2021年04月21日

古典映画『第七天国』1927年の恋愛天国!再現ストーリー/ネタバレ前までの詳しいあらすじ解説!作品評価

映画『第七天国』ネタバレなしあらすじ・ 映画評価 編

原題 7th Heaven
製作国 アメリカ
製作年 1927年
上映時間 110分
監督 フランク・ボーゼージ
脚色 ベンジャミン・グレイザー
原作 オースティン・ストロング


評価:★★★☆  3.5



この作品は、 フランク・ボーゼージ が監督し、ジャネット・ゲイナーとチャールズ・ファレルが主演した、1927年のハリウッドのサイレント映画です。

この恋愛ドラマは、当時の観客の心をしっかり掴み、この主演二人のカップルは観客に愛され、その後11本の映画が撮られたそうです。

ヒロインのジャネット・ゲイナーは、第1回アカデミー賞で初代アカデミー主演女優賞を受賞し、また本作はアカデミー脚色賞も獲得しています。
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<目次>
映画『第七天国』詳しいあらすじ
映画『第七天国』予告・出演者
映画『第七天国』解説/映画の評価

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映画『第七天国』詳しいあらすじ


hev_1.png1910年代のパリのスラム街、モンマルトルの下水道掃除を生業とするチコ(チャールズ・ファレル)。
彼は、同僚のラット(ジョージE.ストーン)が排水口から見える女性を見上げ、歓声を上げるのを無視し仕事に励んでいる。
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彼は、地上の道路清掃人ゴバン(デビッド・バトラー)を見ると、自分もいつかは地上の掃除婦になる、自分は「特別な人間だから」と自負を語った。
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その頃のあるアパルトマンの一室で、姉ナナ(グラディス・ブロックウェル)にムチ打たれているのは妹のディア−ヌ(ジャネット・ゲイナー)だった。
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散々に打った後、ナナはディアーヌに盗品でアブサン酒を買ってこいと命じた。
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入れ違いに、神父シュヴィヨン(エミール・ショータード)が部屋を訪ね、富裕な叔父夫婦が君達の世話をしたいと、明日面会に来ると告げられた。
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酒を抱え家に戻ったディアーヌは、姉からきつく明日は損になる事を言うなときつく命じられた。
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翌日、叔母バレンタイン(ジェシー・ハスレット)と叔父ジョージ(ブランドン・ハースト)がブリサック大佐(ベン・バード)に先導され到着した。
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ナナが満面の笑みを浮かべ迎える中、叔母はディアーヌを見ると抱きしめ、夫に二人を世話したいと言う。
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だが、夫は素行が悪いのであれば迎えられないと、妻に宣言した。
品行方正だったかと問い質されたディアーヌは、ナナが差すような眼を向けているにもかかわらず、売春をしている自分たちは悪い娘だと告白した。
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それを聞いた夫は、金を投げ捨てると、妻を引っ張り帰って行った。

激怒したナナはディアーヌを激しくムチ打つと、たまらずディアーヌは外に逃げ出し、街頭に走り出たが追いつかれ、馬乗りになられナナに首を締められた。
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そのそばの排水溝口からチコは顔を出すと、ナナを引き剥がし追い払った。

ラットと祖父のタクシー運転手ブール(アルバート・グラン)の食事にチコも加わったが、目を覚まさないディアーヌが気になりだし、彼女に近づくとたまねぎを顔に近づけ覚醒させた。
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そのディアーヌの弱った姿を見て、チコは仲間の輪に入れるとパンを差し出したが。彼女は下を向き首を横に振った。
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そんなディアーヌを見たチコは、上を見るんだ、そうすれば特別な人間になれると言い切った。
チコはさらに、自分は神を信じないと力説するところに、神父シュヴィヨンが来た。
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神父はチコに神は見捨てていないと、道路清掃員の任命書を渡した。
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さらにその無神論に対し宗教的お守りのネックレスを渡し、いつか神の助けが必要となるだろうと語った。
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チコは今後同僚となる道路清掃員のゴバンを見つけると、お互い丁寧に挨拶を交わした。
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その時ディアーヌは、そばに落ちていたチコのナイフで自殺を試みるが、チコがすんでのところで止め、理由を問い質した。
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その時、通りの向こうから警官が娼婦の群れを連行して来た。
その中にディアーヌの姉ナナもいて、ディアーヌに気付くと、彼女も同類だ捕まえろと警官に文句を言った。
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それを聞いた警官はディアーヌを掴み連行しようとするが、見かねてチコが中に入る。
警官の強硬な態度に、彼女は妻だとウソを言って庇った。
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警官は疑わしげにチコを見て、彼の住所を聞くと、近日訪ねた時彼女が居なければ問題だぞと警告し去った。

警官が去った後チコは後悔し、嘘がばれ道路清掃員の職を失ってしまうと悲嘆にくれた。
するとディアーヌは「警察が来るまで貴方の家に泊まらせて、警察が来たら出ていくから」と提案した。
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その言葉に助かったと喜んだチコは、ブールのタクシーに乗せてもらい、自らのアパルトマンへと向った。
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チコはディアーヌに警官が来たら出て行けよと念を押しながら、部屋へと続く階段の下に立った。
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階段を何度も上がりついたのは7階の屋根裏部屋だった。
彼は部屋を抜けバルコニーにディアーヌを呼ぶと空の星を見せ「下水道で働いてるが、星の近くに住んでいる」と自慢した。
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その景色を見たディアーヌは「まるで天国」と感嘆の声を上げた。

バルコニーから別棟のアパートへつながった、細い板に立ったチコはディアーヌを連れ出そうとするが、彼女は下を見て恐怖ですくみ部屋に逃げ戻った。
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それを見たチコは、下を見ずに、上を見ろと彼女に言い、決して俺は恐れないし下を見ない。俺は特別な存在で、いつか星に届くと強く語った。
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その晩、チコはベッドを彼女に与えると、自分はバルコニーで星を見ながら眠りについた。
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翌朝、ディアーヌの沸かすコーヒーの香りと共に完璧な朝食がチコを待ち受けていた。
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朝の洗顔、着替えと、かいがいしく世話するディアーヌ、更にその食事に感激したチコだったが、照れ隠しのように「警察が来たら出ていけよ!」と念を押した。

道路清掃の同僚となるゴビンは隣戸に住んでおり、チコを仕事に誘いに来たが、ゴビンは出かける前に妻に挨拶のキスをしないのはダメだと言い、キスをするまで出かけないと言い切った。
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チコは仕方なくディアーヌにキスをしたが、「今のは違うからな!出てくんだぞ」と弁解をした。
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ドアが閉まると、ディアーヌはキスを喜び、自然と顔に微笑みが浮かぶ。

そして、昨日渡れなかった板に足を乗せると、チコの上を向けという言葉を、思い出し無事渡リ切った。
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共に暮らす日々が過ぎていく中、ある日訪ねて来たのは、警察だった。
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警察官がドアを閉めると、ディアーヌは悲しげに家を出る準備を始め、部屋から去る準備を始めた。
それを見たチコは「もし居たければいろ。邪魔はするなよ」とディアーヌの背中に声を掛けた。
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ディアーヌは目に涙を浮かべ、チコのもとへ戻った。

ときは過ぎ、ある日チコは鉢植えの花と大きな箱を抱え、部屋に帰って来た。
ディアーヌはそのプレゼントを受け取ると、箱を開封し驚く。
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それは、華麗なウェディングドレスだった。

顔に満面の笑みを浮かべたディアーヌだったが、その顔に影が差した。
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チコが心配になり、俺と結婚したくないのかと訊ねると、彼女は首を振り、でもまだ一度も愛してるとあなたから聴いていないと言った。

それを聞いたチコは、必死に愛を言おうとするが、どうしても言えず、ついにバカバカしい無理だと諦めた。
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ディアーヌが、ますます暗い顔をしたのを見て、チコは言った。
「こんな形なら言える。チコ、ディアーヌ、ヘブン(天国)」
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その言葉にディアーヌは感動し、「素敵もう一度言って」と何度もせがんだ。
そして、ウェディングドレスを手に、私も橋を渡れるようになったと、着替のためゴバンの妻の部屋に向かった。
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そこに、ゴビンがやって来て第一次世界大戦が始まり、一時間後に出発だとチコに告げる。
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チコは結婚式も挙げてないディアーヌが不憫だと訴えたが、ゴバンは家族を守るために仕方が無いと慰め、慌ただしく妻の下に帰った。

