2017年11月03日

映画『カリスマ』難解作品の再現ストーリー/あらすじ・ネタバレ・ラスト出演者

黒沢清『カリスマ』(ストーリー・あらすじ 編)



英語題 Charisma
製作国 日本
製作年 2000
上映時間 103分
監督 黒沢清
脚本 黒沢清


評価:★★★   3.0点



正直に言えば、この映画を十分理解できていません。
理解できないなりに、とりあえずストーリーを整理しては見たものの、何かもやもやしたフラストレーションが残ります。
この映画が「世界の法則を回復せよ」と語る、その「世界の法則」が何を指すのか、ストーリーから明らかになれば良いなと、思っています・・・・・・

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映画『カリスマ』あらすじ



代議士を人質とした、立てこもり事件を担当し、現場で交渉に当たる刑事の薮池(役所広司)。
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しかし、説得虚しく犯人は「世界の法則を回復せよ」というメモを藪池に残し、代議士に向けた銃の引き金を引いた。
cari-boss.pngそして犯人は突入した警官隊に射殺された。
しかし藪池は、事件で犯人と人質の両方死なせたこと、犯人を射殺しなかったことを、上司に詰問された。
それに藪池は、2人とも助けたかったからだと答えた。
それを聞いた上司は、呆れ顔で休暇を取れと言った。

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その言葉にしたがった藪池は、一人森へと入り込み植林作業員の中曽根(大杉漣)に助けられた。

共に寝起きをするうちに、森の一角に生えたカリスマという細い木に出会う。
何故か中曽根を初めとする森林作業員や市の環境課職員の坪井(大鷹明良)は、その木を抜こうとする。
すると、その度に、森の奥の今は閉鎖された病院に、院長の未亡人を看護しながら暮らす、桐山(池内博之)という青年が現れ妨害する。
cari-tach.jpeg藪池は桐山とカリスマについて話すうちに、共に行動するようになる。
桐山は、このカリスマという木が、大陸渡来の特別の木で、何千年も生きる木だと語る。
しかし、亡くなった院長の後を継いで世話をしても、弱っていくと胸を痛めていた。

桐山と共にカリスマの世話をするようになった藪池は、森の中に住む科学者・美津子(風吹ジュン)と知り合う。
美津子は、妹千鶴(洞口依子)と共に生活していた。
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美都子は森全体を考えると、カリスマが危険な木で、その毒で森の木を殺すのだと語った。

藪池は桐山のもとに戻り、美都子の話をすると、桐山は「強いもの勝つ」のがなぜ悪いと主張した。
その後も、カリスマの伐採に、市や植林作業員が挑戦するが、桐山と藪池はカリスマを守った。
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作業員の中曽根は藪池に対し「どっちの味方だ」と問うが、藪池は中立だと応えた。

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そんな中、藪池は美都子の妹千鶴から、美都子が考えているのが一度森の植物を全て死滅させ、森の植生を再生させる計画だと知らされる。

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更に市職員・坪池は、カリスマを高値で買うという、植物商人の猫島(松重豊)とその部下を呼び込んだ。
そして銃で武装した猫島達は、ついにカリスマを引き抜きトラックで搬出しようとした。
そのトラックを襲撃した、桐山と藪池はカリスマを取り戻すことに成功する。
しかし隙を突かれ、神保姉妹によってカリスマは横取りされ、ついに焼かれてしまう。
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燃えるカリスマに絶望する桐島。
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しかし、薮池には森の奥に巨大な木がそびえ立っている姿が見えた・・・・・・・・
(下にネタバレが有ります)

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映画『カリスマ』予告

映画『カリスマ』出演者

役所広司(薮池五郎)/池内博之(桐山直人)/大杉漣(中曽根敏)/風吹ジュン(神保美津子)/洞口依子(神保千鶴)/松重豊(猫島)/塩野谷正幸(部長)/大鷹明良(坪井達夫)/目黒幸子(華子)/吉田淳(西)/田中要次(杉下)/稲村貢一(青年)/永田正明(代議士)/戸田昌宏(若い刑事)
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これ以降

映画『カリスマ』ネタバレ

があります。ご注意ください。

(あらすじから)
藪池がその巨大な木を目指して行くと、そこには巨大な枯れ木があった。
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藪池は、もう一本カリスマが存在すると言い、その世話に精魂を込め初めた。

桐山もその作業に参加するものの、彼はこれはカリスマではないと去って行った。
また、美都子もそれは、森の生態系にはなんの影響もないただの枯れ木だと、切り捨てた。
そんな桐山と美都子に、藪池はいつでも戻ってこいと声をかけた。

美津子の妹千鶴は、森はイヤだと藪池に都会に連れて行けと訴えたが、彼が世話する木のもとに連れて行かれた。
cari-3people.jpg桐山からは、千鶴にとって意味不明な「生と死」「特別な木は無い」「あるがままにある」などと聞かされた。
そこに、坪井・中曽根・猫島の3人が現われ、猫島は一千万円で藪池の木を買うと申し出た。

その金を奪い千鶴は逃げ、坪井・中曽根はその後を追う。
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一方、中曽根の部下達は猫島の配下に虐殺された。

千鶴を追った坪井・中曽根は森の中を、いつまで経っても抜け出せず、中曽根は「地獄」と呟いた。

森で迷ったのは、千鶴も同様だった。
cari-kill.png金を持って、森をさまよって、桐山のいる病院の廃墟に迷い込んだ。
そして助けを求めた桐山に、日本刀で刺殺された。

桐山はその後、金を持ち森を後にし、すれ違った藪池に「あんたがカリスマだ」と告げた。

藪池が木に戻ると、美津子がいて、揮発性のボンベを必死に設置し爆破しようとしていた。
藪池はその作業を見守り、最後は自らボンベを銃で撃ちその木を破壊した。
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藪池は、これからが始まりだと言い、森を去ると美津子に告げる。
cari-roots.png立ち去ろうとした、薮池はふと足を止めた。
美津子を振り返る。
その破壊された木の下に、新しい芽があったのだ。

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その時、猫島が現われ「芽に触るな」と怒鳴った。


美津子を人質にしてその芽の所有権を主張する。

藪池は猫島を撃ち、怪我を負った猫島を連れて森を出ていく。

美津子に、芽を「好きなようにして下さい」と言い残して・・・・・・

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映画『カリスマ』ラスト・シーン

夜、森を抜けた藪池は、上司の刑事部長に電話をした。
刑事部長は「お前は何をした」と狼狽した声で問いかけるのに、藪池は「これから帰ります」と答え電話を切った。
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山の頂に立った藪池の眼下には、夜空を焦がし燃える都市が広がっていた。


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posted by ヒラヒ・S at 17:04| Comment(0) | 日本映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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