:キートン将軍(1926 米,監督バスター・キートン, クライド・ブラックマン)
95:黒人女(1965 ,監督センベーヌ・ウスマン)
95:トロピカル・マラディ(2004 ,監督 アピチャートポン・ウィーラセータクン)
95:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968,監督 セルジオ・レオーネ)
95:抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956,監督 ロベール・ブレッソン
90:たそがれの女心(1953,監督 マックス・オルフュス)
90:山猫(1963 Italy, France,監督 ルキーノ・ヴィスコンティ―)
90:雨月物語(1953,監督 溝口健二)
90:ヤンヤン 夏の想い出(1999,監督 エドワード・ヤン)
90:パラサイト半地下の家族(2019,監督 ポン・ジュノ)
88:恋する惑星(1994,監督 ウォン・カーウァイ)
88:シャイニング(1980,監督 スタンリー・キューブリック)
84:ゴダールの映画史(1988,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
84:気狂いピエロ(1965,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
84:ミツバチのささやき(1973,監督 ビクトル・エリセ)
84:ブルーベルベット(1986,監督 デイヴィッド・リンチ)
78:セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974,監督 デビッド・リンチ Jacques Rivette)
78:天国への階段(1946,監督 エメリック・プレスバーガー、 マイケル・パウエル)
78:モダン・タイムス(1936,監督 チャールズ・チャップリン)
78:牯嶺街少年殺人事件(1991,監督 エドワード・ヤン)
78:サタンタンゴ(1994,監督 タル・ベーラ)
78:サンセット大通り(1950,監督 ビリー・ワイルダー)
75:山椒大夫(1954,監督 溝口健二)
75:悲しみは空の彼方に(1959,監督 ダグラス・サーク)
75:千と千尋の神隠し(2001,監督 宮崎駿)
72:となりのトトロ(1988,監督 宮崎駿)
72:イタリア旅行(1954 ,監督 ロベルト・ロッセリーニ)
72:情事(1960 ,監督 ミケランジェロ・アントニオーニ)
67:メトロポリス(1927 ,監督 フリッツ・ラング)
67:落穂拾い・二年後(20001927 ,監督 アニエス・ヴァルダ)
67:赤い靴(1948 ,監督 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
67:ラ・ジュテ(1962 France ,監督 クリス・マルケル)
67:アンドレイ・ルブリョフ(1966 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
66:トゥキ・ブゥキ / ハイエナの旅(1973 ,監督 ジブリル・ジオップ・マンベティ)
63:カサブランカ(1942 ,監督 マイケル・カーティス)
63:第三の男(1949 ,監督 キャロル・リード)
63:グッドフェローズ(1990 ,監督 マーティン・スコセッシ)
60:自由への旅立ち(1991 ,監督 ジュリー・ダッシュ)
60:ムーンライト(2016 ,監督 バリー・ジェンキンス)
60:甘い生活(1960 ,監督 フェデリコ・フェリーニ)
59:サン・ソレイユ(1982 ,監督 クリス・マルケル)
54:キートンの探偵学入門(1924 ,監督 バスター・キートン)
54:アパートの鍵貸します(1960 ,監督 ビリー・ワイルダー)
54:戦艦ポチョムキン(1925 ,監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン)
54:ブレードランナー(1982 ,監督 リドリー・スコット)
54:軽蔑(1963 ,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
52:故郷の便り/家からの手紙(1976 ,監督 シャンタル・アケルマン)
