原題 The Silence of the Lambs 製作国アメリカ 製作年1991 上映時間119分 監督ジョナサン・デミ 脚本テッド・タリー 原作トマス・ハリス |
評価:★★★★ 4.0点
この映画を最初に見た時には、猟奇的なシーンと、アンソニーホプキンスの演ずる怪異なハンニバル・レクター博士に眼を奪われた。
また、映画としてもサスペンスたっぷりの刺激性に満ちており、エンターテーメントして強い力を持っていると思った。
その反面この刺激ばかり強い印象のドラマが、アカデミー賞5冠を獲るほどの内容だろうかと、疑問に思った事を覚えている・・・・・・
しかし、どうやら私が浅はかだったと、今回久々に見て思い知った。
<目次> |
映画『羊たちの沈黙』詳しいあらすじ |
FBIアカデミーのトレッキング・コースをひた走る訓練生クラリス(ジョディ・フォスター)は、上司ジャック(スコット・グレン)の呼び出しにより出頭する。クラリスが大学で学んでいた時の恩師がジャックだった。ジャックが命じたのは、捜査中の事件の参考のため州立の精神病院に収監されている精神科医ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)に面談する事だった。
レクター博士は自らの患者を9人を殺害し食べたという過去を持ち厳重に隔離されていた。精神病院院長のチルトン博士(アンソニー・ヒールド)から厳格な規則遵守を約束させられ、クラリスはレクターと面談した。レクターの透徹した知性と底光りする眼にクラリスは圧倒される。そして帰り際クラリスは別の収監者の精液を浴びせかけられると、レクターはクラリスを哀れんで事件のヒントを与え、その収監者に対して怒りを爆発させた。レクターは後日その収監者を言葉で責めて自殺に追い込んだ。
実はジャックがクラリスをレクターにあわせたのは、若い女性の皮を剥いで殺す連続殺人犯バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)の捜査に、レクターの知見を引き出すためだった。ジャックはレクターがクラリスに興味を持つことを見越して研修生にも関わらず派遣したのだった。更に面談を重ねるうちに、レクターはクラリスの父が10歳の時に死んだという過去を語るのと引き換えに、事件捜査のヒントをレクターから抽き出せるようになる。
そんな時、女性上院議員の愛娘キャサリン(ブルック・スミス)がバッファロー・ビルに誘拐される。精神病院院長のチルトン博士は、FBIとクラリスがレクター博士に真犯人を語らせようとしていることに気づく。チルトンは自らの欲のため上院議員を巻き込み、レクター博士を待遇の良い牢に移動する事と引き換えに、レクターから真犯人の名前ルイス・フレンドを聞き出す。
レクターが移送収監された施設を訪ねたクラリスは、ルイス・フレンドの綴りを入れ替えると"Iron sulfide=硫化鉄=偽金=偽者"となると指摘する。レクター博士は、そんなクラリスに犯人は渇望している対象を見つめている者だと語る。そして、クラリスは自らを語るように要求され、父が死んだあと親類の牧場に引き取られ、そこで羊が屠殺されている声で眼を覚まし、子羊をつれて逃げようとしたが捕まり牧場主が激怒し、施設に入れられた過去を語った。(右:暗闇で起きて、羊の叫びを聞くんだね?)そこにチルトン博士がやってきて、クラリスを強制退去させる。レクターは結局ヒントしか語らず事件資料を返した。
そんなレクターは隙を見て職員二人を殺害し、脱獄に成功し逃走してしまう。一方、クラリスはレクターの残した資料を見るうちに、最初に殺害された女性が鍵だと知り、オハイオ州ベルベデーレに向かい女性の交流関係を洗う。そこで犯人は裁縫が上手く、大柄の女性を監禁し痩せさせ、その皮を剥ぎ取り服を作っていると予想する。上司ジャックに捜査報告をすると、シカゴのキャルメットシティに住む男が犯人だと特定され、その家に向かっていると知る。上司ジャックは引き続き、ベルベデーレで犯人との関係を調べるようクラリスに指示した。クラリスは被害女性が裁縫の仕事で訪れていた、リップマン夫人の家の調査に訪れる。
そして、同時刻にはシカゴの一軒の家をFBIの武装チームが急襲した・・・・・・・・・・
映画『羊たちの沈黙』予告 |
映画『羊たちの沈黙』出演者 |
ジョディ・フォスター(クラリス・スターリング)/少女クラリス(マーシャ・スコロボガトフ)/ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)/スコット・グレン(ジャック・クロフォード)/バッファロービル(テッドレヴィン)/フレデリック・チルデン博士としてのアンソニー・ヒールド)/キャサリン・マーティン(ブルック・スミス)/米国上院議員ルース・マーティン(ダイアン・ベイカー)/バーニー・マシューズ役のフランキー・フェイソン)/ラマー(トレイシー・ウォルター)/ボイル中尉(チャールズ・ネイピア)/
映画『羊たちの沈黙』受賞歴 |
第64回アカデミー賞、作品賞、監督賞:ジョナサン・デミ、主演男優賞:アンソニー・ホプキンス、主演女優賞:ジョディ・フォスター、脚色賞:テッド・タリー
第41回ベルリン国際映画祭・銀熊賞(監督賞):ジョナサン・デミ
第49回ゴールデングローブ賞・主演女優賞 (ドラマ部門):ジョディ・フォスター
【アンソニー・ホプキンスのアカデミー賞・最優秀男優賞・受賞式】
キャシー・ベイツがプレゼンターでノミネート者紹介。
【アンソニー・ホプキンスの受賞スピーチ大意】
神様、信じられない。本当に期待してなかった。ここにいるのは大変な名誉で、特にニック・ノルティー、ウォーレン・ベィティ、ロビン・ウィリアムスやローバート・デニーロのような偉大な俳優と一緒で光栄だ。まず最初に、私の母に挨拶したい。母はウェールズにいてイヴ、ジーン、ジルとトニーと共にTVを見ている。私の父は11年前に死にましたが、たぶん父もこの栄光に力を貸してくれたと思う。友人のボブ・パーマー、友で広報担当者、我が愛する妻のジェニー、そして長年ロサンジェルスで今ここにいる事を助けてくれた多くの人々に感謝します。私にとって素晴らしい栄誉で、大変感動しています。そして、神のご加護を全ての人に、ありがとうございました。
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映画『羊たちの沈黙』感想・考察女性ジェンダーの闘い |
その最も象徴的なシーンは捜査に赴いた、葬儀場で表現されます。
警官:パーキンス保安官、FBIの捜査官が来ました。/ジャック:ジャック・クロフォードです。特別捜査官のテリーと捜査官スターリング。お招き頂き感謝したい。/パーキンス保安官:俺は呼んでない。州の検察だろう。我々は出来る限りの便宜ははかるが、しかし・・・・・/ジャック:保安官この種の性的な犯罪なので、個人的に話し合った方がいいと思うが。(クラリスを見て)意味が分かるかな。
このシーンには続きがあり、帰りの車の中で、上司ジャックは保安官と席を外したのは、保安官を帰らせるためにしたことだと、クラリスの怒りを鎮めようとします。
しかし聡明なクラリスは、女性だから排除され、女性だから警官達に眼で犯され、女性だから異分子として疎まれていると分かっています。
このシーンは、そのまま社会に出た女性達が、男権社会で働く事の困難さを象徴するシーンだったはずです。
社会に出た女性達は、男ではない存在として女性を排除しようとする力と、男の性的な対象として好奇と欲望の眼差しを、潜在的に受けるでしょう。
そんな事情を、この映画のポスターは象徴的に表現してます。
このポスターに描かれた蛾が、生れ落ちてから成虫へと変態していくように、人も生まれてから社会的な役割として「男女の性=ジェンダー」を生きることを強制されるのです。
つまりこの映画で現れる蛾とは、そのままジェンダーを象徴するモノでしょう。
そして、女性達は、その事、ジェンダーの不平等を口に出しては社会に適応し難くなるゆえに、口を閉ざさなければならないのです。
この映画のクラリスが、自らの意思を明確に持った強い女性でありながら、どこか儚げなのは、彼女がそんな社会的な弱者として登場しているからだと感じました。
こんな、女性達の社会に求められる、制度的な、もしくは潜在的な不平等と、差別に対して「No」を唱えたのがフェミニズムという主張です。
フェミニズム(英: feminism)とは、性差別を廃止し、抑圧されていた女性の権利を拡張しようとする思想・運動、性差別に反対し女性の解放を主張する思想・運動などの総称。
多くのフェミニストは、女性に関する様々な社会問題が、男性優位の社会構造から生じ、または家父長制が無意識に前提視されていることから生じていると主張している。また、女性間の差異を考慮に入れれば、たとえば「黒人」「女性」というように、二重、三重に抑圧されていると捉えることができるため、フェミニズムを複合的な抑圧の集成理論として、また相互に影響する多くの解放運動の流れの一つとして捉えることもできる、と主張している。(Wikipediaより)
下:エマ・ワトソン UN Women 親善大使演説
エマ・ワトソンはフェミニズムの現状を国連の場で語った。
この映画におけるクラリスが、女性として社会的に抑圧されている姿として、フェミニズム的主張を持って描かれているのは間違いないでしょう。
しかし上の葬儀場のシーンの動画で見逃せないのは、クラリスが男性社会で孤立したとき、父の葬儀を思い出していた事です。
実に、この映画にとっても、女性というジェンダーにとっても重要なのは、その「娘と父」の関係性だと語っていると思うのです。
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映画『羊たちの沈黙』解説父と娘の関係 |
ストーリーを追えば、クラリスは母を早く亡くし、10歳の時に更に保安官だった父を事件で亡くします。
そして、親類の馬と羊を飼っている牧場に世話になりますが、2ヶ月で施設に送られることになります。
それは、ある晩奇妙な叫びを聞いて眼を覚まし、声のするほうを見てみると羊が屠殺されている姿を眼にします。クラリスは子羊をつれて逃げようとしますが捕まり、牧場主が激怒して施設に送られたというのが真相でした。その子羊の声がトラウマになり今も夜起きると語っています。
レクター博士に、そんな子羊を助けるためにFBI捜査官になったのかと問われ、キャサリンを助ければ声が消えるのかと問われます。
この子羊とはそのまま彼女だったでしょうし、その牧場主とは代理としての父であった事は間違いありません。
そしてそれは、迷える子羊を導いたという、「イエス・キリスト=神と人間」の関係とも相似だと言えるでしょう。
つまりは、「父=神」とは、守るものでありながら奪うものだという真実が描かれています。
そして、その関係とは「父と娘」の関係性の中で、重要な働きを娘に対して及ぼすように思います。
普通に考えれば、本来女性とは母という属性を引き継ぐ存在ではないでしょうか。
ところが、母というキャラクターは男性社会の中で働く際に機能する属性ではないがゆえに、そのモデルは父親に求めざるを得ません。
しかし、父親という存在は娘にとって、二つの相反する力として現れるはずです。
一つは社会的先導役として娘を守り導く者。
一つは異性としての潜在的欲望対象として奪い汚す者。
つまり、この映画のハンニバル・レクター博士とFBIの上司ジャック・クロフォードとクラリスの関係とは「娘と父」の関係性を描いていると思えてなりません。
レクター博士は奪い汚す者としての側面を、ジャック・クロフォードは教え守る者の側面を強く持っていると感じますが、二つの相反する力は両者とも交じり合って持っていると感じられます。
それは「娘にとっての父」とは、その愛情に従うか反発するかによって、違う様相を見せるからかもしれません。
いずれにしても、そんな男権に対する矛盾した感情は保持したまま、男性社会の中に入っていく娘は、あらかじめ混乱した存在として社会を生きざるを得なくなるのです。
しかし、そんな「親と子」の関係とは、男女の分業が崩れ、ジェンダー自体に疑問が生じている現代社会においては、正解がないという点で混迷は深くなります。
実はそんな社会的な変化を踏まえた「親と子」の関係が、この映画には「誘拐されたキャサリン=娘と女性上院議員=母」とか「犯人バッファロー・ビルとその母」の関係であるとかいうように、いくつか提示されています。
そんな背景を持っているがゆえに、異様さや、サスペンスに深みと奥行きが出たと思います・・・
この映画の題名『羊たちの沈黙』の意味とは、英語のRambが子羊、生け贄、犯罪被害者を表す言葉である時、社会的に女性達が抑圧され、声を発せられない姿を表しているように思います。
関連レビュー:50年代を舞台のフェミニズム映画 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 1950年代のアメリカンドリームの行方 ケイト・ウィンスレットとレオナルド・デカプリオ主演 |
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以下の文章には 映画『羊たちの沈黙』ネタバレがあります。 |
(あらすじから続く)
FBIが踏み込んだ家は、空き家だった。
クラリスの訪れたリップマン夫人の家の住人が、連続殺人犯バッファロー・ビルの正体だったのだ。
クラリスはその事実に気づき銃を抜くが、犯人は家の地下へと逃げてしまう。古井戸の底深くに閉じ込められたキャサリンを発見する。犯人を追ううちに浴槽に入った老婆の骸骨を見つける・・・・・
クラリス:FBIよ。あなたは安全よ。/キャサリン:何が安全よ!とっととここから出してよ!/クラリス:あなたは大丈夫。犯人はどこ?/キャサリン:何で私に分かるわけ!さっさと出して!/クラリス:黙って。犬を吠えさえないで。/キャサリン:私を出して!/クラリス:キャサリン、ここから出してあげるけど、ちょっと聞いて。私はこの部屋を出る。すぐ戻るから。/キャサリン:イヤだ!ここに置いとくな、このクソ女!ここから出せってば!あのヤローは狂いまくってんだ!ねえってば!出せよ!/クラリス:キャサリン、他の捜査官を呼ぶからちょっと待って。/キャサリン:待て!行くな!頼むから!/クラリス:黙って!
(暗転、犯人との対決)
犯人が電気を切り暗闇になった地下室で、犯人は暗視スコープを装着し背後に迫った。犯人が銃の撃鉄を上げた音に反応したクラリスは犯人の位置を知りを射殺する。
その地下室には、アメリカ国旗と、兵隊の人形、鉄兜のような帽子があった・・・・・・
このシークエンスのキャサリンとの会話は、男性社会において闘う女性の足を引っ張るのが、実に同性の女性に他ならないことを象徴的に描いていると思います。
また、このシーンは犯人に関する重要な情報がちりばめられていますが、ミイラ化した老婆のショットはヒッチコックの『サイコ』の影響を強く感じます。
当ブログ関連レビュー:
『サイコ』
サイコ・ホラー元祖映画
母と息子の危険な関係
また、この映画のサスペンシーンを、映像により状況を丹念に説明するのも、ヒッチコック風の演出だと思います・・・・・
そんな『サイコ』を踏まえれば、抑圧者の母にスポイルされたマザコンの犯人像という姿が見えてきます。
しかし硝煙の中に、アメリカ国旗を中心に、右に兵隊の人形、左の鉄兜という男性ジェンダーの象徴と、蛾のモールが回転する映像でその男性ジェンダーからの脱皮、さなぎから成虫への変態がイメージとして描かれているのを見れば、母に父権を求められ、反発した結果のようにも思えます・・・・・
映画『羊たちの沈黙』結末 |
そしてFBI訓練生の卒業式。クラリスも晴れて捜査官となった。
同期生マップ:特別捜査官スターリング。/クラリス:特別捜査官マップ/同期生マップ:電話よ。/クラリス:失礼/客:ピンチ、写真取ってくれる/客:いいよ。モチロン。/ジャック:いいかな。おめでとうを言いたくてね。あんまりこんな事をしてはいけないんだが、だからここから直ぐ退散するよ/クラリス:分かりました。感謝してます。/ジャック:君のお父上も今日を誇りに思うはずだ。・・・・・電話を忘れずに。/クラリス:スターリングです。/レクター博士:クラリスか?羊達の叫びは止まったか?/クラリス:レクター博士/レクター博士:私を追いかけて不愉快な思いをさせてくれるな。さほど長くは留まらない。/クラリス:どこにいるんですかレクター博士?/レクター博士:君を訪ねる予定はないな、クラリス。君がいる世界は、より興味深いからな。それで、私にも同様の礼儀を、今君に期待したいがね。/クラリス:私は約束しかねます。/レクター博士:私は君ともっとお喋りしたいが、旧友をディナーにする予定があるんでね。では。/クラリス:レクター博士?レクター博士?/チルトン博士:失礼。セキュリティーシステムは完璧か?/ボディガード:我々のセキュリティーは超強力です。/チルトン博士:ありがとう。感謝するよ。
このラストは、二人の父親からの承認を意味したはずです・・・・・・・・・・
特に握手のシーンは父性の持つ二つの側面が、鮮烈に描写されていると思います。
それは逆から言えば、「女性性」を男性社会から見て評価・規定する二つの側面、男権社会に対する奉仕と、男達の性的欲望の対象として、いずれも認められた事を意味するでしょう・・・・・・
しかしそれゆえ、このクラリスの耳には、子羊の泣き声がまだ響いているように思えてなりません。
それは社会が、性差を元に個人の行動を規定しなくなるまで、けっして止む事はないのでしょう。
蛇足をもう一つ・・・・・・・
このレクターがチルトンを追って行った、カリブ海と思われる島。
ここで、映画のエンドクレジットの最後まで見続けると、音楽が終わった後に、鳥の鳴き声が入ります。
実は鳴く鳥とは大抵オスで、このさりげない鳴き声こそジェンダーが世界を覆っているという証明のように感じました
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ありがとうございます(^^)理屈っぽかったかと反省です(笑)実はこの後の作品をちゃんと見てないという・・・・借りてこなきゃ(TT)
名作ですね〜アンソニーホプキンスの演ずるハンニバル・レクターが最高です。ドラマ版もありますよね〜。観たい気持ちもありますが・・アンソニーホプキンスじゃないもんなあ・・
>いごっそう612さん
ありがとうございます(^^)長すぎますよね〜良くないですよね〜反省してます。
アンソニーホプキンスがメインじゃないですよね、15分しか出てないそうですが、ジョディーフォスターより存在感あります・・・しかし私「ハンニバル」は見ていないという・・・
レクター博士シリーズでは「レッド・ドラゴン」が1番好きです。1番地味ですけどね。エドワード・ノートン版ももちろんですが、「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」の方も好きです。
ところで話変わりますが、ともちんさんのブログでレビュアンさんがコメントしていらっしゃいましたが、クリント・イーストウッドって右寄りの人なんですか?全然そんなこと考えた(感じた)ことがなかったので。意外です。
長くなってすみませんm(__)m
コメントありがとうございます(^^)印象的で刺激的な映画ですね。レクター博士の続きはまだ見てないという・・・・
クリント・イーストウッドの件ですが、本人自身は保守派だと言っていますね・・・トランプ支持者ですし。
それでアメリカの保守派ということは、アメリカの戦争を認めるということですから、基本「アメリカンスナイパー」も戦争が悪いと言うより、戦争に行った人たちのケアをしっかりしろという映画だと思いました・・・・長くなってm(__)m