『シン・レッド・ライン』(ストーリー編)
原題 The Thin Red Line 製作国 アメリカ 製作年 1998 上映時間 171分 監督 テレンス・マリック 脚本 テレンス・マリック 原作 ジェームズ・ジョーンズ |
評価:★★★★ 4.0点
この映画は第二次世界大戦の、日米が激戦を繰り広げたガダルカナル島を舞台にした戦争映画です。
その、リアルで激烈な戦闘を描いたシーンは、迫力を持って見る者に迫り、思わず息を飲みます。
しかしそれ以上に、ここで語られたのは、この世の地獄の中で必死に求められた『救い』だったように思います。
『シン・レッド・ライン』予告 |
『シン・レッド・ライン』あらすじ |
美しい太平洋の島で暮らす原住民達と共に遊ぶ、一人のアメリカ兵がいた。
彼、アメリカ陸軍C中隊に属する二等兵ウィット(ジム・カヴィーゼル)は原住民達の姿に安らぎを見出していた。
しかし彼の行動は、古参兵のウェルシュ曹長(ショーン・ペン)の怒りを買った。
無許可で部隊を離れる行為は、軍法会議にかけるべき罪だとウィットを責めた。
そして、戦闘が目前に迫っていることから、罰として前線で負傷兵を運ぶ看護兵に配属した。
彼らC中隊を率いる部隊長トール中佐(ニック・ノルティ)は、クィンタード准将(ジョン・トラヴォルタ)とガダルカナルに向かう船上で、言葉を交わす。
准将はトール中佐の部隊を勇猛だと褒めるが、トール中佐は出世の為に、中隊を敢えて危険な場所に赴かせていた。
そして島への上陸が始まり、日本軍の守備隊がたてこもる丘の攻略にかかる中隊。
息を殺しながら斜面を登る兵士達に向けて、日本軍のトーチカから、激しい銃撃が浴びせかけられた。
日本軍の猛攻
ケック軍曹(ウディ・ハレルソン)はじめ、兵士たちは次々に負傷し、命を落とす。
C中隊長のスターロス大尉(エリアス・コーティアス)以下兵士は、弾丸の雨の中斜面に身を伏せ、身動きが取れなくなった。
部隊後方では、功を焦るトール中佐が兵の命を犠牲にしても突撃しろと、無線でスターロスに命令をした。スターロスは部下を無駄死にさせられないと命令を拒否した。
業を煮やしたトール中佐は、前線に乗り込み指揮をした。
中佐は決死隊を募り、日本軍陣地の攻略を託した。
自ら志願した、士官ガフ大尉(ジョン・キューザック)や、戦場でも故郷に残した美しい妻(ミランダ・オットー)を思い戦うベル二等兵(ベン・チャップリン)など、総勢7名の兵士達の手が上がった。
トーチカ制圧
彼らの攻撃でトーチカは制圧された。
C中隊は更に前進し攻勢を強め、強引なトール中佐の命令下、更に奥地に進軍し日本軍の拠点も攻め落とした。
日本軍拠点制圧
戦闘に勝利した中隊は多くの日本兵を捕虜にし、島の攻略のための拠点を確保したのだった。
その中で、トール中佐は命令に背いたスターロス大尉を解任し、ガフ大尉を中隊の指揮官とした。
部隊は一週間の休養を許された。
その後、再び戦線に投入された部隊は、島のジャングルで日本軍と遭遇し、包囲された。
状況を確認するため、看護兵から一兵卒に復帰していたウィットは、危険を承知で仲間3人と斥候に出た・・・・・・・・・・
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以降の文章には 『シン・レッド・ライン』ネタバレを含みますので、ご注意下さい。 |
(あらすじから)
ウォルシュは部隊を守るために、自らが囮となり日本軍に包囲され命を落とした。
ウェルシュは彼の墓の前にひざまづく。
部隊には解任されたスターロスに代わり、新たな中隊長のボッシュ大尉(ジョージ・クルーニー)が赴任した。
『シン・レッド・ライン』ラスト |
ウェルシュやベルは、ガダルカナル島から離れることになり、様々な感慨を胸に島を後にした。
その海岸の波打ち際には、一つのヤシの実が流れ着き、芽を出していた・・・・・・・・・・
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勝手に消えてしまったら私は怒ります。
コメントありがとうございますm(__)m
ブログサークルの方は、当分ブログ更新が本業が忙しく、新しい記事をめったに出せないだろうということで、退会いたしました。
ご挨拶無しに申し訳ありません。m(__)m
ブログサークル参加で無理をしていたところもあるので、当分マイペースでやるつもりです。
悪しからずご了承下さい(^^)