52:不安は魂を食いつくす(1974 ,監督 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)
50:ピアノ・レッスン(1992 ,監督 ジェーン・カンピオン)
50:大人は判ってくれない(1959 ,監督 フランソワ・トリュフォー)
48:WANDA ワンダ(1970 ,監督 バーバラ・ローデン)
48:奇跡(1955 ,監督 カール・テオドア・ドライヤー)
45:北北西に進路を取れ(1959 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
45:アルジェの戦い(1966 ,監督 ジッロ・ポンテコルヴォ)
45:バリー・リンドン(1975 ,監督 スタンリー・キューブリック)
43:キラー・オブ・シープ(1977 ,監督 チャールズ・バーネット)
43:ストーカー(1979 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
41:羅生門(1950 ,監督 黒澤明)
41:自転車泥棒(1948 ,監督 ヴィットリオ・デ・シーカ)
38:裏窓(1954 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
38:お熱いのがお好き(1959 ,監督 ビリー・ワイルダー)
38:勝手にしやがれ(1960 ,監督 ジャン=リュック・ゴダール)
36:M(1931 ,監督 フリッツ・ラング)
36:街の灯(1931 ,監督 チャールズ・チャップリン)
35:大地のうた(1955 ,監督 サタジット・レイ)
34:アタラント号(1934 ,監督 ジャン・ヴィゴ)
31:サイコ(1960 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
31:鏡(1975 ,監督 アンドレイ・タルコフスキー)
31:8½(1963 ,監督 フェデリコ・フェリーニ)
30:燃ゆる女の肖像(2019 ,監督 セリーヌ・シアマ)
29:タクシードライバー(1976 ,監督 マーティン・スコセッシ)
28:ひなぎく(1966 ,監督 ヴェラ・ヒティロヴァ)
27:SHOAH ショア(1985 ,監督 クロード・ランズマン)
25:狩人の夜(1955 ,監督 チャールズ・ロートン)
25:バルタザールどこへ行く(1966 ,監督 ロベール・ブレッソン)
24:ドゥ・ザ・ライト・シング(1989 ,監督 スパイク・リー)
23:プレイタイム(1967 ,監督 ジャック・タチ)
21:晩春(1949 ,監督 小津安二郎)
21:裁かるるジャンヌ(1927 ,監督 カール・テオドア・ドライヤー)
20:七人の侍(1954 ,監督 黒澤明)
19:地獄の黙示録(1979 ,監督 フランシス・フォード・コッポラ)
18:仮面/ペルソナ(1966 ,監督 イングマール・ベルイマン)
17:クローズ・アップ(1989 ,監督 アッバス・キアロスタミ)
16:午後の網目(1943 ,監督 マヤ・デレン、 アレクサンダー・ハミッド)
15:捜索者(1956 ,監督 ジョン・フォード)
14:5時から7時までのクレオ(1962 ,監督 アニエス・ヴァルダ)
13:ゲームの規則(1939 ,監督 ジャン・ルノワール)
12:ゴッドファーザー(1972 ,監督 フランシス・フォード・コッポラ)
11:サンライズ(1927 ,監督 F・W・ムルナウ)
10:雨に唄えば(1951 ,監督 ジーン・ケリー、 スタンリー・ドーネン)
9:これがロシヤだ/カメラを持った男(1929 ,監督 ジガ・ヴェルトフ)
8:マルホランド・ドライブ(2001 ,監督 デイヴィッド・リンチ)
7:美しき仕事(1998 ,監督 クレール・ドニ)
6:2001年宇宙の旅(1968 ,監督 スタンリー・キューブリック)
5:花様年華(2000 ,監督 ウォン・カーウァイ)
4:東京物語(1953 ,監督 小津安二郎)
3:市民ケーン(1941 ,監督 オーソン・ウェルズ)
2:めまい(1958 ,監督 アルフレッド・ヒッチコック)
1: ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080(1975 ,監督 シャンタル・アケルマン)