出征の準備をしている所に、ディアーヌがウェディングドレスで現れると、たまらずチコは愛してると口にする。
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そして、その言葉に感動し涙を流すディア−ヌを、チコをきつく抱きしめた。
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チコは戦争で離れ離れになると告げると、ディアーヌはショックを受ける。

しかし、気を取り直し「上をむいて、あなたは必ず帰って来る。」と励まし「あなたが私を変えた。私も特別な人間なの」と決意を語った。
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時間が迫り、結婚式をあげることもできない二人。
チコは神父から貰ったお守りのネックレス2本を取り出し、互いの首にかけると「今ここで結婚しよう、おれは無神論者だがもう一度神にチャンスを与える」と言った。
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 そして、チコは「俺はディア−ヌを妻とする」と宣誓すると、ディア−ヌも「私は生涯チコを夫とします」と応えた。

チコはディア−ヌを小さな子を抱きしめるように宙に抱えると、固く抱きしめた。
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しかしついに、出発の時が来た。

ドアを開けたチコは、見送ろうとするディアーヌに言った。
「動くな。俺の眼をお前の美しい姿で満たしたい。」その時、11時の時を時計が告げた。
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チコは「毎朝11時にお前のもとに戻る」と言い残して旅立った。

魂が抜けたようなディアーヌの前に、姉のナナが姿を見せた。
再び彼女を支配しようと鞭を振るうが、ディア−ヌは逆に奪い取るとナナに反撃し追い出した。
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ディアーヌは窓から語りかける「チコ、チコ、私は勇敢よ!」

それからのディア−ヌは昼は軍需工場で働き、工場を管理するブリサック大佐(ベン・バード)が誘惑しても拒絶した。
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そして、夜はゴバンの妻と夫の留守宅を守る日々だった。

そして、毎日11時になると「チコ、ディア−ヌ、ヘブン」と呼びかけた。
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そして、その呼びかけは、戦場のチコも同時に発しており、互いに相手の存在を確かなものに感じていた。
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戦争は激しさを増し、戦場のチコはついに、決戦の時を迎える。
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しかし、落ちてきた砲弾の爆風に吹き飛ばされ、弾着後の穴で意識を失った。
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そこにラットが現れ、チコを自陣へと運び込んだ。
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従軍神父となっていたシュヴィヨン神父が呼びかけると、チコは意識を取り戻し、言葉を絞り出した。
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それは「チコは上をむいて死んで行った」という、ディアーヌに対する遺言で、自らのお守りのネックレスを、妻に渡して欲しいと神父に託した。
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映画『第七天国』予告

映画『第七天国』出演者

ディア−ヌ(ジャネット・ゲイナー)/チコ(チャールズ・ファレル)/ブリサック大佐(ベン・バード)/ブール(アルバート・グラン)/ゴバン(デビッド・バトラー)/マダム・ゴバン(マリー・モスキニ)/ナナ(グラディス・ブロックウェル)/シュヴィヨン神父(エミール・ショータード)/叔母バレンタイン(ジェシー・ハスレット)/叔父ジョージ(ブランドン・ハースト)/ラット(ジョージE.ストーン)/リリアン(ウェスタン・アルレット)

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映画『第七天国』評価

受賞歴・影響作品

この作品は観客に愛され、主演2人は「アメリカのお気に入りのラブバード」と呼ばれました。
批評的にも高いものがあり、第1回アカデミー賞を獲得しています。
第1回アカデミー賞
最優秀女優賞(ジャネット・ゲイナー)/最優秀監督賞(フランク・ボーゼイ)/脚色賞(脚本賞)
第5回キネマ旬報ベスト・テン(1928年)
外国映画第1位


ジャネット・ゲイナーは、ドイツからハリウッドに招聘されたF・W・ムルナウ監督の『サンライズ』と『街の天使』にも出演しており、3本合せて初のアカデミー主演女優賞の獲得になっています。
アメリカ映画:1927年
『サンライズ』
第一回アカデミー賞受賞作品
F・W・ムルナウ監督の至高のサイレント映画! !


この第1回アカデミー賞に関しては、過去のレビューで紹介させていただきました。
関連レビュー:第1回アカデミー賞の紹介
『1928年開催アカデミー賞・授賞式』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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この第1回アカデミー賞で主演女優賞を獲得したジャネット・ゲイナー。
彼女は、50回目を迎えたオスカー授賞式で、主演女優賞のプレゼンターとして登場します。
<第50回オスカーのジャネット・ゲイナー>
【意訳】ウォルター・マッソー:私はこの賞の手助けを、素晴らしい演技をした主演女優の候補者に頼んだ。それは今夜の候補ではなく、ハリウッド大通りのハリウッド・ルーズベルト・ホテルのあの夜、候補者は『老番人』のルイーズ・ドレッサー、『港の女』のグロリア・スワンソン、『街の天使』のジャネット・ゲイナー、『第七天国』のジャネット・ゲイナー、そして『サンライズ』のジャネット・ゲイナーでした。受賞者は、そうこれには封筒は要りません。受賞者はジャネット・ゲイナーです。/ウォルター・マッソー:ようこそ/ジャネット・ゲイナー:ありがとう、ウォルター、皆さん。私は、アカデミー賞と私の両方が、このゴールデンアニバーサリーに生き残っていて幸せです。皆さんは、私がルイス・ドレッサーとグロリア・スワンソンと競ったあの夜のブロッサムルームと、どれほど違うか想像できないでしょう。キング・ヴィダーがいて、もちろん私の2人のステキな助演者、チャールズ・ファレルとジョージ・オブライエンと、でももう充分ね。私は、私の夜を得ている。今夜は、今年の候補者のもの/ウォルター・マッソー:まさに(以下50回の候補者を紹介)

アメリカのアカデミー賞は、その授賞式の場で、過去の受賞作や受賞者へ敬意を払う姿に心打たれます。
ご興味のある方は、アカデミー賞の歴代の授賞式を紹介しています。
関連レビュー:アメリカ映画界の歴史アカデミー賞紹介
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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この映画は、同時代を生きた日本の巨匠・小津安二郎も愛し、その現存する最古の監督作『学生ロマンス若き日』の中で、『第七天国』の映画ポスターが貼られています。
関連レビュー:小津安二郎の代表作
『東京物語』
世界的にも高く評価される小津監督の名作
日本的な世界観、美意識が映像として定着


さらには時は下り、2016年オスカーで数々の賞に輝いた『ラ・ラ・ランド』のラストは、『第七天国』のエンディングに触発されたと、デミアン・チャゼル監督が語っています。
関連レビュー:『第七天国』に影響を受けた作品
『ラ・ラ・ランド』
デイミアン・チャゼル監督のアカデミー賞6冠作品
極上のミュージカル・エンターテインメント! !

その具体的な内容はネタバレとなりますので、近々『ネタバレ・ラスト編』で語らせていただきます。



posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月17日

雑誌エンパイア『史上最高の映画500本』2008年発表!/読者10,000人と映画関係者が選んだ500本

雑誌エンパイアが『史上最高の映画500本』を選出!!!

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<目次>
『史上最高の映画500本』リスト
『史上最高の映画500本』感想

emp500.png『エンパイア』(Empire)は、海外では有名な映画雑誌です。
『エンパイア』(Empire)は、バウアー・コンシューマー・メディアより毎月刊行されているイギリスの映画雑誌である。1989年7月にバリー・マキルヘニー編集、イーマップ発行で創刊号が発売された。2008年初頭にバウアーがイーマップ・コンシューマー・メディアより買収した。他にアメリカ、オーストラリア、トルコ、ロシア、ポルトガルでも発売されている。(Wikipediaより)

そんな雑誌『エンパイア』は企画の冒頭で、このランキングに関して語っています。
「10,000人の読者、150人のハリウッドの最高の映画関係者、50人の主要な映画評論家が、これまでに試みられた最も野心的な映画世論調査に票を投じ選んだ」のが、この『史上最高の映画500本』なのです。(The 500 Greatest Movies Of All Time/原文は⇒https://www.empireonline.com/movies/features/500-greatest-movies/)です。

このブログでは、いろいろな映画ランキングを紹介してきていますが、個人的には500本という本数のボリュームに圧倒されます。
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雑誌エンパイア『史上最高の世界の映画500本』リスト


という事で、いよいよベスト500!をご紹介。

当ブログで記事にしている映画にはリンクが貼ってありますので、良かったらお読みください。
○映画リストに合わせてBGM『キル・ビル』のロックな1曲はいかが?

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500. オーシャンズ11 (2001, スティーブン・ソダーバーグ)
499. ソウ SAW (2004, ジェームズ・ワン)
498. バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 (1989, ロバート・ゼメキス)
497. グリーン・デスティニー (2000, アン・リー)
496. スーパーマン リターンズ (2006, ブライアン・シンガー)
495. 監獄ロック (1957, リチャード・ソープ)
494. サイドウェイ (2004, アレクサンダー・ペイン)
493. In the Company of Men(1997, ニール・ラビュート)
492. アモーレス・ペロス (2000,  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)
491. ベン・ハー (1959, ウィリアム・ワイラー)
490. スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (2007, ティム・バートン)
489. BRICK ブリック (2005, ライアン・ジョンソン)
488. もののけ姫 (1997, 宮崎駿)
487. スーパーバッド 童貞ウォーズ (2007, グレッグ・モットーラ)
486. ティファニーで朝食を (1961, ブレイク・エドワーズ)
485. ウィッカーマン (1973, ロビン・ハーディ)
484. ファウンテン 永遠につづく愛 (2006, ダーレン・アロノフスキー)
483. 最前線物語 (1980, サミュエル・フラー)
482. スクリーム (1996,  ウェス・クレイヴン)
481. トプシー・ターヴィー(1999, マイク・リー)
480. 息子の部屋 (2001, ナンニ・モレッティ)
479. 虹を掴む男 (1947, ノーマン・Z・マクロード)
478. フレッシュ(1968, ポール・モリセイ)
477. 理由なき反抗 (1955, ニコラス・レイ)
476. サンタ・サングレ 聖なる血 (1989, アレハンドロ・ホドロフスキー)
475. パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト (2006, ゴア・ヴァービンスキー)
474. 燃えよドラゴン (1973, ロバート・クローズ)
473. イントゥ・ザ・ワイルド (2007, ショーン・ペン)
472. いぬ (1963, ジャン・ピエール・メルヴィル)
471. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004, アルフォンソ・キュアロン)
470. 摩天楼を夢みて (1992, ジェームズ・フォーリー)
469. ラスベガスをやっつけろ (1998, テリー・ギリアム)
468. クロウ −飛翔伝説− (1994, アレックス・プロヤス)
467. ディア・ハンター (1978, マイケル・チミノ)
466. スナッチ (2000, ガイ・リッチー)
465. 12モンキーズ (1995, テリー・ギリアム)
464. 掠奪された七人の花嫁 (1954, スタンリー・ドーネン)
463. JUNO ジュノ (2007,  ジェイソン・ライトマン)
462. Dead Man's Shoes(2004, シェーン・メドウス)
461. ハロウィン (1978, ジョン・カーペンター)
460. クラッシュ (2005, ポール・ハギス)
459. 生きる (1952, 黒澤明)
458. バットマン (1989, ティム・バートン)
457. フルメタル・ジャケット (1987, スタンリー・キューブリック)
456. 28日後... (2002, ダニー・ボイル)
455. トップガン (1986, トニー・スコット)
454. ボーン・スプレマシー (2004, ポール・グリーングラス)
453. インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 (2008, スティーヴン・スピルバーグ)
452. アンブレイカブル (2000, M・ナイト・シャマラン)
451. スピード (1994, ヤン・デ・ボン)
450. キング・コング (2005, ピーター・ジャクソン)
449. スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス (1999, ジョージ・ルーカス)
448. ヒストリー・オブ・バイオレンス (2005, デヴィッド・クローネンバーグ)
447. 10話 (2002, アッバス・キアロスタミ)
446. ハイ・フィデリティ (2000, スティーブン・フリアーズ)
445. ジム・キャリーはMr.ダマー (1994, ピーター・ファレリー)
444. ヘアスプレー (1987, ジョン・ウォーターズ)
443. 狼たちの午後 (1975, シドニー・ルメット)
442. つぐない (2007, ジョー・ライト)
441. マルコヴィッチの穴 (1999, スパイク・ジョーンズ)
440. AKIRA (1988, 大友克洋)
439. ポイント・ブランク (1997, ジョージ・アーミテイジ)
438. ロストボーイ (1987, ジョエル・シュマッカー)
437. スパイダーマン (2002, サム・ライミ)
436. 美女と野獣 (1991, ゲーリー・トゥルースデイル/カーク・ワイ)
435. アメリカン・サイコ (2000, メアリー・ハロン)
434. ピアノ・コンサート(1947, ウィリアム・ハンナ/ジョセフ・バーベラ)
433. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997, ガス・ヴァン・サント)
432. X−MEN2 (2003, ブライアン・シンガー)
431. グライド・イン・ブルー (1973, ジェームズ・W・ガルシオ)
430. ゴーストハンターズ (1986, ジョン・カーペンター)
429. 黄金の眼(1968, マリオ・バーヴァ)
428. カスパー・ハウザーの謎 (1974, ヴェルナー・ヘルツォーク)
427. 小城之春(1948, フェイ・ムー)
426. Jの悲劇 (2004, ロジャー・ミッチェル)
425. ワンダー・ボーイズ (2000, カーティス・ハンソン)
424. 脱出 (1945, ハワード・ホークス)
423. キル・ビル Vol.2 (2004, クエンティン・タランティーノ)
422. 抵抗〈レジスタンス〉死刑囚の手記より(1956, ロベール・ブレッソン)
421. リーサル・ウェポン (1987, リチャード・ドナー)
420. ザ・エージェント (1996, キャメロン・クロウ)
419. 天国の日々 (1978, テレンス・マリック)
418. Vフォー・ヴェンデッタ (2005, ジェームズ・マクティーグ)
417. ロード・オブ・ドッグタウン (2005, キャサリン・ハードウィック)
416. バッド・テイスト (1987, ピーター・ジャクソン)
415. ゾンビ (1978, ジョージ・A・ロメロ)
414. ふたりのベロニカ (1991, クシシュトフ・キェシロフスキ)
413. ファインディング・ニモ (2003, アンドリュー・スタントン)
412. ヘザース ベロニカの熱い日 (1989, マイケル・レーマン)
411. スパイダーマン2 (2004, サム・ライミ)
410. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! (1964, リチャード・レスター)
409. メン・イン・ブラック (1997, バリー・ソネンフェルド)
408. カメレオンマン (1983, ウディ・アレン)
407. ジャングル・ブック (1967, ウォルフガング・ライザーマン)
406. アイアンマン (2008, ジョン・ファヴロー)
405. ダーティ・ダンシング (1987, エミール・アルドリーノ)
404. ロボコップ (1987, ポール・バーホーベン)
403. ドゥ・ザ・ライト・シング (1989, スパイク・リー)
402. リトル・ミス・サンシャイン (2006, ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス)
401. バットマン・リターンズ (1992,  ティム・バートン)
400. Mr.インクレディブル (2004, ブラッド・バード)
399. グリード (1925, エリッヒ・フォン・シュトロハイム)
398. Killer of Sheep(1977, チャールズ・バーネット)
397. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド ゾンビの誕生 (1968, ジョージ・A・ロメロ)
396. ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007, アンドリュー・ドミニク)
395. カジノ (1995, マーティン・スコセッシ)
394. クローバーフィールド HAKAISHA (2008, マット・リーヴス)
393. 終わりで始まりの4日間 (2004, ザック・ブラフ)
392. パリ、テキサス (1984, ヴィム・ヴェンダース)
391. マルホランド・ドライブ (2001, デヴィッド・リンチ)
390. パリ、恋人たちの2日間 (2007, ジュリー・デルピー)
389. ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! (1999, アレクサンダー・ペイン)
388. イングリッシュ・ペイシェント (1996, アンソニー・ミンゲラ)
387. レインマン (1988, バリー・レヴィンソン)
386. 殺しが静かにやって来る (1968, セルジオ・コルブッチ)
385. 地獄の英雄 (1951, ビリー・ワイルダー)
384. 桃色の店 (1940, エルンスト・ルビッチ)
383. セレニティー (2005, ジョス・ウェドン)
382. 隠された記憶 (2005, ミヒャエル・ハネケ)
381. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル (1975, テリー・ギリアム/テリー・ジョーンズ)
380. トゥモロー・ワールド (2006, アルフォンソ・キュアロン)
379. レミーのおいしいレストラン (2007, ブラッド・バード)
378. グーニーズ (1985,  リチャード・ドナー)
377. ミーン・ストリート (1973, マーティン・スコセッシ)
376. ゾディアック (2006, デヴィッド・フィンチャー)
375. フォー・ウェディング (1994, マイク・ニューウェル)
374. ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! (2007, エドガー・ライト)
373. WALL・E, アンドリュー・スタントン)
372. キャプテン・スーパーマーケット (1993, サム・ライミ)
371. パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち (2003, ゴア・ヴァービンスキー)
370. ロッキー (1976, ジョン・G・アヴィルドセン)
369. ブレックファスト・クラブ (1985, ジョン・ヒューズ)
368. フライング・ハイ (1980, ジム・エイブラハムズ/デヴィッド・ザッカー/ジェリー・ザッカー)
367. キャバレー (1972, ボブ・フォッシー)
366. プレデター (1987, ジョン・マクティアナン)
365. ボーン・アイデンティティ (2002, ダグ・ライマン)
364. ナチュラル・ボーン・キラーズ (1994, オリヴァー・ストーン)
363. グッドモーニング・ベトナム (1987, バリー・レヴィンソン)
362. エレファントマン (1980, デヴィッド・リンチ)
361. クラークス (1994,  ケヴィン・スミス)
360. 父、帰る (2003, アンドレイ・ズビャギンツェフ)
359. レディ・イヴ (1941, プレストン・スタージェス)
358. エルミタージュ幻想 (2002, アレクサンドル・ソクーロフ)
357. ロング・グッドバイ (1973, ロバート・アルトマン)
356. ナポレオン (1927, アベル・ガンス)
355. サンシャイン 2057 (2007, ダニー・ボイル)
354. アンダルシアの犬 (1928, ルイス・ブニュエル)
353. ダウンタウン物語 (1976, アラン・パーカー)
352. 殺人幻想曲 (1948, プレストン・スタージェス)
351. ズール戦争 (1964, サイ・エンドフィールド)
350. 猿の惑星 (1968, フランクリン・J・シャフナー)
349. ミスター・アーサー (1981, スティーブ・ゴードン)
348. バルタザール どこへ行く (1964, ロベール・ブレッソン)
347. イヴの総て (1950, ジョゼフ・L・マンキーウィッツ)
346. 哀愁の湖(1945, ジョン・M・スタール)
345. 危険な情事 (1987, エイドリアン・ライン)
344. ラスト・ワルツ (1978, マーティン・スコセッシ)
343. モンスターズ・インク (2001, ピーター・ドクター)
342. チャップリンの黄金狂時代 (1925, チャールズ・チャップリン)
341. さすらいの二人 (1975, ミケランジェロ・アントニオーニ)
340. 天国と地獄 (1963, 黒澤明)
339. 千と千尋の神隠し (2001, 宮崎駿)
338. 突然炎のごとく (1962, フランソワ・トリュフォー)
337. 300 スリーハンドレッド (2007, ザック・スナイダー)
336. タイタニック (1997, ジェームズ・キャメロン)
335. 第七の封印(1956, イングマール・ベルイマン)
334. 偉大なるアンバーソン家の人々 (1942, オーソン・ウェルズ)
333. グリース (1978,  ランダル・クレイザー)
332. シックス・センス (1999, M・ナイト・シャマラン)
331. グリーンマイル (1999, フランク・ダラボン)
330. スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (2005, ジョージ・ルーカス)
329. 善き人のためのソナタ (2006, フローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク)
328. トゥルーマン・ショー (1998, ピーター・ウィアー)
327. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス (1993, ヘンリー・セリック)
326. アウト・オブ・サイト (1998, スティーブン・ソダーバーグ)
325. キル・ビル (2003, クエンティン・タランティーノ)
324. 真実の囁き (1996, ジョン・セイルズ)
323. 甘い毒 (1994, ジョン・ダール)
322. アラジン (1992, ジョン・マスカー/ロン・クレメンツアラジン)
321. パリの恋人 (1957, スタンリー・ドーネン)
320. ブレイブハート (1995, メル・ギブソン)
319. ライオン・キング (1994, ロジャー・アラーズ/ロブ・ミンコフ)
318. レベッカ (1940, アルフレッド・ヒッチコック)
317. ミッドナイト・ラン (1988, マーティン・ブレスト)
316. トレインスポッティング (1996, ダニー・ボイル)
315. いつか晴れた日に (1995, アン・リー)
314. 成功の甘き香り (1957, アレクサンダー・マッケンドリック)
313. 戦艦ポチョムキン (1925, セルゲイ・エイゼンシュテイン)
312. サスペリア (1977, ダリオ・アルジェント)
311. アメリカン・ヒストリーX (1998, トニー・ケイ)
310. グレムリン (1984, ジョー・ダンテ)
309. トランスフォーマー (2007, マイケル・ベイ)
308. ターミネーター (1984, ジェームズ・キャメロン)
307. 真夜中のカーボーイ (1969, ジョン・シュレシンジャー)
306. インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 (1989, スティーヴン・スピルバーグ)
305. プレステージ (2006, クリストファー・ノーラン)
304. ラジオ・デイズ (1987, ウディ・アレン)
303. エヴァとステファンとすてきな家族 (2000, ルーカス・ムーディソン)
302. 我等の生涯の最良の年 (1946, ウィリアム・ワイラー)
301. ウディ・アレンの愛と死 (1975, ウディ・アレン)
300. 道化師の夜 (1953, イングマール・ベルイマン)
299. 結婚五年目 (1942, プレストン・スタージェス)
298. 仁義 (1970, ジャン・ピエール・メルヴィル)
297. 或る夜の出来事 (1934, フランク・キャプラ)
296. 大統領の陰謀 (1976, アラン・J・パクラ)
295. アンタッチャブル (1987, ブライアン・デ・パルマ)
294. 赤い風船 (1956, アルベール・ラモリス)
293. ママと娼婦 (1973, ジャン・ユスターシュ)
292. 美女と野獣 (1946, ジャン・コクトー)
291. 若者のすべて (1960, ルキノ・ヴィスコンティ)
290. 羅生門 (1950, 黒澤明)
289. 遊星からの物体X (1982, ジョン・カーペンター)
288. ロジャー・ラビット (1988, ロバート・ゼメキス)
287. 秘密と嘘 (1996, マイク・リー)
286. 情事 (1960, ミケランジェロ・アントニオーニ)
285. 惑星ソラリス (1972, アンドレイ・タルコフスキー)
284. スカーフェイス (1983, ブライアン・デ・パルマ)
283. 乱 (1985, 黒澤明)
282. ゴッドファーザーPART3 (1990, フランシス・F・コッポラ)
281. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (1994, ニール・ジョーダン)
280. マッドマックス サンダードーム (1985, ジョージ・ミラー)
279. アニマル・ハウス (1978, ジョン・ランディス)
278. カリートの道 (1993, ブライアン・デ・パルマ)
277. 踊る大紐育 (1949, ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン)
276. レイヤー・ケーキ (2004, マシュー・ヴォーン)
275. となりのトトロ (1988, 宮崎駿)
274. シン・シティ (2005, フランク・ミラー/ロバート・ロドリゲス)
273. マルタの鷹 (1941, ジョン・ヒューストン)
272. 歓びの毒牙 (1969, ダリオ・アルジェント)
271. ピーウィーの大冒険 (1985, ティム・バートン)
270. ラザレスク氏の最期(2005, クリスティ・プイウ)
269. 陽のあたる場所(1951, ジョージ・スティーヴンズ)
268. バルカン超特急 (1938, アルフレッド・ヒッチコック)
267. ウディ・アレンの重罪と軽罪(1990, ウディ・アレン)
266. ゴーストワールド (2000, テリー・ズウィゴフ)
265. A.I. (2001, スティーヴン・スピルバーグ)
264. アメリカン・グラフィティ (1973, ジョージ・ルーカス)
263. U・ボート(1981, ヴォルフガング・ペーターゼン)
262. ヴァージン・スーサイズ (1999, ソフィア・コッポラ)
261. ローマの休日 (1953, ウィリアム・ワイラー)
260. フィールド・オブ・ドリームス (1989, フィル・アルデン・ロビンソン)
259. 恋はデジャ・ブ (1993, ハロルド・ライミス)
