『戦場にかける橋』(ネタバレ・ラスト編)
原題 The Bridge on the River Kwai 製作国 アメリカ 製作年 1957 上映時間 162分 監督 デイヴィッド・リーン 脚本 デイヴィッド・リーン、カルダー・ウィリンガム 原作 ピエール・ブウル |
評価:★★★★ 4.0点
この映画は、クウェー川にかかる日本軍の橋を、英国軍捕虜が作り上げる物語です。
史実をもととし、日本軍の捕虜収容所内における、日・英の戦いも見ごたえがあります。
しかしそれ以上に、対立を超えて到達した男たちの誇りと、戦争の無残さがこのラストで描かれ、アカデミー賞他、各国の映画賞に輝いた作品です。
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『戦場にかける橋』予告 |
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これ以降 『戦場にかける橋』ネタバレがありますご注意ください。 |
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(あらすじから)

翌朝、爆弾を仕掛けたシアーズらは、川の水位が下がって、爆弾の導線が川のそこかしこでむきだしになっていること気付いた。
秘密工作隊は焦るものの、陽は上り汽車開通の祝賀行事が始まる。
橋の上には日本軍の斉藤所長を初め、イギリス軍捕虜の二コルソン大佐もその場に列席したが、軍医のクリプトンは日本軍橋を祝う気にはなれないと橋には上がらなかった。
初めて通過する列車の迎え入れ前に、ニコルスンと斉藤は最後の点検をした。
そして山の向こうから初めて通過する予定の列車の汽笛が遠く聞こえた。
その時、ニコルスンが橋脚から伸びた爆弾の導線を発見した。
斉藤を呼び橋の下へ降り確認すると、その線はどこまでも川を伸びて行った。
線はイギリス工作員の待つ、起爆装置に近づき、発見は避けられないと覚悟した工作隊が、躍り出て斉藤を背中から刺し殺した。
ニコルスンは工作隊を取り押さえたが、イギリス軍兵士だと告げられ混乱した。
異変に気付いた日本軍が攻撃を開始し、イギリス工作隊も戦闘を開始した。
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『戦場にかける橋』ラスト |
そして、工作隊に参加したアメリカ兵シアーズが、橋爆破のため飛び出し、日本兵に射殺される。【意訳】ニコルソン:お前は。(シアーズが絶命)何をしているんだ?/軍医クリプトン:狂ってる。
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『戦場にかける橋』結末感想 |