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2022年度版・BFI『映画評論家が選ぶ映画べスト100』リストの感想


評論家の選んだ史上最高の映画はいかがだったでしょうか。

やはり、世界中の評論家の投票という事で、古典的な映画史的に重要な作品がリストに反映されているように感じます。

その反面、日本アニメが多く登場したのも印象的でした。

いろいろな国で、いろいろな映画ランキングが発表されており、それを見比べるのも興味深いものがあります。、当ブログで紹介した映画ランキングを紹介します。
関連レビュー:BBCのベスト映画企画
英BBC『21世紀最高の映画ベスト100』
21世紀に生まれた映画のベストを決定!!!
しかし2000年の映画が選出!これ20世紀でしょ?


一般の映画ファンがどんな映画を評価しているかで、ベスト100を選んだ特集もあります。
関連レビュー:英国エンパイア誌のベスト映画企画
エンパイア誌『史上最高の100本の映画』
日本映画が高評価!!!
エンパイア読者が選ぶ、オール・タイム・ベスト100


アメリカ映画協会(AFI)が発表した映画リストも見逃せません!
関連レビュー:AFIってナニ?
『史上最高のアメリカ映画100本』
アメリカ映画界が選んだアメリカ映画のベスト100!!!
AFI『100年100本』シリーズの第一弾


下では、当ブログの映画ランキング記事をまとめています。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


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映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月09日

2020年3月発表!『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』アメリカ情報発信会社”スタッカー(stacker)”が選んだ110本!

スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』がコレだ!!!

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<目次>
情報発信会社スタッカー(stacker)紹介
『映画史からの記念碑的映画110本』序文
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト
『映画史からの記念碑的映画110本』感想

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情報発信会社スタッカー紹介


データーの収集及び分析を専門とし、大手ニュース新聞社にも情報を提供する、アメリカの情報発信業スタッカー(stacker)という会社があります。

そのサイト、https://stacker.com/での会社説明は以下のようになってます。
我々は、魅力的なデータジャーナリズムを生み出し、世界のニュース組織に配布するという使命を負っています。2017年に設立されたスタッカーは、データ分析と豊富な編集文脈を組み合わせ、信頼できる情報源と対象分野の専門家を活用してストーリーテリングを推進します。

今回紹介するのは、そんなスタッカー(stacker)が発表した2021年12月に発表した映画ランキングです。

まずは、企画冒頭の言葉をご紹介。


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『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』
暦史の最も記念碑的な映画の基本的な理解は、一般的にハリウッドの排外主義の誤った教訓に基づいている。そのため、アメリカの聴衆は、サブジャンルやムーブメント全体ではないにしても、歴史的に重要な作品を見逃すことがよくあるのだ。確かに、現代の映画ファンのほとんどは、『市民ケーン』や『シンドラーのリスト』などの承認された古典に精通しているが、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』、『美しき仕事』、『ブルジョワジーの密かな愉しみ』についてはどうだろう。
同様の文脈で、イタリアのネオレアリズモやフランスのヌーヴェル・バーグのようなムーヴメントは映画の発展の根源だったが、大学の映画コースや独立した劇場のリバイバルに追いやられている。概して、大方の観客はそれらが存在することにほとんど気づいていない。一方、これらのムーヴメントを無視することは、前世紀の最も重要で影響力のある映画のいくつかを無視することだ。
今日、それは全く変わる。スタッカーは、映画の歴史の隅々に触れて、110の記念碑的な映画と、それらを見る必要がある理由を紹介する。このリストを作成する際の優先事項は、歴史を通して重要な映画の全体的なコレクションを作成することだった。これは、大ヒットの叙事詩とアートハウスのお気に入りの両方を意味する。監督、ジャンル/サブジャンル、数十年間、国、トレンド、技術的成果、テーマ、物語材料などの完璧な検討項目と同じく、多数の学術情報源を調査した。(中略)
時系列でリストした、あなたが見る必要がある110の記念碑的な映画と、あなたがそれらを見る必要がある理由が、ここにある。各々がオリジナリティの強力な宣言と、映画の歴史の特定の瞬間の、両方を表現している。いくつかは興行収入の大ヒットであり、他のものでは忠実なカルト信者を獲得している。見落としは絶対無い。原文=”https://stacker.com/stories/3309/110-monumental-movies-film-history-and-why-you-need-see-them

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スタッカー(stacker)選出
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト


という事で、いよいよ史上最高のベスト100をご紹介!

日本映画にもしっかり目配りしてくれています!