258. ブルース・ブラザース(1980, ジョン・ランディス)
257. 黒猫(1934, エドガー・G・ウルマー)
256. 霧の波止場(1938, マルセル・カルネ)
255. ニノチカ(1939, エルンスト・ルビッチ)
254. 評決(1982, シドニー・ルメット)
253. ランボー(1982, テッド・コッチェフ)
252. 山猫(1963, ルキノ・ヴィスコンティ)
251. ダーリング(1965, ジョン・シュレシンジャー)
250. サンライズ(1927, F・W・ムルナウ)
249. 荒野の決闘(1946, ジョン・フォード)
248. パンドラの箱 (1929, ゲオルク・ヴィルヘルム・パプスト)
247. オール・ザット・ジャズ (1979, ボブ・フォッシー)
246. フィラデルフィア物語 (1940, ジョージ・キューカー)
245. ヒトラー 最期の12日間 (2004, オリヴァー・ヒルシュビーゲル)
244. バッド・チューニング (1993, リチャード・リンクレイター)
243. 故郷 Heimat(1984,  エドガー・ライツ)
242. キング・コング (1933, メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シュードサック)
241. ブライトン・ロック(1947,  ジョン・ブールティング)
240. フォレスト・ガンプ 一期一会 (1994, ロバート・ゼメキス)
239. ニュー・シネマ・パラダイス (1988, ジュゼッペ・トルナトーレ)
238. レクイエム・フォー・ドリーム (2000, ダーレン・アロノフスキー)
237. デリカテッセン (1991, ジャン・ピエール・ジュネ/マルク・キャロ)
236. 黒水仙 (1946, マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー)
235. バトル・ロワイアル (2000, 深作欣二)
234. ボーン・アルティメイタム (2007, ポール・グリーングラス)
233. インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 (1984, スティーヴン・スピルバーグ)
232. ジュラシック・パーク (1993, スティーヴン・スピルバーグ)
231. ショーン・オブ・ザ・デッド (2004, エドガー・ライト)
230. ハウルの動く城 (2004, 宮崎駿)
229. セレブレーション (1998, トマス・ヴィンターベア)
228. ノーカントリー (2007, ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン)
227. レオン (1994, リュック・べッソン)
226. ロミオ&ジュリエット (1996, バズ・ラーマン)
225. 狙撃者/Get Carter(1971, マイク・ホッジス)
224. 遠い声、静かな暮し (1988, テレンス・デイビス)
223. SAFE (1995, トッド・ヘインズ)
222. マザー・サン(1997, アレクサンドル・ソクーロフ)
221. ギャンブラー (1971, ロバート・アルトマン)
220. エデンより彼方に (2002, トッド・ヘインズ)
219. アウトロー (1976, クリント・イーストウッド)
218. ぼくの伯父さんの休暇(1952, ジャック・タチ)
217. 荒野の七人 (1960, ジョン・スタージェス)
216. 日曜日は別れの時 (1971, ジョン・シュレシンジャー)
215. ジャッキー・ブラウン (1997, クエンティン・タランティーノ)
214. 影の軍隊(1969, ジャン・ピエール・メルヴィル)
213. 散歩する惑星(2000, ロイ・アンダーソン)
212. M (1931, フリッツ・ラング)
211. ムーラン・ルージュ(2001, バズ・ラーマン)
210. プラトーン (1986, オリヴァー・ストーン)
209. ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983, ビル・フォーサイス)
208. ディパーテッド(2006, マーティン・スコセッシ)
207. 荒馬と女(1961, ジョン・ヒューストン)
206. エクソシスト (1973, ウィリアム・フリードキン)
205. アディクション(1995, アベル・フェラーラ)
204. フランケンシュタインの花嫁(1935, ジェームズ・ホエール)
203. モンティ・パイソン ライフ・オブ・ブライアン(1979, テリー・ジョーンズ)
202. 狼 男たちの挽歌・最終章 (1989, ジョン・ウー)
201. JFK (1991, オリヴァー・ストーン)
200. 恋人までの距離〈ディスタンス〉 (1995,  リチャード・リンクレイター)
199. 悪魔のいけにえ(1974, トビー・フーパー)
198. ファーゴ (1996, ジョエル・コーエン)
197. ハートブルー(1991, キャスリン・ビグロー)
196. アメリ(2001, ジャン・ピエール・ジュネ)
195. 素晴らしき哉、人生! (1946, フランク・キャプラ)
194. 自転車泥棒 (1948, ヴィットリオ・デ・シーカ)
193. エド・ウッド(1943, ティム・バートン)
192. イレイザーヘッド (1977, デヴィッド・リンチ)
191. ブロークバック・マウンテン (2005, アン・リー)
190. ビッグ (1988, ペニー・マーシャル)
189. ゴーストバスターズ (1984, アイバン・ライトマン)
188. スクール・オブ・ロック (2003, リチャード・リンクレイター)
187. 大いなる西部 (1958, ウィリアム・ワイラー)
186. ユナイテッド93 (2006, ポール・グリーングラス)
185. 突撃 (1957, スタンリー・キューブリック)
184. ダーティハリー (1971, ドン・シーゲル)
183. サムライ (1967, ジャン・ピエール・メルヴィル)
182. パフォーマンス 青春の罠(1970, ニコラス・ローグ/ドナルド・キャメル)
181. ワイルド・パーティー(1970, ラス・メイヤー)
180. アラバマ物語 (1962, ロバート・マリガン)
179. トイ・ストーリー2 (1999, ジョン・ラセッター)
178. ヘルザポッピン (1941, H・C・ポッター)
177. シティ・オブ・ゴッド (2002, フェルナンド・メイレレス)
176. カンタベリー物語 (1944, マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー)
175. 天才マックスの世界 (1998, ウェス・アンダーソン)
174. スーパーマン (1978, リチャード・ドナー)
173. メメント (2000, クリストファー・ノーラン)
172. オズの魔法使 (1939, ヴィクター・フレミング)
171. 逢びき (1945,  デヴィッド・リーン)
170. 憎しみ (1995,  マチュー・カソヴィッツ)
169. ビリディアナ(1961, ルイス・ブニュエル)
168. トッツィー(1982, シドニー・ポラック)
167. 赤い影(1973, ニコラス・ローグ)
166. 007/ゴールドフィンガー(1964, ガイ・ハミルトン)
165. ピクニック(1936, ジャン・ルノワール)
164. 捜索者(1956, ジョン・フォード)
163. 戦場にかける橋(1957, デヴィッド・リーン)
162. エルム街の悪夢(1984, ウェス・クレイヴン)
161. 危険な年(1983, ピーター・ウィアー)
160. チャンス(1979, ハル・アシュビー)
159. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001, ウェス・アンダーソン)
158. 許されざる者(1992, クリント・イーストウッド)
157. トゥルー・ロマンス(1993, トニー・スコット)
156. プライベート・ライアン(1998, スティーヴン・スピルバーグ)
155. 地獄の逃避行 (1973, テレンス・マリック)
154. ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986, ジャン・ジャック・ベネックス)
153. 回転(1961, ジャック・クレイトン)
152. ブギーナイツ(1997, ポール・トーマス・アンダーソン)
151. グラディエーター(2000, リドリー・スコット)
150. フレンチ・コネクション(1971, ウィリアム・フリードキン)
149. 赤い靴(1948, マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー)
148. Z(1969, コスタ・ガヴラス)
147. 汚名(1946, アルフレッド・ヒッチコック)
146. シャンプー(1975, ハル・アシュビー)
145. ソフィーの選択(1982,  アラン・J・パクラ)
144. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007, ポール・トーマス・アンダーソン)
143. シラノ・ド・ベルジュラック(1990, ジャン・ポール・ラプノー)
142. あの頃ペニー・レインと(2000, キャメロン・クロウ)
141. 白雪姫(1937, デビッド・ハンド)
140. 恋愛小説家(1997, ジェームズ・L・ブルックス)
139. ミッドナイトクロス(1981, ブライアン・デ・パルマ)
138. 暴力脱獄(1967, スチュアート・ローゼンバーグ)
137. ダンス・ウィズ・ウルブズ (1990, ケヴィン・コスナー)
136. アマデウス(1984, ミロス・フォアマン)
135. 我輩はカモである(1933, レオ・マッケリー)
134. セブン(1995, デヴィッド・フィンチャー)
133. 深夜の告白(1944, ビリー・ワイルダー)
132. パンズ・ラビリンス(2006, ギレルモ・デル・トロ)
131. ラスト・オブ・モヒカン(1992, マイケル・マン)
130. 王になろうとした男(1975, ジョン・ヒューストン)
129. ハーヴェイ(1950, ヘンリー・コスター)
128. ロスト・イン・トランスレーション(2003, ソフィア・コッポラ)
127. スティング(1973, ジョージ・ロイ・ヒル)
126. ビリー・ザ・キッド 21才の生涯(1973, サム・ペキンパー)
125. 勝手にしやがれ(1959, ジャン・リュック・ゴダール)
124. 羊たちの沈黙(1991, ジョナサン・デミ)
123. こわれゆく女(1975, ジョン・カサヴェテス)
122. プリンセス・ブライド・ストーリー(1987, ロブ・ライナー)
121. 忘れられた人々(1950, ルイス・ブニュエル)
120. 砂漠の戦場エル・アラメン(1968, ジョルジョ・フェローニ)
119. 恐怖の報酬(1952, アンリ・ジョルジュ・クルーゾー)
118. ウイズネイルと僕(1987, ブルース・ロビンソン)
117. ミラーズ・クロッシング(1990, ジョエル・コーエン)
116. リオ・ブラボー(1959, ハワード・ホークス)
115. ブレージングサドル(1974, メル・ブルックス)
114. カンバセーション…盗聴…(1974, フランシス・フォード・コッポラ)
113. 俺たちニュースキャスター(2004, アダム・マッケイ)
112. I Am Cuba(1964, ミハイル・カラトーゾフ)
111. フィツカラルド(1982, ヴェルナー・ヘルツォーク)
110. ビフォア・サンセット(2004, リチャード・リンクレイター)
109. 黒い罠(1958, オーソン・ウェルズ)
108. 木靴の樹(1978, エルマンノ・オルミ)
107. 狼男アメリカン(1981, ジョン・ランディス)
106. わが命つきるとも(1966, フレッド・ジンネマン)
105. カッコーの巣の上で(1975, ミロス・フォアマン)
104. ゲームの規則(1939, ジャン・ルノワール)
103. 裏窓(1954, アルフレッド・ヒッチコック)
102. ハスラー(1961, ロバート・ロッセン)
101. 赤ちゃん泥棒(1987, ジョエル・コーエン)
100. ネットワーク(1976, シドニー・ルメット)
99. トイ・ストーリー(1995, ジョン・ラセッター)
98. 北北西に進路を取れ(1959, アルフレッド・ヒッチコック)
97. レザボア・ドッグス(1992, クエンティン・タランティーノ)
96. アメリカン・ビューティー(1999, サム・メンデス)
95. 用心棒(1961, 黒澤明)
94. ワイルドバンチ(1969, サム・ペキンパー)
93. ミツバチのささやき(1972, ビクトル・エリセ)
92. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984, セルジオ・レオーネ)
91. スター・ウォーズ ジェダイの復讐(1983, リチャード・マーカンド)
90. 恋人たちの予感(1989, ロブ・ライナー)
89. マグノリア(1999, ポール・トーマス・アンダーソン)
88. フェリスはある朝突然に(1986, ジョン・ヒューズ )
87. キング・オブ・コメディ(1983, マーティン・スコセッシ)
86. キャリー(1976, ブライアン・デ・パルマ)
85. ブルーベルベット(1986, デヴィッド・リンチ)
84. L.A.コンフィデンシャル(1997, カーティス・ハンソン)
83. 未来世紀ブラジル(1985, テリー・ギリアム)
82. 大脱走(1963, ジョン・スタージェス)
81. バットマン ビギンズ(2005,  クリストファー・ノーラン)
80. 老兵は死なず(1943, マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー)
79. シン・レッド・ライン(1998, テレンス・マリック)
78. ローズマリーの赤ちゃん(1968, ロマン・ポランスキー)
77. スパルタカス(1960, スタンリー・キューブリック)
76. マンハッタン(1979, ウディ・アレン)
75. 天国への階段(1946, マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー)
74. 黄金(1948, ジョン・ヒューストン)
73. エターナル・サンシャイン(2004, ミシェル・ゴンドリー)
72. 十二人の怒れる男(1957, シドニー・ルメット)
71. 狩人の夜(1955, チャールズ・ロートン)
70. スタンド・バイ・ミー(1986, ロブ・ライナー)
69. トリコロール/赤の愛(1994, クシシュトフ・キェシロフスキ)
68. アニー・ホール(1977, ウディ・アレン)
67. 東京物語(1953, 小津安二郎)
66. シザーハンズ(1990, ティム・バートン)
65. ハロルドとモード 少年は虹を渡る(1971, ハル・アシュビー)
64. オールドボーイ(2003, パク・チャヌク)
63. サンセット大通り(1950, ビリー・ワイルダー)
62. 卒業(1967, マイク・ニコルズ)
61. ユージュアル・サスペクツ(1995, ブライアン・シンガー)
60. 炎628(1985, エレム・クリモフ)
59. 未知との遭遇(1977, スティーヴン・スピルバーグ)
58. ヒズ・ガール・フライデー(1940, ハワード・ホークス)
57. アラビアのロレンス(1962, デヴィッド・リーン)
56. 007 カジノ・ロワイヤル(2006, マーティン・キャンベル)
55. 甘い生活(1960, フェデリコ・フェリーニ)
54. ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(2002, ピーター・ジャクソン)
53. ドニー・ダーコ(2001, リチャード・ケリー)
52. シャイニング(1980, スタンリー・キューブリック)
51. 8 ½ (1963, フェデリコ・フェリーニ)
50. 七人の侍(1954, 黒澤明)
49. 死霊のはらわた(1981, サム・ライミ)
48. スパイナルタップ(1984, ロブ・ライナー)
47. E.T. (1982, スティーヴン・スピルバーグ)
46. 波止場(1954, エリア・カザン)
45. サイコ(1960, アルフレッド・ヒッチコック)
44. シンドラーのリスト(1993, スティーヴン・スピルバーグ)
43. ビッグ・リボウスキ(1998, ジョエル・コーエン)
42. まぼろしの市街戦(1967, フィリップ・ド・ブロカ)
41. 大人は判ってくれない(1959, フランソワ・トリュフォー)
40. めまい(1958, アルフレッド・ヒッチコック)
39. マトリックス(1999, アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー)
38. ヒート(1996, マイケル・マン)
37. 時計じかけのオレンジ(1971, スタンリー・キューブリック)
36. アンドレイ・ルブリョフ(1967, アンドレイ・タルコフスキー)
35. ターミネーター2(1991, ジェームズ・キャメロン)
34. ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003, ピーター・ジャクソン)
33. エイリアン(1979, リドリー・スコット)
32. 明日に向って撃て!(1969, ジョージ・ロイ・ヒル)
31. 風と共に去りぬ(1939, ヴィクター・フレミング)
30. エイリアン2(1986, ジェームズ・キャメロン)
29. ダイ・ハード(1988, ジョン・マクティアナン)
28. 市民ケーン(1941, オーソン・ウェルズ)
27. お熱いのがお好き(1959, ビリー・ワイルダー)
26. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (1964, スタンリー・キューブリック)
25. 続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966, セルジオ・レオーネ)
24. ロード・オブ・ザ・リング(2001, ピーター・ジャクソン)
23. バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985, ロバート・ゼメキス)
22. スターウォーズ(1977, ジョージ・ルーカス)
21. 第三の男(1949, キャロル・リード)
20. ブレードランナー(1982, リドリー・スコット )
19. ゴッドファーザー Part2(1974, フランシス・F・コッポラ)
18. カサブランカ(1942, マイケル・カーティス)
17. タクシードライバー(1976, マーティン・スコセッシ)
16. 2001年宇宙の旅(1968, スタンリー・キューブリック)
15. ダークナイト(2008, クリストファー・ノーラン)
14. ウエスタン(1969, セルジオ・レオーネ)
13. チャイナタウン(1974, ロマン・ポランスキー)
12. アパートの鍵貸します(1960, ビリー・ワイルダー)
11. レイジング・ブル(1980, マーティン・スコセッシ)
10. ファイト・クラブ(1999, デヴィッド・フィンチャー)
9. パルプ・フィクション(1994, クエンティン・タランティーノ)
8. 雨に唄えば(1952, ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン)
7. 地獄の黙示録(1979, フランシス・F・コッポラ)
6. グッドフェローズ(1990, マーティン・スコセッシ)
5. ジョーズ(1975, スティーヴン・スピルバーグ)
4. ショーシャンクの空に(1994, フランク・ダラボン)
3. スター・ウォーズ 帝国の逆襲(1980, アービン・カーシュナー)
2. レイダース 失われた聖櫃〈アーク〉(1981, スティーヴン・スピルバーグ)
1. ゴッドファーザー (1972, フランシス・F・コッポラ)


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雑誌エンパイア『史上最高の世界の映画500本』リストの感想


1位に輝いたのは『ゴッドファーザー』でした。

個人的な印象としては、10,000人の読者票が大きな比重を占めているのか、英語圏のエンターテーメント性の高い作品が、数多くランクインしている印象です。

例えば、1位から7位までの映画が1970年代から1990年代というのも、その年代に思春期を過ごした世代が、今エンパイア読者のコア層を成しているからではないかと想像しています。

日本映画は10本以上リストに入っていますが、その存在感は批評家主体のランキングに較べると希薄だと感じます・・・・・

そんな日本映画の評価は、世界中でいろいろな観点で編まれた映画ランキングを見ると、確認していただけると思います。
◎いろいろな『映画ベスト100』企画紹介
世界各国で選ばれた『映画100本』のリストを紹介!!!
映画界、映画ファン、映画評論家など、選定方法もさまざま!
日本映画も各リストでランクイン!


また映画の歴史に興味があれば、アメリカのアカデミー賞の歴代作品のリストはいかがでしょうか?
関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月13日

映画感想『スタンド・バイ・ミー』少年の永遠の夏!二つの死の意味/解説・考察・ネタバレなし簡潔あらすじ

映画『スタンド・バイ・ミー』感想・解説 編

原題 Stand by Me
製作国 アメリカ
製作年 1986
上映時間 89分
監督 ロブ・ライナー
脚色 レイノルド・ギデオン、ブルース・A・エヴァンス
原作 スティーヴン・キング


評価:★★★★☆  4.5点

じつはこの映画を最初に見たとき、主人公とその親友とでも呼ぶべき「友」が、何年も会っていなかったという言葉が気になった。

こんな友と、長期間連絡も取らない事が腑に落ちなかったのだ。
実際宴会のときだったか、この映画の話題がでた時、この疑問を口にした。

そのとき座にいた年長者が言った「そんなもんだし、それでいいんじゃないの」

その言葉に、ますます訳が分からなくなったのだ。
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<目次>
映画『スタンド・バイ・ミー』簡単あらすじ
映画『スタンド・バイ・ミー』予告・出演者
映画『スタンド・バイ・ミー』考察/リー将軍と南部
映画『スタンド・バイ・ミー』考察/古典的恋愛ドラマと男権
映画『スタンド・バイ・ミー』評価

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映画『スタンド・バイ・ミー』あらすじ


中年の小説家のゴードン・ラチャンス(リチャード・ドレィファス)は、新聞で幼なじみの友クリスが亡くなったことを知る。
その脳裏に、彼の少年時代『オレゴンの人口1281人の小さな田舎町キャッスルロック』での、夏の日の冒険を思い出す・・・
12歳の夏ゴードン(ウィル・ウィトン)は同級生3人、クリス(リヴァー・フェニックス)テディ(コリー・フェルドマン)バーン(ジェリー・オコンネル)と、ニュースになっている行方不明の少年の死体の場所の在りかを知り「死体」探しの旅にでた・・・
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映画『スタンド・バイ・ミー』予告

映画『スタンド・バイ・ミー』出演者

ゴーディ・ラチャンス(少年期ウィル・ウィートン:成人リチャード・ドレイファス)/クリス・チェンバーズ(リヴァー・フェニックス)/テディ・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)/バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)/エース・メリル(キーファー・サザーランド)/ビリー・テシオ(ケイシー・シーマツコ)/デニー・ラチャンス(ジョン・キューザック)/チャーリー・ホーガン(ゲイリー・ライリー)/アイボール・チェンバーズ(ブラッドリー・グレッグ)/ビンス・デジャルダン(ジェイソン・オリヴァー)/ゴーディの父(マーシャル・ベル)/ゴーディの母(フランシス・リー・マッケイン)/雑貨屋の主人(ブルース・カービー)/マイロ・プレスマン(ウィリアム・ブロンダー)/グランディ市長(スコット・ビーチ)/DJボブ・コーミア(マット・ウィリアムズ)
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映画『スタンド・バイ・ミー』感想


しかし子供時代の、あの時間の長さは何だろう・・・・・
今みたいにゲームもなければ、TVですら面白くなくって・・・・・
そして、親達は概ね生きるために忙しい。
だから、時間を持て余した子供たち同士が、ヒマダヒマダと呟いて「何か面白いコト無い?」というのが挨拶で・・・・・
何かものめずらしいモノが、目の前にぶら下がりでもしようものなら、どんな魚よりも確実に釣り上げられたに違いない。
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そんな無駄な時間ばかりの悪ガキにも、やはり、未熟な子供同士では解決できない問題がある。
でも答えをくれるべき大人たちはおらず・・・・・
不完全で自信のない己を抱えて、迷路からの出口が見えなくなってしまう・・・・・

実際、男の子達はバカで弱くて向こう見ずで、それでも大人に成らねばならない自分の行く末に、ほとんど茫然としてしまう。
それまで大人に、親に頼って、成長してきたとしても、時がくれば自分で選択しなければならない、その日が必ず訪れる。

そんな、自ら選択する瞬間が来たとき、大人ではない、誰かの助けがいる。
その時、そばにいてくれる友達が言ってくれる。
「俺達は、いつも一緒だ。」
「お前なら大丈夫。」
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そんな友人の言葉が、大人にしてくれたのだと、今にして思う・・・・・・・・

この映画をみて、自分がどこにいて、どうやってここまで来たのか、それを思った。

結局、この映画は少年が少年期を脱する、運命的な夏を描いた物語だったのだろう。
この映画の原題「Body=死体」が少年のモノであることを考えれば、この主人公が見つめたのは自らの少年時代の終焉だったはずだ。

少年時代を卒業し青年期に入る転換とは、親の価値観から離れて、自らの価値を作り上げることであり、そのためには親の引力圏とは関わりがない人間関係を必要とし、それこそが同年代の友人だったはずだ。

そういう意味では、初めて女性と一夜を過ごすことで「大人の恋」を知るように、友達同士で冒険する夏の日に、始めて少年は「大人への扉」を開くのかもしれない・・・・・

そして、この映画を最初に見てから月日は流れ、今となってあの時の「年長者」の言葉が分かるような気がする。
今もやはり、大人は忙しいのだ。
昔の友と会う時間より他にやることがあるのだ。

しかし、それは信頼でもある。
連絡がないのは元気でやっている証拠に違いない。
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【意訳】またな。

「友」は何年会わなくとも「友」で、たとえ直接言葉を交わさなくても、何かに迷った時にはいつでも「友」を思いだす・・・・・・
たとえ空がひっくり返って、山が海に崩れ落ちたとしても・・・・・・
そして2度と会えない、遠い場所に行ってしまったとしても・・・・・・・

それでも、友はそばにいる

<ベン・E・キング『スタンド・バイ・ミー』>


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映画『スタンド・バイ・ミー』解説

アメリカへの偏見的印象!


