2019年07月25日

アメリカ映画界選定!『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』/AFIアメリカ映画『100年100本』シリーズ!

AFI選定『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』がコレだ!!!

AFIというアメリカ政府公認の「映画芸術の遺産を保護し前進させること」を目的とした機関があります。
その組織の概要は下の記事で書かせて頂きました。
関連レビュー:AFIってナニ?
『史上最高のアメリカ映画100本』
アメリカ映画界が選んだアメリカ映画のベスト100!!!
AFI『100年100本』シリーズの第一弾

そんな「AFI=アメリカン・フィルム・インスティチュート」が、アメリカ映画誕生から100周年の記念事業として、1998年から『100年100本』と題する映画ランキングの編纂を始めます。
今回紹介するのは、AFIが取り組んだこの事業の、2004年に発表された映画ソングのベスト100です。
この順位決定も他の『100年100本』シリーズ同様、AFIが候補作を選び、映画関係者(監督、脚本家、俳優、編集者、映画撮影技師、批評家、歴史家)の投票により決まったものです。

ちなみに、この企画の第一弾は、上の記事で紹介した『史上最高のアメリカ映画100本』でした。

それでは、まずAFIの『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』冒頭の言葉をご紹介。
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AFI『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』
AFI「100年_100の笑い」は全ての時代で最も笑える100本のアメリカ映画です。

ジャンルにかかわらず、このリストの映画は微笑というよりも、総体的には喜劇的な笑撃を経験させます。これらの映画は時を超えて響く笑いを提供し、アメリカの映画遺産を豊かにし、今日の芸術家や観客を刺激しています。

アメリカ喜劇映画ベスト100は、2000年6月13日に放映されたドリュー・バリモアが司会のCBSの特別番組で、初めて発表されました。

以上、大幅に意訳してます。原文はこちら⇒「AFI's 100 Funniest American Movies Of All Time」

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AFI選定『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』リスト



という事で、いよいよベスト100をご紹介!
当ブログで記事にした映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらご覧ください。

下のリストからBGMを一曲・・・・
<『ゴーストバスターズ』 主題歌/歌:レイ・パーカー・Jr>

100. グッドモーニング, ベトナム (1987, バリー・レヴィンソン)
99. 底抜け大学教授 (1963, ジェリー・ルイス)
98. ダニー・ケイの黒い狐 (1956, メルヴィン・フランク、ノーマン・パナマ)
97. さよならゲーム (1988, ロン・シェルトン)
96. 極楽発展倶楽部 (1933, ウィリアム・A・サイター)
95. 大陸横断超特急 (1976, アーサー・ヒラー)
94. メイム叔母さん (1958, モートン・ダコスタ)
93. ファーゴ (1996, ジョエル・コーエン)
92. 教授と美女 (1941, ハワード・ホークス)
91. ふたり自身 (1972, エレイン・メイ)
90. 女性No.1 (1942, ジョージ・スティーヴンス)
89. 天国から落ちた男 (1979, カール・ライナー)
88. ビートルジュース (1988, ティム・バートン)
87. 初体験/リッジモント・ハイ (1982, エイミー・ヘッカーリング)
86. シティ・スリッカーズ (1991, ロン・アンダーウッド)
85. 晩餐八時 (1933, ジョージ・キューカー)
84. ゴー!ゴー!アメリカ 我ら放浪族 (1985, アルバート・ブルックス)
83. 花嫁の父 (1950, ヴィンセント・ミネリ)
82. プライベート・ベンジャミン (1980, ハワード・ジーフ)
81. 海底王キートン (1924, バスター・キートン、ドナルド・クリスプ)
80. スリーパー (1973, ウディ・アレン)
79. ロイドの人気者 (1925, サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー)
78. モロッコへの道 (1942, デヴィッド・バトラー)
77. パームビーチ・ストーリー (1942, プレストン・スタージェス)
76. ビクター/ビクトリア (1982, ブレイク・エドワーズ)
75. わたしは別よ (1933, ローウェル・シャーマン)
74. 9時から5時まで (1980, コリン・ヒギンズ)
73. いんちき商売 (1931, ノーマン・Z・マクロード)
72. ウチの亭主と夢の宿 (1948, ヘンリー・C・ポッター)
71. ボールズ・ボールズ (1980, ハロルド・ライミス)
70. オペラハット (1936, フランク・キャプラ)
69. ウディ・アレンのバナナ (1971, ウディ・アレン)
68. 新婚道中記 (1937, レオ・マッケリー)
67. ミセス・ダウト (1993, クリス・コロンバス)
66. 泥棒野郎 (1969, ウディ・アレン)
65. 御冗談でショ (1932, ノーマン・Z・マクロード)
64. ブロードキャスト・ニュース (1987, ジェームズ・L・ブルックス)
63. ビバリーヒルズ・コップ (1984, マーティン・ブレスト)
62. キートンの探偵学入門 (1924, バスター・キートン)
61. おかしなおかしな大追跡 (1972, ピーター・ボグダノヴィッチ)
60. 天国漫歩 (1937, ノーマン・Z・マクロード)
59. マルクス一番乗り (1937, サム・ウッド)
58. かぼちゃ大当たり (1934, ノーマン・Z・マクロード)
57. ダイナー (1982, バリー・レヴィンソン)
56. 凸凹フランケンシュタインの巻 (1948, チャールズ・T・バートン)
55. レディ・イヴ (1941, プレストン・スタージェス)
54. モーガンズ・クリークの奇跡 (1944, プレストン・スタージェス)
53. ミスター・アーサー (1981, スティーヴ・ゴードン)
52. ニノチカ (1939, エルンスト・ルビッチ)
51. 七年目の浮気 (1955, ビリー・ワイルダー)
50. キャット・バルー (1965, エリオット・シルヴァースタイン)
49. 生きるべきか死ぬべきか (1942, エルンスト・ルビッチ)
48. 暗闇でドッキリ (1964, ブレイク・エドワーズ)
47. シャンプー (1975, ハル・アシュビー)
46. マンハッタン (1979, ウディ・アレン)
45. ハロルドとモード 少年は虹を渡る (1972, ハル・アシュビー)
44. いとしの殿方 (1936, グレゴリー・ラ・カーヴァ)
43. アメリカン・グラフィティ (1973, ジョージ・ルーカス)
42. ビッグ (1988, ペニー・マーシャル)
41. 月の輝く夜に (1987, ノーマン・ジュイソン)
40. おかしなおかしなおかしな世界 (1963, スタンリー・クレイマー)
39. サリヴァンの旅 (1941, プレストン・スタージェス)
38. 街の灯 (1931, チャールズ・チャップリン)
37. 独裁者 (1940, チャールズ・チャップリン)
36. アニマル・ハウス (1978, ジョン・ランディス)
35. ハーヴェイ (1950, ヘンリー・コスター)
34. 恋はデジャ・ブ (1993, ハロルド・ライミス)
33. モダン・タイムス (1936, チャールズ・チャップリン)
32. 影なき男 (1934, W・S・ヴァン・ダイク)
31. 赤ちゃん泥棒 (1987, ジョエル・コーエン)
30. 毒薬と老嬢 (1944, フランク・キャプラ)
29. スパイナル・タップ (1984, ロブ・ライナー)
28. ゴーストバスターズ (1984, アイヴァン・ライトマン)
27. メリーに首ったけ (1998, ファレリー兄弟)
26. チャンス (1979, ハル・アシュビー)
25. 黄金狂時代 (1925, チャールズ・チャップリン)
24. ボーン・イエスタデイ (1950, ジョージ・キューカー)
23. 恋人たちの予感 (1989, ロブ・ライナー)
22. アダム氏とマダム (1949, ジョージ・キューカー)
21. ワンダとダイヤと優しい奴ら (1988, チャールズ・クライトン)
20. アパートの鍵貸します (1960, ビリー・ワイルダー)
19. ヒズ・ガール・フライデー (1940, ハワード・ホークス)
18. キートンの大列車追跡 (1927, バスター・キートン、クライド・ブラックマン)
17. おかしな二人 (1968, ジーン・サックス)
16. 雨に唄えば (1952, ジーン・ケリー)
15. フィラデルフィア物語 (1940, ジョージ・キューカー)
14. 赤ちゃん教育 (1938, ハワード・ホークス)
13. ヤング・フランケンシュタイン (1974, メル・ブルックス)
12. オペラは踊る (1935, サム・ウッド)
11. プロデューサーズ (1968, メル・ブルックス)
10. フライングハイ (1980, ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー)
9. 卒業 (1967, マイク・ニコルズ)
8. 或る夜の出来事 (1934, フランク・キャプラ)
7. M★A★S★H マッシュ (1970, ロバート・アルトマン)
6. ブレージングサドル (1974, メル・ブルックス)
5. 我輩はカモである (1933, レオ・マッケリー)
4. アニー・ホール (1977, ウディ・アレン)
3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (1964, スタンリー・キューブリック)
2. トッツィー (1982, シドニー・ポラック)
1. お熱いのがお好き (1959, ビリー・ワイルダー)


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AFI『最も笑えるアメリカ喜劇・ベスト100』リストの感想


AFIの選んだ映画100年の中で、最も笑えるコメディーリストはいかがだったでしょうか?

はずかしながら、レビューを書いている作品がほぼないという・・・・・・・・・・
イヤ、見てない訳じゃないんです。少なくとも1/3は見ているんですが・・・・・・・

コメディー作品の笑いを分析解説するのは、なかなか私には難しいようです。

私のグチはともかく、このAFIの他にも、ベスト100の企画は、様々な目的と意図を持って世界中で企画されています。
つたないながら、当ブログで紹介した記事を以下紹介させて頂きます。
関連レビュー:BBCのベスト映画企画
英BBC『100本の偉大なアメリカ映画』
批評家の選んだハリウッド映画のベスト100!!!
映画の歴史を作ったアメリカ映画の古典


関連レビュー:BBCのベスト映画企画
英BBC『21世紀最高の映画ベスト100』
21世紀に生まれた映画のベストを決定!!!
しかし2000年の映画が選出!これ20世紀でしょ?

関連レビュー:BBCのベスト映画企画
英BBC『史上最高の外国語映画ベスト100』
日本映画が高評価!!!
英語圏以外で作られた映画、オール・タイム・ベスト100


また、一般の映画ファンがどんな映画を評価しているかで、ベスト100を選んだ特集もあります。
関連レビュー:英国エンパイア誌のベスト映画企画
エンパイア誌『史上最高の100本の映画』
日本映画が高評価!!!
エンパイア読者が選ぶ、オール・タイム・ベスト100


映画の歴史に興味があれば、アカデミー賞の歴代受賞はいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ at 11:18| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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