当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
◎当リストのBGMに、『タイタニック』からこの曲はいかが?
セリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On』

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<作品が年代順に並ぶリストになっています>

カリガリ博士(1920)
戦艦ポチョムキン (1925)
キートン将軍(1926)
メトロポリス(1927)
裁かるるジャンヌ (1928)
街の灯 (1931)
白雪姫 (1937)
ザ・ウィメン (1939)
ゲームの規則 (1939)
風と共に去りぬ (1939)
市民ケーン (1941)
カサブランカ (1942)
黄金 (1948)
赤い靴 (1948)
自転車泥棒 (1948)
第三の男 (1949)
羅生門 (1950)
サンセット大通り(1950)
雨に唄えば (1952)
東京物語 (1953)
七人の侍(1954)
波止場 (1954)
山椒大夫 (1954)
大地のうた(1955)
捜索者 (1956)
十二人の怒れる男 (1957)
めまい (1958)
お熱いのがお好き(1959)
大人は判ってくれない (1959)
勝手にしやがれ (1960)
情事 (1960)
去年マリエンバートで(1961)
5時から7時までのクレオ(1962)
アラビアのロレンス(1962)
8 1/2(1963)
おかしなおかしなおかしな世界 (1963)
仮面/ペルソナ (1966)
Black Girl(1966)
バルタザールどこへ行く (1966)
続 夕陽のガンマン (1966)
チチカット・フォーリーズ (1967)
卒業 (1967)
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (1968)
2001年宇宙の旅 (1968)
イージー・ライダー (1969)
WR:オルガニズムの神秘 (1971)
ソラリス (1972)
ゴッドファーザー (1972)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972)
アギーレ/神の怒り(1972)
ホーリー・マウンテン (1973)
ミツバチのささやき (1973)
ブレージングサドル(1974)
ブリュッセル 1080 コメルス河畔通り 23番地 ジャンヌ・ディエルマン (1975)
ナッシュビル(1975)
ジョーズ (1975)
タクシードライバー(1976)
サスペリア (1977)
イレイザーヘッド (1977)
アニー・ホール(1977)
キラー・オブ・シープ(1978)
マリア・ブラウンの結婚 (1978)
地獄の黙示録 (1979)
エイリアン(1979)
スター・ウォーズ エピソード5/ 帝国の逆襲 (1980)
シャイニング (1980)
ミッドナイトクロス(1981)
アマデウス (1984)
パリ、テキサス (1984)
SHOAH ショア (1985)
炎628 (1985)
ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)
未来世紀ブラジル (1985)
シン・ブルー・ライン (1988)
アキラ/AKIRA (1988)
ドゥ・ザ・ライト・シング(1989)
クローズ・アップ (1990)
ピアノ・レッスン (1993)
シンドラーのリスト(1993)
トリコロール/赤の愛 (1994)
パルプ・フィクション (1994)
フープ・ドリームス (1994)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995)
ファーゴ (1996)
タイタニック (1997)
美しき仕事 (1999)
オール・アバウト・マイ・マザー (1999)
ヴェルクマイスター・ハーモニー (2000)
ヤンヤン 夏の想い出(2000)
花様年華 (2000)
ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000)
マルホランド・ドライブ (2001)
千と千尋の神隠し (2001)
ロード・オブ・ザ・リング (2001)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001)
エレファント (2003)
ロスト・イン・トランスレーション(2003)
ビフォア・サンセット (2004)
ブロークバック・マウンテン (2005)
トゥモロー・ワールド (2006)
パンズ・ラビリンス (2006)
4ヶ月、3週と2日 (2007)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
ウォーリー (2008)
ダークナイト(2008)
別離 (2011)
昔々、アナトリア (2011)
ツリー・オブ・ライフ (2011)
ムーンライト (2016)
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スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本』リストの感想


リストをご覧になっていかがでしょうか?
学術研究を含め、多くの映画要素のデーターを集計・分析したリストとなっています。

映画史に重要な痕跡を残した映画を選出したリストですが、個人的には2000年以降の作品に関しては、まだ「記念碑的映画=古典」と呼ぶには早い感じがしますが・・・・・・

このチャレンジングなリストは、ここにある映画の評価が定まる数十年後に、改めて見た時、初めて、その真価が明らかに成るのでしょう。

いろいろな意図、目的で、世界各国で映画リストが発表されています。
そんな数々の映画リスト・ランキングを紹介していますので、ご覧頂ければ幸いです。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする