2020年05月08日

トロント国際映画祭が選出『エッセンシャル映画100』/2010年選定!映画史の中で見るべき必須映画100本!!

トロント国際映画祭が選出『エッセンシャル映画100』がコレだ!!!

今回紹介するのは、歴史あるトロント国際映画祭が2010年に発表した、映画史上の「エッセンシャル=必要不可欠」な作品リストです。
そんな必須作品として、古典が多く並んでいますが、最近の映画にも目配りがしっかりされてるように思いました
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トロント国際映画祭選出『エッセンシャル映画100』リスト


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当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、ご覧くださると嬉しいです。

BGMとして、当リストの中から選んだのは――
<オズの魔法使いより「オーバー・ザ・レインボー」>
1.裁かれるジャンヌ(1928)カール・テオドア・ドライヤー
2.市民ケーン(1941/米)オーソン・ウェルズ
3. 情事(1960)ミケランジェロ・アントニオーニ
4. ゴッドファーザー(1972)フランシス・フォード・コッポラ
5. スリ(1959)ロバート・ブレッソン
6. 七人の侍(1954)黒澤明
7.大地のうた(1955)サタジット・レイ
8. カサブランカ(1942)マイケル・カーティス
8. これがロシアだ(1929)ジガ・ヴェルトフ
10. 自転車泥棒(1948)ヴィットリオデシカ
11.不安は魂を食いつくす(1974)ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
12. 8 2/1(1963)フェデリコ・フェリーニ
13. 戦艦ポチョムキン(1925)セルゲイ・M・アイゼンシュタイン
14. 羅生門(1950)黒澤明
15.東京物語(1953/日)小津安二郎
16. 大人は判ってくれない(1959)フランソワ・トリュフォー
17. 雨月物語(1953)溝口健二
18. 勝手にしやがれ(1960)ジャン=リュック・ゴダール
19.アタラント号(1934)ジャン・ヴィゴ
20.ニュー・シネマ・パラダイス(1988)
21. 大いなる幻影(1937)ジャン・ルノワール
22. アラビアのロレンス(1962)デヴィッド・リーン
23.仮面/ペルソナ(1966)イングマール・ベルイマン
24.風と共に去りぬ(1939) ヴィクター・フレミング
25. サンライズ(1927)F・W・ムルナウ
26. 2001年宇宙の旅(1968)スタンリー・キューブリック
27. イタリアへの旅(1954)ロベルト・ロッセリーニ
28.アメリ(2001)ジャン=ピエール・ジュネ
29. 街の灯(1931)チャールズ・チャップリン
30.スターウォーズ・エピソード4:新たなる希望(1977)ジョージ・ルーカス
31.キートンの探偵学入門 (1924)バスター・キートン
32.ゲームの規則(1939)ジャン・ルノワール
33. 山猫(1963)ルキーノ・ヴィスコンティ
34. 甘い生活(1960)フェデリコ・フェリーニ
35.ラ・シオタ駅への列車の到着(1986)リュミエール兄弟
36.オズの魔法使い(1939)ヴィクター・フレミング
37. ラ・ジュテ(1962)クリス・マーカー
38. めまい(1958)アルフレッド・ヒッチコック
39.夜と霧 (1956)アラン・レネ
40.パルプ・フィクション(1994)クエンティン・タランティーノ
41. 捜索者(1956)ジョン・フォード
42.スラムドッグ$ミリオネア(2008)ダニー・ボイル
43.暗殺の森(1970)ベルナルド・ベルトッチ
44.シティ・オブ・ゴッド(2002年)フェルナンド・メイレレス
31. タクシードライバー(1976)マーティン・スコセッシ
46. 地獄の黙示録 (1979)フランシス・フォード・コッポラ
47.ソドムの市(1975)ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
48.第七の封印(1957/スウェーデン) イングマール・ベルイマン
49.月世界旅行(1902)ジョルジュ・メリエス
50.メトロポリス(1927)フリッツ・ラング
51. アルジェの戦い(1966)ギロ・ポンテコルボ
52. 花様年華(2000)ウォン・カー・ワイ
53.ビリディアナ(1961)ルイス・ブニュエル
54. ライフ・イズ・ビューティフル (1997)
55.悲しみと哀れみ(1969)マルセル・オフュルス
56. パンズ・ラビリンス (2006)ギレルモ・デル・トロ
57. たそがれの女心(1953)マックス・オフュルス
58.ブレード・ランナー(1982)リドリー・スコット
59.オリーブの林を抜けて(1994)アッバス・キアロスタミ
60. 天井桟敷の人々 (1945)マルセル・カルネ
61.赤ちゃん教育(1938)ハワード・ホークス
62.雨に唄えば(1951) スタンリー・ドーネン & ジーン・ケリー
63.大砂塵(1954)ニコラス・レイ
64. 時計仕掛けのオレンジ (1971)スタンリー・キューブリック
65. 低開発の記憶ーメモリアスー(1968)トマス・グティエレス・アレア
66. M(1931)フリッツ・ラング
67. スコピオ・ライジング (1963)ケネス・アンガー
68. サイコ(1960)アルフレッド・ヒッチコック
69.恋々風塵(1986)侯 孝賢
70.シンドラーのリスト(1993)スティーブン・スピルバーグ
71.ナッシュビル(1975)ロバート・アルトマン
72. グリーン・デスティニー (2000)アン・リー
73. Wavelength (1967)マイケル・スノウ
74. 突然炎のごとく (1962)フランソワ・トリュフォー
75. ある夏の記録 (1961)ジャン・ルーシュ、 エドガール・モラン
76. 良き人のためのソナタ (2006) フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
77. グリード(1925)エーリッヒ・フォン・ストロハイム
78. お熱いのがお好き(1959)ビリー・ワイルダー
75. JAWS/ジョーズ(1975)スティーヴン・スピルバーグ
80.アニーホール(1977)ウディ・アレン
81.國民の創生(1915)D・W・グリフィス
82.恋する惑星(1994)ウォン・カーウァイ
83.Black Girl(1966)センベーヌ・ウスマン
84.レイジング・ブル(1980)マーティン・スコセッシ
85.マルタの鷹(1941)ジョン・ヒューストン
86.チャイナタウン(1974)ロマン・ポランスキー
87. アンドレイ・ルブリョフ(1966)アンドレイ・タルコフスキー
88.ベルリン天使の歌(1987)ヴィム・ヴェンダース
89.ビデオドローム(1983)デイヴィッド・クローネンバーグ
90.風と共に散る(1956)ダグラス・サーク
91. 第三の男(1949)キャロル・リード
92. ブルーベルベット(1986)デビッド・リンチ
93.続夕日のガンマン(1966)セルジオ・レオーネ
94.奇跡の海(1996)ラース・フォン・トリアー
95.愛の記念に(1983)モーリス・ピアラット
96.5時から7時までのクレオ(1962)アニエス・ヴァルダ
97.オール・アバウト・マイ・マザー(1999)ペドロ・アルモドバル
98.大地(1930)アレクサンドル・ドフジェンコ
99.オ−ルド・ボーイ(2003)パク・チャヌク
100. プレイタイム(1967)ジャック・タチ

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トロント国際映画祭選出『エッセンシャル映画100』の感想


古典的な作品の中で、キラリと輝く近年の作品。
たとえば、『ニューシネマパラダイス』や『パルプ・フィクション』『オールド・ボーイ』『スラムドッグ$ミリオネア』なんていうのは、結構チャレンジングな選出ではないでしょうか?
日本映画では、巨匠と呼ばれる黒沢が2本、小津が1本、溝口が1本で4本が高位置にランクインしました。

この日本映画の3巨匠は、映画を語る上で、間違いなく無視し得ない存在として確固たる地位を獲得しましたね。

こんな、映画ベスト100の企画は、様々な目的と意図を持って世界中で企画されています。
そんな『ベスト100企画』を、いろいろ紹介しています。
◎『映画ベスト100』企画を紹介!
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


また、映画の歴史に興味があれば、米国アカデミー賞の歴代受賞リストはいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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ともかく、これから早速、リストにある映画を探しに行ってきます―



posted by ヒラヒ at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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