この映画は、少年が少年期を脱する「特別な夏」を描いて、誰もが覚えがある郷愁を呼び起こす物語だ。
男だったら、誰もが通り過ぎる一種の「通過儀礼」を描いて、この映画のメッセージは万国共通の、普遍的な力を持ち、人々の共感を呼び続けると感じる。

しかしこの普遍性を持った映画は、実はアメリカ合衆国の特殊性も描かれており、その特異性が登場する少年たちの心理に影響を与えているのは間違いない。

そのアメリカ的特異性を、独断と偏見に則って、以下に語って見たい。

アメリカは99%田舎で占められている!

アメリカは世界一の先進国だが、その国土の中で都市部の面積は1%程度にすぎないと言う。
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この作品の設定年代、1960年代のデーターを見ても、ほぼ変わらない数値である。
その1%の地域に、1億9000万の都市人口が集中しており、その全人口に占める割合は実に94%となる。

日本の都市部が全国土の約10%の面積を占めているのに較べても、アメリカ都市部の土地面積の狭小さと、そこの人口量の多さは突出したものだ。
つまり、逆に言えば、アメリカとは99%の広大な地域におよそ6%が散らばっている、超過疎地域なのである。

人も少なければ、娯楽も少ない、そんなアメリカの片田舎に住む人々は、下手をすれば町から一歩も出ずに一生を終える人々もざらにいると言う。
そんな、空虚な町で、この映画の登場人物たちは成長し生活して行るのだ。

それゆえ、若い彼らは、その圧倒的なヒマさゆえに、ろくでもない事を考えてしまうのだ。
それは2020年代の今でも、YouTubeの動画が多くアメリカの田舎町から多く供給されているのも、そんな事情によるだろう。

この映画では、この町の不良エース達が、車に乗って郵便ポストをバットで壊して、野球ごっこをしているのもそんな有り余った時間を少しでも楽しく変えようという涙ぐましい努力ゆえだろう。
<郵便ポスト野球>
【意訳】ナレーション:このときチャーリーとビリーはエースと”郵便ポスト野球”をしていた。/エース:アウトだチクショウ!/ハイボール:木製はダメだ/エース:なんでお前は俺の知らないことを言えないんだ?ビリーお前の番だ。/ビリー:お前の勝ちだ。俺はもうやりたくない。/ハイボール:止めるだって!3回までしかやっていない!非公認試合になっちまう。/:なあ/ビリー:止めろ。/エース:ホモか?一日中おかしいぞ?何だ?/ビリー:何でもない、何でもないよ。だろ?/エース:よし、諸君、年金を貰う齢になる前に、ゲームを終わらせちまおう。立て、やれよ。さあ、プレーボールだ!

そしてこんな町で、少年たちが「ボディー=死体」の話を聞いてしまえば、ふってわいた大イベントとして、血沸き肉躍り喜び勇んで探しに行くのも当然だ。

アメリカは階級社会で成り立っている

アメリカ社会の階級制度とは、南北戦争前の黒人奴隷の時代だけにあったのではない。
それは今も厳然と存在するのだ。
アメリカ映画:1999年
『ヒース・レジャーの恋のからさわぎ』
園子温監督の祈りと鎮魂の映画
EXILEのAKIRAが主演した、父の死を巡る物語

貧富の格差が激しいアメリカ社会では、例えば富裕層と労働者階級、そして貧困層のスラム街と、その収入に応じて住むところも違えば、付き合う人々も違うのだと言う。

この映画の舞台1960年代とは、公民権運動が活発になる前期に当たり、世間に差別意識も強い時期だった。
アメリカ映画:1962年
映画『アラバマ物語』

黒人差別問題を取り上げた問題作!
グレゴリー・ペックのアカデミー男優賞受賞作

そしてこの主人公の少年の住む地域を見ると、労働者階級の子供達であり、決して裕福ではない家庭であると見て取れる。

そんなアメリカの小さな町の労働者とは、その階級意識も相まって、一生涯その町で労働者として働く未来以外を考えられないのが実情なのだった。

そんな、労働者階級に生まれた子供たちにとって、町を脱出するチャンスは特別な才能を学業かスポーツで発揮し、学費免除で大学へと進学するぐらいが微かな望みだっただろう。

この映画で言えば、ゴードンの兄こそがその可能性を持つ存在だった。
<ゴードンと兄>
【意訳】兄:ゴーディお前にプレゼントがある。この、俺の友人を、お前にやるよ。/ゴーディー:これ、兄ちゃんのヤンキースの帽子!/兄:お前の、ヤンキースの帽子だ。これは幸運の帽子だぞ。何匹の魚が釣れるか知ってるか?/ゴーディー:どれぐらい?/兄:ものすごい数。すごく釣れる。似合ってる。お前にぴったりだ。/ゴーディー:うあ〜見えない。/兄:やめなよ、ハグしよう。/父:見つけたか?見つかったか?(部屋を出る)何でデニーみたいなやつと友達なんだ?/ゴーディー:父さんあいつらはいいんだ。/父:やつらが?泥棒と落ちこぼれ二人だ。/ゴーディー:クリスは泥棒じゃない。/父:やつは学校の牛乳代を盗んだ。俺の本も盗んだぞ。

それゆえその死は両親と近隣の労働者達にとっても大きな損失であり、それはこの映画に影のようにまとわりついている。

いずれにしても、この映画の背景にはアメリカ階級社会の歪みが、少年たちの現在と未来に覆いかぶさっている。
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映画『スタンド・バイ・ミー』考察

少年は二度死ぬ

アメリカ社会の階級意識の強い田舎町で、労働者階級に生まれた主人公の少年。

この少年にとっての未来は、せいぜいよくて映画に登場する不良のエースのように、その町で好き勝手に暴れるぐらいが望みうる最高地点だったろう。

しかしその兄は、更にその先、町を出て大学進学をし都市で新たな階級へ駆け上がる可能性を示し、その事実を証明する前に死を迎え、町から消え去った。

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主人公の少年にとって、兄はこの閉塞した町からの解放者として、蜃気楼のようにその姿を揺らめかせていただろう。

また同時にその死は、自分を導き、自らの世界観の根本をなす存在としての「父の死=権威の死」をも意味していたかもしれない。
つまり少年達は、自立を成すその一歩として、自らの骨肉と化した「父=権威」をまず殺さねばならない事を意味するだろう。

そんな主人公を冒険の旅へと誘った、もう一つの死「少年の死体」の意味とはなんだったろう。
その「ボディー=死体」は、町から遠く連れ去ってくれるであろう列車が走る、線路の傍で朽ちて行く。
それは生まれ育った田舎町から脱出できず死を迎える、主人公自身の姿の象徴でもある。

少年は、夢と希望を兄と共に葬り去り、頼りとなる権威を失い、不安と混乱の中、その町の退屈と虚無から脱出できずに死ぬ、将来の自分を見た。

この主人公の、八方塞がりの状況を打開する力を持ち得たのは、その空想の死を自身の死だと明瞭に認識できる「感受性と知性」を持ち得たからだと信じている。

彼は、その二つの死を自らのものと、認識する事で「生」を得たのだ。
心理学で語る「死=タナトス=デストルドー」の力学は、「生への欲求=自己実現」が果たされない時、その不充足は攻撃性を生み、その攻撃は自己をも含め「死」を生むとする。

それを思う時、この主人公は明らかに「生の不充足」から、死を選びかねない自らの将来を見据えていただろう。

その少年は、しかし「二つの死」を経験する中で、自らの中の少年を殺し、青年期へと向け「再生」を果たしたのだ。

それは「死=虚無=恐怖」の体験によって、自らを「賦活=自己実現」する姿だった。

これが、原作者スティーヴン・キングの自伝的な作品だとする時、間違いなく彼も「死と再生」を自らのものとしたのだろう。

だとすれば、彼が描く恐怖の物語とは、その先に新たな生命の息吹を潜ませているだろう・・・・・
関連レビュー:スティーヴン・キングの恐怖の向かう先
映画『シャイニング』
キューブリック監督を批判したキングの主張!!
最強ホラーとジャック・ニコルソンの狂気




posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(4) | TrackBack(1) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする