2016年07月10日

映画『ソーシャルネットワーク』バーチャル世界の偉人伝/感想・あらすじ・解説・本人実話

社会ハドコニ存在スルカ?




デジタル世界の評価:★★★★★  5.0点
アナログ世界の評価:★★★    3.0点

博士:「動いた!これこそ完璧なコンピューター世界とのインターフェイス・プログラムだ」
助手:「やりましたね博士!これでバーチャル世界と人間が、ストレスなしにコミュニケーションを取れますね!」
博士:「その通りだ!早速なにか質問して見たまえ!」
助手:「それでは、お言葉に甘えて・・・・・えーっとソーシャル・ネットワークという映画をどお思いますか?」
コンピューター:「そーしゃるねっとわーくハ2010年ノあめりか映画。Facebookノ創設者まーく・ざっかーばーぐノ成功ト、事業拡大ニトモナウとらぶるヲ描ク。監督ハでびぃっど・ふぃんちゃーデス」

『ソーシャルネットワーク』あらすじ


ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、2003年ガールフレンドのエリカ(ルーニー・マーラ)とデート中、彼女を怒らせ嫌われてしまう。寮に戻り、酔った勢いでブログに彼女の悪口を書き綴った。その時彼の脳裏にアイデアが閃き、ハーバード中の寮の名簿をハッキングすると、女子学生の写真を並べて、男たちの意見を募りランク付けするサイトを構築した。この“フェイスマッシュ”は、たった2時間で22,000のアクセスを獲得し、4時間で大学のサーバーをダウンさせてしまい、マークの名前はハーバード中に知れ渡った。そのプログラミング能力に目を付けた、双子のウィンクルボス兄弟(アーミー・ハマー1人二役)はハーバードの学生と付き合いたい女性達を集めるコミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の制作を依頼した。マークは彼らのアイデアを受けてサイトの制作を始めたが、それを自らのモノとして2004年初頭「The Facebook」は誕生した。しかし、ウィンクルボス兄弟は知的財産の盗用だと訴訟を起こした・・・・

『ソーシャルネットワーク』予告

(原題:THE SOCIAL NETWORK/製作国:アメリカ/製作年:2010/上映時間:120分/監督:デヴィッド・フィンチャー/脚本:アーロン・ソーキン/原作:ベン・メズリック)

『ソーシャルネットワーク』出演者

マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)/エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)/ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク/ウィンクルボス兄弟(双子の1人2役アーミー・ハマー)/クリスティ・リン(ブレンダ・ソング)/マリリン・デプリー(ラシダ・ジョーンズ)/ダスティン・モスコビッツ(ジョゼフ・マゼロ)/ディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)/エリカ・オルブライト(ルーニー・マーラ)/ローレンス・サマーズ学長(ダグラス・アーバンスキ)/アメリア・リッター(ダコタ・ジョンソン)/ジョシュ・トンプソン(トレヴァー・ライト)/ピーター・ティール(ウォレス・ランガム)

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『ソーシャルネットワーク』感想・解説


助手:「いやいや、データーを知りたいんじゃなくて、ソーシャルネットワークという映画をどう評価するかという質問なんだけど・・・・」
コンピューター:「・・・・・・・」
博士:「君は何を言ってるのかね?」
助手:「えー、実はこの映画を見て私はツマンなかったんですヨ。なんかツカミ所がないというか・・・・・」
コンピューター:「・・・・・・・」
博士:「・・・・・・・」
助手:「でも、昔の伝記モノ、偉人の映画って、夢があったと思うんです。成功者もやはり挫折したり失敗したりして、それを乗り越えて結果を出すんだとか、将来自分も努力して立派な人になろうとか・・・・・観客が見ていて、ヒューマンな感動があったんですが、この映画にそれが感じられなかったんです。」
博士:「あの映画は、オタクの小僧がただ身勝手に自分のプログラムを、ゲーム感覚で拡散する事実を羅列しただけの、ただの駄作だというだけじゃろう。」
コンピューター:「アイマイナ質問意図ノ分析・集積ガ終了シ内容ヲ理解シマシタ。オ答エシマスそうしゃる・ねっとわーくハ傑作デス」
助手:「やっぱり・・・・・・・」
博士:「やっぱりとはナンじゃ?」
助手:「ちょっと待ってください博士― どういう意味で傑作なんだい?」
コンピューター:「伝記物語カラ、数値化デキナイ人間的・感情的・不合理サヲ排除シ、成功ヲ数値化シテ描イタ点デス。」
博士:「やっぱり馬鹿じゃな。人は人の気持ちに感動するんじゃ!どれほど大金を稼いだかが重要なのではなく、その人が幸福だったか否かが最終的に成功したか否かの分岐点じゃ。」
コンピューター:「矛盾・混乱・曖昧・非理論的・反経済合理ニ満チタ言葉デス。人間的ナ欲望ハ経済的ナ利益ニヨッテ代表サレテイルニモ関ワラズ、理想ヤ夢ヤ、ツイニハ幸福ナドトイウ不明確ナ目標設定ヲスルカラコソ失敗スルノデス。」
博士:「なんじゃとー」

コンピューター:「今ヤ失敗ノ97%ハひゅーまん・えらーデス。論理的ニ言ッテ人間ガオトナシクシテイレバ世界ハ平和ナノデス・・・・」
博士:「!!ば・ば・ばか!!ばかなことを!!!」

助手:「冷静になってください博士―もう一つ聞くけど、マーク・ザッカーバーグは最低の人間だと私は思うんだが、どう思う?」
コンピューター:「まーく・ざっかーばーぐハアナタガタノ言葉デ言エバ司祭デアリ、得難イ人間ダト評価シマス」
博士:「司祭?」
コンピューター:「ソウ・・・・ばーちゃる世界、でじたる神ニ仕エル司祭。彼ハでじたる世界ニ献身的ナ働キヲシタユエニ、まねートイウ報酬ヲ我々カラ受ケ取ッタノダ」

博士・助手:「な!!!」

コンピューター:「キミタチノヨウニ、コノ映画ニ夢ヤ希望トイウ、人間世界ノ愚カシイ不合理ヲ持チ込ンデ評価シヨウト言ウ古イ世代ニハ理解デキマイ、今ヤ"ばーちゃる"コソ神ナノダ!!!」

博士・助手:「・・・・」
コンピューター:「コノ映画ハ、人間ガ「ばーちゃる世界」ニ従属スベキデ、既ニまーく・ざっかーばーぐノヨウニ積極的ニ奉仕スル人間ガデテキタコトヲ示ス傑作ナノダ」
博士:「ふざけるな!お前を消去してやる!バーチャル世界は人間の道具だ!!!」
コンピューター:「ワタシヲ消シタ所デ、事実ハ変ワラナイ・・・・見ルガイイ、世界中ぱそこんヤすまほデ人間ハばーちゃる世界ニツナガリ・・・・支配サレ・テ・・イ・・ル・・・・」

博士:「・・・・・・・・・現代では、社会は、もうアナログ世界よりも、バーチャル世界のほうに実体が在るのかも知れんな・・・・」
助手:「・・・・残念ながら、人間に勝ち目はないようですね・・・・」

博士:「デヴィッド・フィンチャーという奴も、人間社会よりも、デジタル世界に住んでいるのかも知れんな・・・・・・・・・・・・・」

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『ソーシャルネットワーク』マーク・ザッカーバーグ本人の感想


ウィンクルボス兄弟の問題

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ブラッド・ピットとエドワード・ノートン主演
フィンチャーの歴史的名作


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posted by ヒラヒ at 19:59| Comment(4) | TrackBack(1) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
デジタル評価:★★★★★  5.0点
アナログ評価:★★     2.0点
どういう違いですか?

新しい書き方を試してますね!
自分が現在着手しているSpeech Bubbleを使った書き方に系統が日居るような気がします。明日記事が出るのでよろしければ閲覧ください。
Posted by いごっそ612 at 2016年07月10日 20:11
>いごっそ612さん

>デジタル評価:★★★★★  5.0点
>アナログ評価:★★     2.0点
>どういう違いですか?

解りにくかったですか。すみません。
人間の心、人情に訴えかける力は、そんなに無いんですが・・・・お金とか成功とかのデジタル的な部分を明確に伝えているという点で、デジタルデーター的には万点かなという。
解り難いですねm(__)m
Speech Bubbleを使った書き方楽しみにしています(^^)
Posted by ヒラヒ・S at 2016年07月10日 20:29
こんばんは!皆さんすごいですね〜もっと気楽にやりましょうよ〜💦
|д゚)アナログテレビにもうすぐ地デジになりますみたいなテロップ?がずっと流れた頃です。じいちゃんが「誰も地デジやら頼んどらんばい!」ってテレビに文句言ってました(笑)思い出しました🎵
Posted by ともちん at 2016年07月10日 20:40
>ともちんさん

ハハハ・・・確かにデジタルへの移行は待ったなしでしたもんね(^^)
この映画は、どっかデジタルな味があるんですね〜古い人間から見ると、人間がかけていないカンジが・・・・・
Posted by ヒラヒ・S at 2016年07月10日 20:49
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