2022年01月09日

2020年3月発表!『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』アメリカ情報発信会社”スタッカー(stacker)”が選んだ110本!

スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』がコレだ!!!

film1-blk-ue.jpgスクリーンショット 2021-12-31 10.09.50.pngfilm1-blk-ue.jpg

<目次>
情報発信会社スタッカー(stacker)紹介
『映画史からの記念碑的映画110本』序文
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト
『映画史からの記念碑的映画110本』感想

film1-blk-ue.jpg

情報発信会社スタッカー紹介


データーの収集及び分析を専門とし、大手ニュース新聞社にも情報を提供する、アメリカの情報発信業スタッカー(stacker)という会社があります。

そのサイト、https://stacker.com/での会社説明は以下のようになってます。
我々は、魅力的なデータジャーナリズムを生み出し、世界のニュース組織に配布するという使命を負っています。2017年に設立されたスタッカーは、データ分析と豊富な編集文脈を組み合わせ、信頼できる情報源と対象分野の専門家を活用してストーリーテリングを推進します。

今回紹介するのは、そんなスタッカー(stacker)が発表した2021年12月に発表した映画ランキングです。

まずは、企画冒頭の言葉をご紹介。


Film2-GrenBar.png
『映画史からの記念碑的映画110本とあなたがそれを見るべき理由』
暦史の最も記念碑的な映画の基本的な理解は、一般的にハリウッドの排外主義の誤った教訓に基づいている。そのため、アメリカの聴衆は、サブジャンルやムーブメント全体ではないにしても、歴史的に重要な作品を見逃すことがよくあるのだ。確かに、現代の映画ファンのほとんどは、『市民ケーン』や『シンドラーのリスト』などの承認された古典に精通しているが、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』、『美しき仕事』、『ブルジョワジーの密かな愉しみ』についてはどうだろう。
同様の文脈で、イタリアのネオレアリズモやフランスのヌーヴェル・バーグのようなムーヴメントは映画の発展の根源だったが、大学の映画コースや独立した劇場のリバイバルに追いやられている。概して、大方の観客はそれらが存在することにほとんど気づいていない。一方、これらのムーヴメントを無視することは、前世紀の最も重要で影響力のある映画のいくつかを無視することだ。
今日、それは全く変わる。スタッカーは、映画の歴史の隅々に触れて、110の記念碑的な映画と、それらを見る必要がある理由を紹介する。このリストを作成する際の優先事項は、歴史を通して重要な映画の全体的なコレクションを作成することだった。これは、大ヒットの叙事詩とアートハウスのお気に入りの両方を意味する。監督、ジャンル/サブジャンル、数十年間、国、トレンド、技術的成果、テーマ、物語材料などの完璧な検討項目と同じく、多数の学術情報源を調査した。(中略)
時系列でリストした、あなたが見る必要がある110の記念碑的な映画と、あなたがそれらを見る必要がある理由が、ここにある。各々がオリジナリティの強力な宣言と、映画の歴史の特定の瞬間の、両方を表現している。いくつかは興行収入の大ヒットであり、他のものでは忠実なカルト信者を獲得している。見落としは絶対無い。原文=”https://stacker.com/stories/3309/110-monumental-movies-film-history-and-why-you-need-see-them

Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

スタッカー(stacker)選出
『映画史からの記念碑的映画110本』リスト


という事で、いよいよ史上最高のベスト100をご紹介!

日本映画にもしっかり目配りしてくれています!

当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
◎当リストのBGMに、『タイタニック』からこの曲はいかが?
セリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On』

Film2-GrenBar.png
<作品が年代順に並ぶリストになっています>

カリガリ博士(1920)
戦艦ポチョムキン (1925)
キートン将軍(1926)
メトロポリス(1927)
裁かるるジャンヌ (1928)
街の灯 (1931)
白雪姫 (1937)
ザ・ウィメン (1939)
ゲームの規則 (1939)
風と共に去りぬ (1939)
市民ケーン (1941)
カサブランカ (1942)
黄金 (1948)
赤い靴 (1948)
自転車泥棒 (1948)
第三の男 (1949)
羅生門 (1950)
サンセット大通り(1950)
雨に唄えば (1952)
東京物語 (1953)
七人の侍(1954)
波止場 (1954)
山椒大夫 (1954)
大地のうた(1955)
捜索者 (1956)
十二人の怒れる男 (1957)
めまい (1958)
お熱いのがお好き(1959)
大人は判ってくれない (1959)
勝手にしやがれ (1960)
情事 (1960)
去年マリエンバートで(1961)
5時から7時までのクレオ(1962)
アラビアのロレンス(1962)
8 1/2(1963)
おかしなおかしなおかしな世界 (1963)
仮面/ペルソナ (1966)
Black Girl(1966)
バルタザールどこへ行く (1966)
続 夕陽のガンマン (1966)
チチカット・フォーリーズ (1967)
卒業 (1967)
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (1968)
2001年宇宙の旅 (1968)
イージー・ライダー (1969)
WR:オルガニズムの神秘 (1971)
ソラリス (1972)
ゴッドファーザー (1972)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972)
アギーレ/神の怒り(1972)
ホーリー・マウンテン (1973)
ミツバチのささやき (1973)
ブレージングサドル(1974)
ブリュッセル 1080 コメルス河畔通り 23番地 ジャンヌ・ディエルマン (1975)
ナッシュビル(1975)
ジョーズ (1975)
タクシードライバー(1976)
サスペリア (1977)
イレイザーヘッド (1977)
アニー・ホール(1977)
キラー・オブ・シープ(1978)
マリア・ブラウンの結婚 (1978)
地獄の黙示録 (1979)
エイリアン(1979)
スター・ウォーズ エピソード5/ 帝国の逆襲 (1980)
シャイニング (1980)
ミッドナイトクロス(1981)
アマデウス (1984)
パリ、テキサス (1984)
SHOAH ショア (1985)
炎628 (1985)
ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)
未来世紀ブラジル (1985)
シン・ブルー・ライン (1988)
アキラ/AKIRA (1988)
ドゥ・ザ・ライト・シング(1989)
クローズ・アップ (1990)
ピアノ・レッスン (1993)
シンドラーのリスト(1993)
トリコロール/赤の愛 (1994)
パルプ・フィクション (1994)
フープ・ドリームス (1994)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995)
ファーゴ (1996)
タイタニック (1997)
美しき仕事 (1999)
オール・アバウト・マイ・マザー (1999)
ヴェルクマイスター・ハーモニー (2000)
ヤンヤン 夏の想い出(2000)
花様年華 (2000)
ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000)
マルホランド・ドライブ (2001)
千と千尋の神隠し (2001)
ロード・オブ・ザ・リング (2001)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001)
エレファント (2003)
ロスト・イン・トランスレーション(2003)
ビフォア・サンセット (2004)
ブロークバック・マウンテン (2005)
トゥモロー・ワールド (2006)
パンズ・ラビリンス (2006)
4ヶ月、3週と2日 (2007)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
ウォーリー (2008)
ダークナイト(2008)
別離 (2011)
昔々、アナトリア (2011)
ツリー・オブ・ライフ (2011)
ムーンライト (2016)
Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

スタッカー(stacker)発表『映画史からの記念碑的映画110本』リストの感想


リストをご覧になっていかがでしょうか?
学術研究を含め、多くの映画要素のデーターを集計・分析したリストとなっています。

映画史に重要な痕跡を残した映画を選出したリストですが、個人的には2000年以降の作品に関しては、まだ「記念碑的映画=古典」と呼ぶには早い感じがしますが・・・・・・

このチャレンジングなリストは、ここにある映画の評価が定まる数十年後に、改めて見た時、初めて、その真価が明らかに成るのでしょう。

いろいろな意図、目的で、世界各国で映画リストが発表されています。
そんな数々の映画リスト・ランキングを紹介していますので、ご覧頂ければ幸いです。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
film_oscar.png




posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月31日

2021年12月発表!『史上最高の映画べスト100』アメリカ情報発信会社”スタッカー(stacker)”が選んだ100本!

スタッカー(stacker)選定『史上最高の映画べスト100』がコレだ!!!

film1-blk-ue.jpgstacker.pngfilm1-blk-ue.jpg

<目次>
情報発信会社スタッカー(stacker)紹介
『史上最高の映画べスト100』序文
『史上最高の映画べスト100』リスト
『史上最高の映画べスト100』感想

film1-blk-ue.jpg

情報発信会社スタッカー紹介



データーの収集及び分析を発信し、大手ニュース新聞社にも提供する、アメリカの情報発信会社スタッカー(stacker)というがあります。

そのサイト、https://stacker.com/での会社説明は以下のようになってます。
我々は、魅力的なデータジャーナリズムを生み出し、世界のニュース組織に配布するという使命を負っています。2017年に設立されたスタッカーは、データ分析と豊富な編集文脈を組み合わせ、信頼できる情報源と対象分野の専門家を活用してストーリーテリングを推進します。

今回紹介するのは、そんなスタッカー(stacker)が発表した2021年12月に発表した映画ランキングです。

まずは、企画冒頭の言葉をご紹介。


オーギュストとルイス・リュミエールがシネマトグラフ機を使って動画をスクリーンに映し出したのは1895年のことだった。それ以来、観客は映画に夢中になっている。当然のことながら、映画は50秒リールの初期から長い道のりを歩んできた。その結果、さまざまなスタイルが生まれ、すべて 自宅で簡単にストリーミングできる。その間の、すべての映画の時代で、時を超越した傑作の各代の候補を出した。
一つの疑問が生まれる:なぜほとんどの映画は古くならず、択ばれたいくつかは時と共にさらに良くなるのか?最良の答えは、作家主義に要約されると思われ。つまり、映画製作者が作品に付与可能な創造的な印が大きければ大きいほど、時間の経過とともに作品は高く評価される可能性が高くなる。
史上最高の映画の中でもう一つの注目すべき傾向とは?それらの多くは、それぞれの時代内に位置しない。過去や未来、あるいはまったく別の世界を描くことは、現在の現実を描くよりも安全な方法である場合が良くある。重要なことを言い忘れたが、素晴らしい映画は通常、複数の要素で作品を届けます。つまり、脚本から音楽、演技に至るまで、あらゆるものが象徴的ではなくとも、全ては記憶に残ることを意味する。もちろん、結局は、1つの型の優れた映画がないのと同じように、唯一の答えはありません。
理由が何であれ、史上最高の映画は間違いなく現代の芸術的成果の頂点を表しており、それはそれらを何度も何度も祝う価値があります。これの実行は、スタッカーがIMDB(米映画サイト)の評価とメタスコア(米映画サイト)を均等に加重し、一意のスコアを作成した。リストは、米国で公開された英語映画のみを候補とした。さらに、各映画にはIMDBで少なくとも20,000票が必要であり、メタスコアに映画がない場合は含まなかった。100位からカウントダウンする、これが史上最高の映画だ。
原文=”https://stacker.com/stories/1587/100-best-movies-all-time
Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

スタッカー(stacker)選出
『史上最高の映画べスト100』ランキング


という事で、いよいよ史上最高のベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。

◎当リストのBGMに、24位の『お熱いのがお好き』からこの曲はいかが?
マリリン・モンロー『I Wanna Be Loved by You』

Film2-GrenBar.png
100.アマデウス (1984)
99. ハート・ロッカー (2008)
98. マッドマックス 怒りのデス・ロード (2015)
97. トゥルーマン・ショー (1998)
96. ファインディング・ニモ (2003)
95. 羊たちの沈黙(1991)
94. サーカス (1928)
93. 駅馬車 (1939)
92. プロデューサーズ (1967)
91. 若草物語 (2019)
90. 天国の日々 (1978)
89. 我等の生涯の最良の年 (1946)
88. 潜水服は蝶の夢を見る (2007)
87.波止場 (1954)
86. 暴力脱獄 (1967)
85. アニー・ホール (1977)
84. グリーン・デスティニー (2000)
83. L.A.コンフィデンシャル (1997)
82. ソーシャル・ネットワーク (2010)
81.ノーカントリー (2007)
80. エターナル・サンシャイン (2004)
79. バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985)
78. ナッシュビル (1975)
77. ラスト・ショー(1971)
76. 疑惑の影 (1943)
75. クライシス・オブ・アメリカ (1962)
74. 捜索者 (1956)
73. マイ・フェア・レディ(1964)
72. ピノキオ (1940)
71. ROMA/ローマ (2018)
70. ビフォア・ミッドナイト(2013)
69. ムーンライト (2016)
68. プラトーン (1986)
67. ラ・ラ・ランド(2016)
66. ダンケルク (2017)
65. セッション (2014)
64. ゼロ・グラビティ(2013)
63. エイリアン(1979)
62. ライオン・キング (1994)
61. ショーシャンクの空 (1994)
60. ワイルドバンチ (1969)
59. ファンタジア (1940)
58. マリッジ・ストーリー (2019)
57. マンチェスター・バイ・ザ・シー (2016)
56. アイリッシュマン (2019)
55.チャイナタウン (1974)
54. スポットライト 世紀のスクープ (2015)
53. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002)
52. ダークナイト (2008)
51. 或る殺人(1959)
50. フィラデルフィア物語 (1940)
49. リバティ・バランスを射った男 (1962)
48.素晴らしき哉、人生! (1946)
47. 美女と野獣 (1991)
46. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
45. トイ・ストーリー3 (2010)
44. ロビンフッドの冒険 (1938)
43. 怒りの葡萄 (1940)
42. 欲望という名の電車 (1951)
41. マルタの鷹 (1941)
40. ローズマリーの赤ちゃん (1968)
39. インサイド・ヘッド (2015)
38. レミーのおいしいレストラン (2007)
37. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (1977)
36. アパートの鍵貸します(1960)
35. それでも夜は明ける (2013)
34.タクシー・ドライバー(1976)
33.グッドフェローズ(1990)
32. プライベート・ライアン (1998)
31. 深夜の告白 (1944)
30. 風と共に去りぬ(1939)
29.地獄の黙示録(1979)
28. トイ・ストーリー (1995)
27. 狩人の夜 (1955)
26. 汚名 (1946)
25. 黒い罠(1958)
24.お熱いのがお好き (1959)
23. 6才のボクが、大人になるまで。 (2014)
22. ウォーリー (2008)
21. 黄金 (1948)
20. イヴの総て (1950)
19. オズの魔法使 (1939)
18. ゴッドファーザー PART II (1974)
17. ロード・オブ・ザ・リング(2001)
16. 成功の甘き香り (1957)
15.モダン・タイムス(1936)
14. 北北西に進路を取れ (1959)
13. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964)
12.雨に唄えば (1952)
11. サイコ (1960)
10. めまい (1958)
9. Citizen Kane (1941)市民ケーン(1941) 
8. シンドラーのリスト (1993)
7. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003)
6. パルプ・フィクション (1994)
30.街の灯(1931)
4.裏窓(1954)
3. カサブランカ (1942)
2. 十二人の怒れる男 (1957)
1.ゴッドファーザー(1972)
Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

スタッカー(stacker)発表『史上最高の映画べスト100』リストの感想


ご覧になっていかがでしょうか?基本的には、アメリカの映画サイトの評価を複合し、ランキング化したリストとなっております。

そのため、芸術性に比重を置き過ぎる批評家主体の評価でもなく、エンターテーメントに偏重する観客目線でもない、バランスのとれた映画リストになっていると感じました。

これが、2021年現在のアメリカ合衆国の、映画評価のデーター集計値なのであり、それは違う国、違う時代では、また異なる結果となると思います。

そんな、世界各国のランキングを確認したい方は、下の記事でいろいろなリストを紹介していますので、ご覧頂ければ幸いです。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
film_oscar.png




posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月04日

米サイト「Vulture(バルチャー) 」選出『史上最高の西部劇映画・ベスト50』!/2021年8月発表!西部劇を見るならこのリストから!!

米サイト「バルチャー」が『史上最高の西部劇映画・ベスト50』を選出!!!
film1-blk-ue.jpgbestend.pngFilm2-GrenBar.png

アメリカのサブ・カルチャーのインターネット・サイト「バルチャー」が、映画史上最高の「西部劇」を50本選んだのが、この『史上最高の西部劇映画・ベスト50』(The 50 Greatest Western Movies Ever Made)です。

ハリウッド映画の歴史を築いた「ザ・ムービー」とでも呼ぶべきジャンル、「西部劇」を鑑賞するガイドになれば幸いです。


<目次>
米サイト「バルチャー」紹介
『史上最高の西部劇映画・ベスト50』序文
『史上最高の西部劇映画・ベスト50』リスト
『史上最高の西部劇映画・ベスト50』感想

film1-blk-ue.jpg

米サイト「バルチャー」紹介


『Vulture(バルチャー=はげたか)』は、雑誌『ニューヨーク・マガジン』が展開するWeb サイトには、Daily Intelligencer (最新ニュース)、Cut (女性問題)、Grub Street (食べ物とレストラン)などがあり、Vulture はポップカルチャーをテーマに編集され、アメリカ国内では有名なサブカルチャーWeb サイトだということです。

このサイトでは、映画関連の記事も充実しており、私もかつて『ラ・ラ・ランド』のデミ・アンチャゼルのインタビュー記事を、引用・紹介させて頂きました。
関連レビュー:監督の語るラストの秘密
『ラ・ラ・ランド』
デイミアン・チャゼル監督のアカデミー賞6冠作品
極上のミュージカル・エンターテインメント! !

