2021年01月29日

2020年度発表!『史上最高のギャング映画50本』雑誌「タイムアウト」のベスト・ギャング映画/日本映画も2本ランクイン!

雑誌タイムアウトが『史上最高のギャング映画50本』を選出!!!

雑誌『Time Out』は Time Out Groupが発行する世界的な雑誌です。
タイムアウトは、最初ロンドンで1968年にトニー・エリオットにより発刊されました。そして、1995年にTime Out New York(TONY)が発刊され、若くて才能のあるスタッフによる文化的レビューは、当時の若いニューヨーカーの支持を受けました。

そんな『Time Out』誌が映画文化の振興を目指し、2020年に選んだのが、当『史上最高のギャング映画50本』(100-greatest-world-cinema-films)のリストです。

当リストにはほとんどの日本人も知らないような日本映画が、2本も堂々ランクインしています。

なにはともあれ、ギャング映画好きの人々にとっては何よりの、ランキングではないでしょうか。

ということで・・・・・
まずはタイムアウト誌の企画冒頭の言葉から――
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『史上最高のギャング映画50本』
それは、一つの断れない申し出、シチリアのメッセージ、またはセメントの靴と呼ぶ:ギャングの映画には、映画愛好家の心に鉄で覆われた鍵がある。ハリウッドの最高の輸出品のいくつかは犯罪サーガであり、それらの古典にインディーズと外国映画の世界が続いている。ざらざらした、ロマンチックな、クールな静寂、またはタフな話が満載のこれらの映画は、五つ星の、フルコースのごちそうで、重い赤いソースがかかっている。そして、シカゴの最も悪名高いギャング、我々のリストに一度ならず登場する、アルカポネのような者にも、充分な活躍の場を作る。スピークイージー、ギャンブルの巣窟、路地裏、映画館の犯罪的な地下世界のノックオフされた銀行の金庫室のツアーに参加して欲しい。
以上、意訳してます。原文はこちら⇒『100-greatest-world-cinema-films』

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雑誌タイムアウト『史上最高のギャング映画50本』リスト


という事で、いよいよベスト100をご紹介!

当ブログで記事にしている映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
○映画リストに合わせてBGM映画『スティング』のテーマ曲はいかが?

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50.ヒットマンズ・レクイエム(2008/マーティン・マクドナー)
49.ブライトンロック(1947/マーティン・マクドナー)
48.ハートブルー(1991/キャスリン・ビグロー)
47.怪人マブゼ博士(1933/フリッツ・ラング)
46.ファーゴ(1996/ジョエル&イーサンのコーエン兄弟)
45.紳士同盟(1960/ベイジル・ディアデン)
44.狙撃者(1971/マイク・ホッジス)
43.男たちの挽歌(1986/ ジョン・ウー)
42.レオン(1994/リュック・ベッソン)
41.キッズリターン(1996/北野武)
40.仁義(1970/ジャン=ピエール・メルヴィル)
39. 拳銃魔 (1950/ジョセフ・H・ルイス)
38. カジノ (1995/マーティン・スコセッシ)
37. 黒い罠 (1958/オーソン・ウェルズ)
36.ノーカントリー (2007/ジョエル&イーサン・コーエン)
35. アメリカの友人 (1977/ヴィム・ヴェンダース)
34. キング・オブ・ニューヨーク (1990/アベル・フェラーラ)
33. シティ・オブ・ゴッド (2002/フェルナンド・メイレレス、 カチア・ルンヂ)
32.フレンチ・コネクション (1971/ウィリアム・フリードキン)
31. ブロードウェイと銃弾 (1994/ウディ・アレン)
30. 暗黒街の顔役 (1932/ハワード・ホークス)
29. スカーフェイス (1983/ブライアン・デ・パルマ)
28. ウォリアーズ (1979/ウォルター・ヒル)
27. パフォーマンス (1970/ニコラス・ローグ、 ドナルド・キャメル)
26. 波止場 (1954/エリア・カザン)
25. ボーイズ'ン・ザ・フッド (1991/ジョン・シングルトン)
24. 勝手にしやがれ (1960/ジャン=リュック・ゴダール)
23. スティング (1973/ジョージ・ロイ・ヒル)
22. インファナル・アフェア(200/アンドリュー・ラウ、 アラン・マック)
21. アンタッチャブル (1987/ブライアン・デ・パルマ)
20. 乾いた花 (1964/篠田 正浩)
19. 長く熱い週末 (1980/ジョン・マッケンジー)
18. ヒストリー・オブ・バイオレンス (2005/デヴィッド・クローネンバーグ)
17. いぬ (1962/ジャン=ピエール・メルヴィル)
16. 男の争い (1955/ジュールズ・ダッシン)
15. 街の野獣 (1950/ジュールズ・ダッシン)
14. イースタン・プロミス (2007/デヴィッド・クローネンバーグ)
13. ゴモラ (2008/マッテオ・ガローネ)
12. パルプ・フィクション (1994/クエンティン・タランティーノ)
11. 殺しの烙印 (1967/鈴木 清順)
10. セクシー・ビースト (2000/ジョナサン・グレイザー)
9. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984/セルジオ・レオーネ)
8. ミラーズ・クロッシング(1990/ジョエル&イーサン・コーエン)
7. ゴッドファーザー PART II (1974/フランシス・フォード・コッポラ)
6. 俺たちに明日はない (1967/アーサー・ペン)
5. ミーンストリート (1973/マーティン・スコセッシ)
4. グッドフェローズ (1990/マーティン・スコセッシ)
3. レザボア・ドッグス (1992/クエンティン・タランティーノ)
2. 現金に体を張れ (1956/スタンリー・キューブリック)
1. ゴッドファーザー (1972/フランシス・フォード・コッポラ)


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雑誌タイムアウト『史上最高のギャング映画50本』リストの感想


1位に輝いたのは、やはりの『ゴッド・ファーザー』でした。
また、『グッドフェローズ』『カジノ』『ミーンストリート』など、3本がランクインしているマーティン・スコセッシ監督も眼を引きます。

考えてみればが『ゴッド・ファーザー』のコッポラ監督もスコセッシ監督も、イタリア系アメリカ人の映画監督です。

ギャング映画の多くの主役がイタリア・マフィアであることを考えれば、このジャンルの傑作をこの2人が作れるのも納得がいきます。

またこのリストに、日本映画が2本ランクインしていますが・・・・・なぜこの映画?

こんなランキングが、世界中で、いろいろな観点で発表されています。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


また映画の歴史に興味があれば、アメリカのアカデミー賞の歴代作品のリストはいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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