ということで・・・・・
まずは

「Vulture(バルチャー) 」の企画冒頭の言葉

から――

『史上最高の西部劇映画50本』
映画の最も古いジャンルの1つをしっかり見てください。
アメリカはその起源として僅かの芸術形態を主張することができるだけです。確かにジャズ。コミック、確かに。西部劇が世界中に起源を持ち、以来多くの地域で受け入れられてきたとしても、ジャズやコミックのように、西部劇をそのリストに追加することはおそらく安全です。

西部劇映画の歴史は、多かれ少なかれ、旧西部劇自体の終わりから始まります。西部劇はサイレント映画時代に繁栄し、それ以来、このジャンルの人気は 盛衰してきました。80年代にはほとんど目立たなくなりましたが、その後数十年で何度か復活を遂げ、消え去る恐れはありません。西部劇は、数年ごとに自らを再発明する習慣を持つ重要なジャンルで、それは、アメリカの現在を振り返りながら、アメリカの歴史について話す手段としても機能しています。たとえば、1950年代に登場した一連の暴力的で心理的に複雑な西部劇は、壊滅的な世界戦争から回復途上の国の精神を伝えながら、西部劇の入植に対する態度の変化とネイティブアメリカンの扱いの両方を捉えています。ジャンルを定義する特定のテーマや要素がありますが、柔軟性があり、さまざまなストーリーや無限の種類のキャラクターを設定できることも証明されています。
ポール・グリーングラス(監督)の最近の映画『News of the World(世界のニュース)』では、トム・ハンクスは旅の新聞読みを演じており、少女を二つの家族に戻そうとする旅の試みは、現在の国家問題のいくつかに明確なルーツがあるように見えます。
この50の偉大な西部劇のリストは、ハンガリー人が監督し、タスマニア人が主演した映画である、最初の入り口からの幅広い遺産を反映しています。しかし、それはかなり伝統的な西部劇の定義に基づいて組み立てられています。19世紀と20世紀の初頭の年代のアメリカのフロンティアに沿って設定された映画です。つまり、現代の西部劇、高齢のX-Menが主演するステルスの西部劇、ピストルの代わりにブラスターを備えたスペースウエスタンは存在しません。(ただし、スターが自身の初登場することで終了する特定のコメディについては例外を設けました。)

もちろん、それでも多くの素晴らしい西部劇が残っています。もちろん、このジャンルの全範囲を表現することに関しては、ベスト50リストに収まる可能性を越えるものです。そのため、すべてのジョン・フォード映画がリストに載ったわけではありません。アンソニー・マンとジェームズ・スチュワートは一緒に8つの西部劇を作りました。それらのいずれかが含まれている可能性がありますが、すべてが含まれているわけではありません。このリストは、読者が知らないかもしれないコーナーに読者を送り、彼らが以前に見たことがないかもしれないいくつかの古典を再考することを期待して、ジャンルの多くの異なる形式への道しるべとしても機能するように設計されています。

それでは、特に騒々しい旧西部の町への旅行でそれを始めましょう。

以上、大幅に意訳してます。原文はこちら
『100-greatest-world-cinema-films』

Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

米サイト「バルチャー」
『史上最高の西部劇映画・ベスト50』リスト

という事で、いよいよベスト100をご紹介!

当ブログで記事にしている映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
○映画リストに合わせてBGMに『シェーン』のテーマ曲はいかが?

Film2-GrenBar.png
50. 無法者の群 (1939,マイケル・カーティス)
49. ゴールデン・リバー (2018,ジャック・オーディアール)
48. ブラック・ライダー (1972,シドニー・ポワチエ)
47. 夕陽の群盗(1972,ロバート・ベントン)
46. 怒りの荒野 (1967,トニーノ・ヴァレリ)
45. 大列車強盗 (1903,エドウィン・S・ポーター)
44. 折れた矢(1950,デルマー・デイヴィス)
43. 片目のジャック (1961,マーロン・ブランド)
42. 小さな巨人 (1970,アーサー・ペン)
41. 左きゝの拳銃 (1958,アーサー・ペン)
40. ジェシー・ジェームズの暗殺(2007,アンドリュー・ドミニク)
39. ラスト・シューティスト (1976,ドン・シーゲル)
38. ブレージングサドル (1974,メル・ブルックス)
37. 反撃の銃弾 (1957,バッド・ベティカー)
36. 続・荒野の用心棒 (1966,セルジオ・コルブッチ)
35. 荒野の七人 (1960,ジョン・スタージェス)
34. 怒りの河(1952,アンソニー・マン)
33. 群盗荒野を裂く(1966,ダミアーノ・ダミアーニ)
32. ベラクルス (1954,ロバート・アルドリッチ )
31. 昼下りの決斗 (1962,サム・ペキンパー)
30. 銃撃 (1966,モンテ・ヘルマン)
29. アウトロー (1976,クリント・イーストウッド)
28. 牛泥棒 (1943,ウィリアム・A・ウェルマン)
27. 夕陽のガンマン(1965,セルジオ・レオーネ)
26. ウィンチェスター銃'73 (1950,アンソニー・マン)
25. トゥルー・グリット (2010,コーエン兄弟)
24. 拳銃王 (1950,ヘンリー・キング)
23. デッドマン (1995,ジム・ジャームッシュ)
22. 七人の無頼漢 (1956,バッド・ベティカー)
21. 荒野の用心棒 (1964,エンニオ・モリコーネ)
20. 黄色いリボン (1949,ジョン・フォード)
19. シェーン (1953,ジョージ・スティーヴンス)
18. 決断の3時10分 (1957,デルマー・デイヴィス)
17. 真昼の決闘 (1952,ディミトリ・ティオムキン)
16. 四十挺の拳銃 (1957,サミュエル・フラー)
15. 大砂塵 (1954,ニコラス・レイ)
14. 荒野の決闘 (1946,ジョン・フォード)
13. 明日に向って撃て! (1969,ジョージ・ロイ・ヒル)
12. 続・夕陽のガンマン (1966,エンニオ・モリコーネ)
11. リバティ・バランスを射った男(1962,ジョン・フォード)
10. ミークス・カットオフ(2010,ケリー・ライヒャルト)
9. 裸の拍車(1953,アンソニー・マン)
8. リオ・ブラボー (1959,‎ハワード・ホークス)
7. ワイルドバンチ (1969,‎サム・ペキンパー )
6. 赤い河 (1948,ハワード・ホークス)
5. ギャンブラー (1971,ロバート・アルトマン)
4. 駅馬車 (1939,ジョン・フォード)
3. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト (1968,エンニオ・モリコーネ)
2. 許されざる者 (1992,クリント・イーストウッド)
1. 捜索者 (1956,ジョン・フォード)


Film2-GrenBar.png

スポンサーリンク


film1-blk-ue.jpg

米サイト「バルチャー」『史上最高の西部劇映画・ベスト50』リストの感想


『史上最高の西部劇映画・ベスト50』をご覧になって、いかがでしょうか?

西部劇は映画の歴史に偉大な足跡を残してきたのみならず、アメリカ合衆国にとっての建国神話であり、それゆえハリウッド映画界がアメリカ国内市場を無視し得ない以上、今後も良作が生み出されていくことと思います。

と・・・・・書きながら、私のブログでは上記の50本の中で、レビュー記事として取り上げているのは10本にも満たない数でした・・・・

実際に鑑賞している本数で言えば38本はありましたが、あまり記事にしてない理由を探ってみると・・・・・私にとって、やはり「よそ様のお話」と感じ、ちょっと間違えるとアメリカ的独善性を感じてしまうからかもしれません。

私はともかく、このリストにランクインした西部劇は、その歴史を作ってきた古典的名作や、政治や社会的な問題を西部劇として描いた、西部劇の多様性を示した作品群です。

まずは、ハリウッド映画の背骨とも言うべき、このジャンルの作品を確かめてはどうでしょうか・・・・・意外と、今のアメコミヒーロー映画のバックボーンが西部劇にある事を発見するかもしれません。

世界中で、いろいろな観点で、さまざまな企画で映画ランキングが発表されています。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


また映画の歴史に興味があれば、アメリカのアカデミー賞の歴代作品のリストはいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
film_oscar.png




posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする