2019年03月18日

1935年開催・第7回アカデミー賞/オスカー授賞式風景紹介/全受賞作品・ノミネート作品紹介

1935年開催・第7回アカデミー賞・授賞式



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第7回アカデミー賞は1935年2月27日にカリフォルニア州ロサンゼルスのビルトモア・ホテルで開催されました。
司会はアーヴィング・S・コッブでした。
またこの年のオスカーは、フランク・キャプラ監督のロマンチックコメディ『或る夜の出来事』が作品賞、女優賞、男優賞、監督賞、脚本賞の五冠に輝きました。この偉業は約30年後の1976年の『カッコウの巣の上で』までどの映画も成し得ず、その後も1992年の『羊達の沈黙』が同様の栄冠を勝ち取ったのみです。
シャーリーテンプルは6歳で新設の子役賞を受賞し、彼女は史上最年少のオスカー受賞者としてその記録を保持しています。
世界は大恐慌の真っ只中にあり、ナチス・ドイツは再軍備を宣言し、日本も満州の植民地化を進め、世界は全面戦争へと向い加速度を上げて行きます。
<第7回アカデミー賞受賞式風景>

【大意】クラーク・ゲーブルに偉大な夜が到来!1934年アカデミー賞のベストパフォーマンスをクローデット・コルベールと共に受賞。

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<目次>

最優秀作品賞

最優秀監督賞

最優秀男優賞

最優秀女優賞

その他全部門ノミネートと受賞



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第7回アカデミー賞・主要賞結果


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第7回アカデミー賞・作品賞ノミネート作品


白い蘭/クレオパトラ /お姫様大行進/コンチネンタル/これがアメリカ艦隊/ロスチャイルド/模倣の人生/或る夜の出来事/恋の一夜/影無き男/奇傑パンチョ/ホワイト・パレード

最優秀作品賞『或る夜の出来事』


関連レビュー:ロマンチックコメディーの元祖
映画『或る夜の出来事』解説

クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール共演
史上初のロードゴーイング映画


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第7回アカデミー賞・監督賞ノミネート


フランク・キャプラ (或る夜の出来事)/ビクター・シャーツィンガー(恋の一夜)/W・S・バン・ダイク(影無き男)

最優秀監督賞フランク・キャプラ(或る夜の出来事)


<フランク・キャプラ業績動画>
フランク・キャプラ(Frank Russell Capra, 1897年5月18日 - 1991年9月3日)は、アメリカ合衆国の映画監督。『或る夜の出来事』『オペラハット』『我が家の楽園』と3度アカデミー監督賞を受賞している。
1934年の『或る夜の出来事』はスクリューボール・コメディでありまたロード・ムービーの元祖としての評価も高く、この年のアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞と主要部門を制覇(wikipediaより)
関連レビュー:フランク・キャプラ監督を代表する一本
映画『素晴らしき哉人生』

クリスマスの定番ヒューマンドラマ
ジェームス・スチュワート主演のアメリカン・ヒューマニズム



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第7回アカデミー賞・男優賞ノミネート


クラーク・ゲーブル(或る夜の出来事)/フランク・モーガン(The Affairs of Cellini)/ウィリアム・パウエル(影無き男)

最優秀男優賞クラーク・ゲーブル(或る夜の出来事)


<クラーク・ゲーブル業績動画>

クラーク・ゲーブル(Clark Gable, 1901年2月1日 - 1960年11月16日)は、アメリカ合衆国の映画俳優。第二次世界大戦前後の時代を代表するビッグスター。
ゲーブルは『或る夜の出来事』で1934年にアカデミー主演男優賞を受賞し、アメリカのみならず日本やヨーロッパ諸国でも高い人気を誇った。しかしながらゲーブルの最も有名な出演作は1939年の『風と共に去りぬ』である。同作のレット・バトラー役で彼はアカデミー主演男優賞のノミネートを受けた。(wikipediaより)


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第7回アカデミー賞・女優賞ノミネート


クローデット・コルベール(或る夜の出来事)/グレイス・ムーア(恋の一夜)/ノーマ・シアラー(白い蘭)

最優秀女優賞クローデット・コルベール(或る夜の出来事)


<クローデット・コルベール業績動画>

クローデット・コルベール(Claudette Colbert, 本名:エミリー・ショーショワン(ニックネームはリリー)、1903年9月13日 - 1996年7月30日)はフランス生まれのアメリカ合衆国の女優。1930年代、40年代にスクリューボール・コメディで人気を博したコメディエンヌ。彼女が子供の時に家族でニューヨーク市に引っ越したためフランス語と英語の両方を話すバイリンガルとして育った。1934年に『或る夜の出来事』でクラーク・ゲーブルと共演アカデミー主演女優賞を受賞。1936年には年収30万ドルを稼ぎ、アメリカで最も高収入の女優の一人となった。

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第7回アカデミー賞・各賞結果


賞名受賞ノミネート
原案賞アーサー・シーザー(男の世界)マウリ・グラッシン(愛の隠れ家)/ノーマン・クラスナー(世界一の金持ち娘)
脚色賞ロバート・リスキン(或る夜の出来事)フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット(影無き男)/ベン・ヘクト(奇傑パンチョ)
撮影賞ビクター・ミルナー(クレオパトラ)チャールズ・ロシャー(The Affairs of Cellini)/ジョージ・J・フォルシー(硝煙と薔薇 )
編集賞エスキモークレオパトラ/恋の一夜
作曲賞ビクター・シャーツィンガー、ガス・カーン(恋の一夜)ケネス・ウェッブ、サミュエル・ホッフェンスタイン(コンチネンタル)/マックス・スタイナー(肉弾鬼中隊)
美術賞メリイ・ウイドウThe Affairs of Cellini/コンチネンタル
助監督賞ジョン・ウォーターズ(奇傑パンチョ)カレン・テート(クレオパトラ)/スコット・R・ビール(模倣の人生)
音響録音賞恋の一夜The Affairs of Cellini/クレオパトラ/お姫様大行進/コンチネンタル/模倣の人生/奇傑パンチョ/ホワイト・パレード
主題歌賞“Love In Bloom” (彼女は僕を愛さない)“Carioca”(空中レヴュー時代)/“The Continental”(コンチネンタル)

ビング・クロスビーの歌う受賞曲“Love In Bloom”

賞名受賞ノミネート
短編実写賞(コメディ作品)La CucarachaMen in Black/What, No Men!
短編実写賞(斬新な作品)City of WaxBosom Friends/Strikes and Spares
短編アニメーション賞The Tortoise and the HareHoliday Land/Jolly Little Elves


関連レビュー:オスカー受賞一覧
『アカデミー賞・歴代受賞年表』
栄光のアカデミー賞:作品賞・監督賞・男優賞・女優賞
授賞式の動画と作品解説のリンクがあります。
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posted by ヒラヒ・S at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アカデミー賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月11日

古典映画『王様と私』こ、こ、これはアジア人差別だよね?/感想・解説・ネタバレ・ホワイトウォッシュ

映画『王様と私』のオリエンタリズム

原題 The King and I
製作国 アメリカ
製作年 1956
上映時間 133分
監督 ウォルター・ラング
脚本 アーネスト・リーマン
原作 マーガレット・ランドン


評価:★★☆   2.5点



この映画は、劇中の名曲と共に、ミュージカルのスタンダードとして、今も舞台で上演され続けている作品です。
アメリカンミュージカルの古典として広く愛され、ブロードウェイから学校の演劇まで、アメリカでは今も日常的に演じられています。

しかし、この映画はタイ王国で上映禁止になっている事実が示すように、単に明るく爽快な物語とは言いがたいモノを感じます。
正直、個人的には、この映画に苦みを感じずに見るのは困難だと言わざるを得ません。

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<目次>
映画『王様と私』感想
映画『王様と私』解説/「オリエンタリズム」と「ホワイトウォッシュ」
映画『王様と私』評価
映画『王様と私』解説/ユル・ブリンナーのオスカー受賞

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映画『王様と私』予告


映画『王様と私』出演者

アンナ・レオノーウェンズ(デボラ・カー)/王(ユル・ブリンナー)/タプティム(リタ・モレノ:歌リオナ・ゴードン)/チャン王妃(テリー・サウンダース)/クララホム首相(マーティン・ベンソン)/ルイス・レオノーウェンズ(レックス・トンプソン)/サー・ジョン・ヘイ(アラン・モウブレイ)/サー・エドワード・ラムゼイ(ジェフリー・トゥーン)/チュラロンコーン王子(パトリック・アディアート)/ラン・タ(カルロス・リヴァス:歌ルーベン・フェンテス)/王妃(ジュディ・ダン)/イライザ(ユリコ)


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この1956年の映画には、ハリウッド黄金期のミュージカルの、華やかな姿に心打たれます。

まずは、この映画の歌と踊りの持つ高揚感を、その眼で確かめて頂ければと思います。
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ただし、この映画はオリジナル脚本ではないため、例えば『雨に歌えば』のような、純然たるハリウッド・ミュージカルとは違う色合いを持っています。
関連レビュー:ハリウッド・ミュージカルの傑作
映画『雨に歌えば』
ハリウッド映画ミュージカルの最高峰
ミュージカルの大スター「ジーン・ケリー」の代表作

この舞台ミュージカルを元にした作品は、むしろ後年の『サウンド・オブ・ミュージック』に似ているように感じました。
舞台が先に有ったという点も、ヒロインが家庭教師という設定も似てますし、実話が元だという点も一緒です。

そしてまた、歌と踊りを輝かせるためのハリウッド・ミュージカルの脚本と較べると、その背後のストーリーに少し比重が乗っている点も両者に共通しているように思います。
関連レビュー:ミュージカルの名作
映画『サウンド・オブ・ミュージック』
数々の名曲により語り継がれるミュージカルの古典
この名画に隠された実話物語とは?


『サウンド・オブ・ミュージック』はナチスドイツに対する批難が背後にあり、この映画にはシャム(現タイ王国)に代表される未開のアジアに対する西洋の差別が感じられます。

それゆえ、個人的には純粋に音楽とダンスを楽しむには、その背後のストーリーがジャマになるという・・・・・・

この映画は、実話がベースにあるそうですが、その実話自体も原作者であるアンナ女史の眼から見た、少々バイアスがかかったものだったようです。

そんな事を反映して、心躍る歌と踊りのミュージカル要素の反面、このストーリーには「アジア蔑視=非キリスト教文明差別」があるように感じ、敢えて不快だと申し上げさせて頂きます。

以下、なぜこの作品が「差別的」なのか、説明させて頂くためにネタバレしていますので、未見の方はご注意ください。
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以下の文章にはネタバレがあります。

映画『王様と私』解説

ストーリーの差別性

この映画は1956年という時代を考えても、明らかに差別的な内容を持っていると感じます。
第二次世界大戦から10年を経て、当時のアメリカはアメリカこそ世界のリーダーで、戦後世界の救世主だと自他ともに認め、自信を深めている時期でした。
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この映画には、そんな世界の救世主としての「驕り=おごり」が垣間見えるように思えます。

映画の冒頭、船に乗った文明世界の使者、ヒロインである英国家庭教師アンナが登場します。
それを迎えにくるシャム王国の宰相とその一群は、まるでインディアンさながらの蛮族のように見えます。
そしてシャム王は、アンナに対し約束は守らないし、女性を貢物として受け取ったり、王より頭を高くすることを禁じ、ひれ伏すように強要します。

対するアンナは、家庭教師として知識だけでなく、自由と平等、男女同権の思想をシャム王国へと持ち込むのです。
その象徴がビルマからシャム王への貢ぎ物として来た女性タプティムで、彼女は英語を話すことでも判るように、西洋文明の洗礼をすでに受けています。

そんな彼女は、妾とはいえ王の妻であることより、平民の恋人に恋い焦がれ、さらには「アンクルトムの部屋」の舞台劇で、王の権威に傷をつけさえします。
彼女で描かれたのは、キリスト教的博愛主義とアメリカ的民主主義で、その西洋的価値観ゆえに恋人と駆け落ちし、未開アジアの風習によりムチ打たれようとします。
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しかし王は、そのムチを最後までふり降ろす事はありませんでした。

その姿を見た宰相クララホムが、思わずアンナに言った言葉は重要です。
それは「かつての強い王を返せ」というものでした。

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そう、王はシャムという独自の文化圏でまがりなりにも機能し、その国を統治してきたのです。

その強力な王権が揺らいだのは、王が横暴だったかれでも、その社会文化が不完全だったからでもなく、外から強大な武力を行使する侵入者が攻め寄せたからに他なりません。
つまり、シャム王国は、一個の社会体系として、侵入者さえ来なければ機能していたのです。

しかし、それを征服し、自らの文化圏に取り込もうとする西洋列強の存在がいたからこそ、弱体化しついには崩壊していったのです。
その西洋の力に屈服した原因は、基本的には他文明よりも争い好きで、数百年に渡り戦い続けたヨーロッパの「軍事的優位性」ゆえです。

これに関しフィリップ・T・ホフマンという学者は、ヨーロッパが世界の84%を征服したのは「戦争とそれに費やされた税金は軍事的テクノロジーのずば抜けた優位をヨーロッパに与えた。」からだと結論付けています。
ぶっちゃけ「ケンカに強いジャイアン=西洋列強」が「お前の物も俺の物」と、「弱い人々=非西洋圏」をイジメた結果でしかありません。

つまり、力づくで他文明を自分の占有物にしておきながら、その征服の理由づけに「キリスト教的正義」や「自由平等の理念」を、スローガンとして叫んでいるにすぎないと、個人的には考えざるを得ません。

そんな圧倒的な力の差を前にして、征服される側はどう対処したでしょうか?

ジャイアンを前にしたスネオの気持ちですね・・・・・・・

歴史的に見ると「媚び」ます。

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日本もそうであったように、鹿鳴館で舞踏会を開き、キリスト教を取りいれ、憲法をつくるなど、西洋文明の枠組みを取りいれる姿勢を見せ、西洋列強に私達もがんばっているからイジメないでというように健気な態度を見せたのでした。

たとえば、この映画のシャム王も、英語を話し、子のためにイギリスから家庭教師を呼び、近代化という名の西洋化を進めざるを得ません。
なぜなら作品中でも語られるように、野蛮だと思われたら西洋人から征服され植民地にされてしまうからです。
自らの文化体系や伝統に背き、棄却されることを強制された非西洋圏の国々の痛みが、このシャム王の姿に重なります。

映画では自らの価値観にプライドを持ちながら、それでも西洋文明を愛さざるを得ない王の苦悩に、見ていて憤りまで感じます。
この自分の知識や価値体系が絶対であり正義だと信じて疑わない、家庭教師の傲慢さはどうでしょう?

シャム王はそのシャム文化の最高権威者、キリスト教で言えばキリストに匹敵する存在が、その傍に住めという言葉に異を唱え、更には帰るとすら言い放つ無礼さに、ヨーロッパに征服された国々の悲惨さを思わずにはいられません。
そんな西洋的傲慢さに、次世代の王は西洋化すると宣言し、それを聞きつつ現王はそれもやむを得ないと諦念と共に死んでいくのです。

こう見てくれば、この映画は本来「征服される民族の悲劇」として描かれる素材のはずです。
しかしこの映画が語るのは「蛮族を教化した西洋の成功」という、勝ち誇った宣言のように個人的には感じられます。

ここには、他文明に関する評価も、憐れみも、同情ですら、みじんも感じられません。

そんな西洋文明の持つ傲慢さが現れたこのドラマが、今も舞台で演じ続けられている事実。

それが示すのは、西洋文明の優越が非西洋文明の破壊の上に成立し、「西洋文明=破壊者」であるという真実よりも、西洋文明は未開の啓蒙者であるとする、「西洋文明=文明啓蒙者」だとする虚偽を、西洋文明に属する人々自体が信じている事の表れだと思えてなりません。

この映画のラスト、「古い王=旧文明」が死に、その後もアンナが家庭教師として「次世代の王=西洋文明影響下の王」を教導する宣言する姿に、植民地支配の正当化を見るようで恐怖すら覚えるのです・・・・・・・

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映画『王様と私』解説

サイード「オリエンタリズム」とホワイト・ウォッシング

上で述べたような意見を人に言うと、それは曲解が過ぎると「お叱り」を受けたりします。
しかし、この映画を見てシャム王が劣った野蛮人だと感じる事が、すでに西洋文明の価値体系にからめ捕られているのだと論じた学者が居ました。

西洋文明の無意識化の刷り込みに関し、鋭く指摘した文明評論家、その名をサイードと言い、その文明批判理論を「オリエンタリズム」と呼びます。
サイードのドキュメンタリー映画
『エドワード・サイード OUT OF PLACE 〜Memories of Edward Said〜』予告

サイードの主張の個人的解釈を要約してみます。
「歴史的に西洋文明が自らの優越を確かめるため、“非西洋としての存在=オリエンタル(東洋)”を生んだのであって、それは東洋の本質とは関わりないにもかかわらず、“非西洋=東洋”をエキゾチックで、不気味で、挑戦的で、さらに劣った存在とするイメージで覆い、さらに西洋はこの“オリエンタリズム“を、劣った文明を教化する際の理論的なバックボーンとして機能させ、“植民地支配“を正当化するために援用してきた」
・・・・・・・というところでしょうか。

関連レビュー:西洋文明と「オリエンタリズム」解説
サイードの「オリエンタリズム」
西洋から見た「劣った東洋」の視点
「オリエンタリスト」としての日本人

そして今や、支配する側支配される側の双方にとって、この「オリエンタリズム=西洋の優越=東洋の劣弱」は無意識のうちに承認され、文化・社会に影響を与えているとサイードは訴えています。

まさに、この映画『王様と私』とは「オリエンタリズム」をそのまま形にしたような映画に見えてなりません。

さらにこの映画では、上の「オリエンタリズム」をベースとした「ホワイト・ウォッシング」の実例としても言及しないわけにはいきません。

関連レビュー:ハリウッドと「ホワイト・ウォッシング」解説
日本人を白人が演じる「ホワイト・ウォッシング」
アメリカ社会の「ホワイト・ウォッシング」批判
マイノリティーにとっての人種差別

さまざまな側面があるにせよ、白人が異人種を演じる「ホワイト・ウォッシング」に対しては、上でも書いたように、現代では多くの批判がなされています。

特にこの映画のように、黒人やインディアン、さらにはアジア人を白人が演じる時、その人種を侮蔑的に描くのは絶対的タブーとなっています。

この映画のユル・ブリンナー演じるシャム王の姿に、侮蔑を感じるのは私だけでしょうか?
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この映画のシャム文化の描き方に、強いエキゾチズムの色合いを感じるのは私だけでしょうか?
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この映画は、今なおタイ王国(旧国名シャム)で、王の権威を傷付ける不敬な映画だとして上映中止となっています。

この事実は西洋の「オリエンタリズム」が、非西洋圏の国々にとって、礼を失したイメージの押しつけであるということの証明だと、個人的には思っています・・・・・・・

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映画『王様と私』評価


今まで書いてきたように、この映画には「オリエンタリズム」や「ホワイトウォッシング」を象徴するような映画だと言わざるを得ません。

その点で、このドラマが古典としてリメイクされ、ミュージカルで今なお繰り返し上演されている事の違和感は否めません。

たぶん、西洋から見れば、この映画のシャムに対して「オリエンタリズ=東洋への蔑視」を感じていないのでしょう。

むしろ劇中で繰り広げられる「アンクルトムの部屋」のシャム版舞台の描写は、東洋文化にも目配りした「文化的配慮」の成功例として、アメリカの白人達は誇っているのではないかとすら感じます。

おうおうにして、ハリウッドのミュージカルは他文化を組み込むと芸術的だと考えているようにも思えます。
関連レビュー:オスカー作品賞受賞ミュージカル
『巴里のアメリカ人』
ジーン・ケリーのミュージカル史に残る「ラプソディーインブルー」
ミュージカルと芸術の融合は是か非か?


個人的に言えば、この映画は1956年という時代を考えたとしても「オリエンタリズ」を象徴するような作品でありながら、 今なお再演され続けている事から、敢えて批判をしてみました。

そんな文化的に偏向した映画として、評価はゼロとしたいとも思いました。

しかし、この映画の持つ楽曲の素晴らしさと、戯画的とはいえユル・ブリンナーの王としての威厳は、★4点は付ける価値があると感じました。

「映画の語るもの」と「映画の表現するもの」のはざまで、結局★2.5点となったとご理解ください・・・・・・
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映画『王様と私』解説

ユル・ブリンナーのオスカー受賞動画紹介

第29回アカデミー賞・主演男優賞スピーチ

プレゼンターはアンナ・マニア―ニノミネート者を紹介。
ユル・ブリンナー(王様と私)/ジェームズ・ディーン(ジャイアンツ)/カーク・ダグラス(炎の人ゴッホ)/ロック・ハドソン(ジャイアンツ)/ローレンス・オリビエ(リチャード三世)封筒を受け取り
受賞者はジャック・ニコルソン(恋愛小説家)。

【受賞スピーチ・意訳】
私はこれが間違いでないことを望みます。なぜなら、世界の何物とも交換できないからです。大変感謝しています。



posted by ヒラヒ・S at 10:16| Comment(0) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月03日

アカデミー賞・歴代年表(過去オスカー作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞全記録)

米国アカデミー賞・歴代一覧


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受賞コメント動画など、授賞式の様子と、各賞・ノミネート作品の詳細を紹介をしている場合リンクがあります。

ピンクの背景色の欄は、当ブログで紹介をしている作品で、レビュー記事にリンクが有ります。

1929年開催 第1回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞つばさ
監督賞<ドラマ部門>フランク・ボーゼージ <コメディ部門>ルイス・マイルストン
主演男優賞エミール・ヤニングス(肉体の道)
主演女優賞ジャネット・ゲイナー (第七天国)

1930年開催  第2回アカデミー賞


作品賞ブロードウェイ・メロディー
監督賞<ドラマ部門>フランク・ロイド(情炎の美姫)
主演男優賞ワーナー・バクスター(懐かしのアリゾナ)
主演女優賞メアリー・ピックフォード(コケット)

1931年開催  第3回アカデミー賞


作品賞西部戦線異状なし
監督賞ルイス・マイルストン(西部戦線異状なし)
主演男優賞ジョージ・アーリス(Disraeli)
主演女優賞ノーマ・シアラー(結婚双紙)

1932年開催  第4回アカデミー賞


作品賞シマロン
監督賞ノーマン・タウログ(スキピイ)
主演男優賞ライオネル・バリモア(自由の塊)
主演女優賞マリー・ドレスラー(惨劇の波止場)

1933年開催  第5回アカデミー賞


作品賞グランド・ホテル
監督賞フランク・ボーゼイジ(バッド・ガール)
主演男優賞ウォーレス・ビアリー(チャンプ)
フレデリック・マーチ(ジーキル博士とハイド氏)
主演女優賞ヘレン・ヘイズ(マデロンの悲劇)

1934年開催  第6回アカデミー賞


作品賞カヴァルケード
監督賞フランク・ロイド(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
主演男優賞チャールズ・ロートン(ヘンリー八世の私生活)
主演女優賞キャサリン・ヘップバーン(勝利の朝)

1935年開催  第7回アカデミー賞


作品賞或る夜の出来事
監督賞フランク・キャプラ(或る夜の出来事)
主演男優賞クラーク・ゲーブル(或る夜の出来事)
主演女優賞クローデット・コルベール(或る夜の出来事)

1936年開催  第8回アカデミー賞


作品賞戦艦バウンティ号の叛乱
監督賞ジョン・フォード(男の敵)
主演男優賞ビクター・マクラグレン(男の敵)
主演女優賞ベティ・デイビス(青春の抗議)

1937年開催  第9回アカデミー賞


作品賞巨星ジーグフェルド
監督賞フランク・キャプラ(オペラ・ハット)
主演男優賞ポール・ムニ(科学者の道)
主演女優賞ルイーゼ・ライナー(巨星ジーグフェルド)

1938年開催  第10回アカデミー賞


作品賞ゾラの生涯
監督賞レオ・マッケリー(新婚道中記)
主演男優賞スペンサー・トレイシー(我は海の子)
主演女優賞ルイーゼ・ライナー(大地)

1939年開催  第11回アカデミー賞


作品賞我が家の楽園
監督賞フランク・キャプラ(我が家の楽園)
主演男優賞スペンサー・トレイシー(少年の町)
主演女優賞ベティ・デイビス(黒蘭の女)

1940年開催  第12回アカデミー賞


作品賞風と共に去りぬ
監督賞ヴィクター・フレミング(風と共に去りぬ)
主演男優賞ロバート・ドーナット(チップス先生さようなら)
主演女優賞ビビアン・リー(風と共に去りぬ)

1941年開催  第13回アカデミー賞


作品賞レベッカ
監督賞ジョン・フォード(怒りの葡萄)
主演男優賞ジェームズ・スチュワート(フィラデルフィア物語)
主演女優賞ジンジャー・ロジャース(恋愛手帖)

1942年開催  第14回アカデミー賞


作品賞わが谷は緑なりき
監督賞ジョン・フォード(わが谷は緑なりき)
主演男優賞ゲーリー・クーパー(ヨーク軍曹)
主演女優賞ジョーン・フォンティーン(断崖)

1943年開催  第15回アカデミー賞


作品賞ミニヴァー夫人
監督賞ウィリアム・ワイラー(ミニヴァー夫人)
主演男優賞ジェームズ・キャグニー(ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ)
主演女優賞グリア・ガースン(ミニヴァー夫人)

1944年開催  第16回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞カサブランカ
監督賞マイケル・カーティス(カサブランカ)
主演男優賞ポール・ルーカス(ラインの監視)
主演女優賞ジェニファー・ジョーンズ(聖処女)

1945年開催  第17回アカデミー賞


作品賞我が道を往く
監督賞レオ・マッケリー(我が道を往く)
主演男優賞ビング・クロスビー(我が道を往く)
主演女優賞イングリッド・バーグマン(ガス燈)

1946年開催  第18回アカデミー賞


作品賞失われた週末
監督賞ビリー・ワイルダー(失われた週末)
主演男優賞レイ・ミランド(失われた週末)
主演女優賞ジョーン・クロフォード(ミルドレッド・ピアース)

1947年開催  第19回アカデミー賞


作品賞我等の生涯の最良の年
監督賞ウィリアム・ワイラー(我等の生涯の最良の年)
主演男優賞フレドリック・マーチ(我等の生涯の最良の年)
主演女優賞オリビア・デ・ハヴィランド(遙かなる我が子)

1948年開催  第20回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞紳士協定
監督賞エリア・カザン(紳士協定)
主演男優賞ロナルド・コールマン(二重生活)
主演女優賞ロレッタ・ヤング(ミネソタの娘)

1949年開催  第21回アカデミー賞


作品賞ハムレット
監督賞ジョン・ヒューストン(黄金)
主演男優賞ローレンス・オリビエ(ハムレット)
主演女優賞ジェーン・ワイマン(ジョニー・ベリンダ)

1950年開催  第22回アカデミー賞


作品賞オール・ザ・キングスメン
監督賞ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(三人の妻への手紙)
主演男優賞ブロデリック・クロフォード(オール・ザ・キングスメン)
主演女優賞オリヴィア・デ・ハヴィランド(女相続人)

1951年開催  第23回アカデミー賞


作品賞イヴの総て
監督賞ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(イヴの総て)
主演男優賞ホセ・フェラー(シラノ・ド・ベルジュラック)
主演女優賞ジュディ・ホリデイ(ボーン・イエスタデイ)

1952年開催  第24回アカデミー賞


作品賞巴里のアメリカ人
監督賞ジョージ・スティーヴンス(陽のあたる場所)
主演男優賞ハンフリー・ボガート(アフリカの女王)
主演女優賞ヴィヴィアン・リー(欲望という名の電車)

1953年開催  第25回アカデミー賞


作品賞地上最大のショウ
監督賞ジョン・フォード(静かなる男)
主演男優賞ゲイリー・クーパー(真昼の決闘)
主演女優賞シャーリー・ブース(愛しのシバよ帰れ)

1954年開催  第26回アカデミー賞


作品賞地上より永遠に
監督賞フレッド・ジンネマン(地上より永遠に)
主演男優賞ウィリアム・ホールデン(第十七捕虜収容所)
主演女優賞オードリー・ヘプバーン(ローマの休日)

1955年開催  第27回アカデミー賞


作品賞波止場
監督賞エリア・カザン(波止場)
主演男優賞マーロン・ブランド(波止場)
主演女優賞グレース・ケリー(喝采)

1956年開催  第28回アカデミー賞


作品賞マーティ
監督賞デルバート・マン(マーティ)
主演男優賞アーネスト・ボーグナイン(マーティ)
主演女優賞アンナ・マニャーニ(バラの刺青)

1957年開催  第29回アカデミー賞


作品賞八十日間世界一周
監督賞ジョージ・スティーヴンス(ジャイアンツ)
主演男優賞ユル・ブリンナー(王様と私)
主演女優賞イングリッド・バーグマン(追想)

1958年開催  第30回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞戦場にかける橋
監督賞デヴィッド・リーン(戦場にかける橋)
主演男優賞アレック・ギネス(戦場にかける橋)
主演女優賞ジョアン・ウッドワード(イブの三つの顔)

1959年開催  第31回アカデミー賞


作品賞恋の手ほどき
監督賞ヴィンセント・ミネリ(恋の手ほどき)
主演男優賞デヴィッド・ニーヴン(旅路)
主演女優賞スーザン・ヘイワード(私は死にたくない)

1960年開催  第32回アカデミー賞


作品賞ベン・ハー
監督賞ウィリアム・ワイラー(ベン・ハー)
主演男優賞チャールトン・ヘストン(ベン・ハー)
主演女優賞シモーヌ・シニョレ(年上の女)

1961年開催  第33回アカデミー賞


作品賞アパートの鍵貸します
監督賞ビリー・ワイルダー(アパートの鍵貸します)
主演男優賞バート・ランカスター(エルマー・ガントリー/魅せられた男)
主演女優賞エリザベス・テイラー(バタフィールド8)

1962年開催  第34回アカデミー賞


作品賞ウエスト・サイド物語
監督賞ロバート・ワイズ:ジェローム・ロビンス(ウエスト・サイド物語)
主演男優賞マクシミリアン・シェル(ニュールンベルグ裁判)
主演女優賞ソフィア・ローレン(ふたりの女)

1963年開催  第35回アカデミー賞


作品賞アラビアのロレンス
監督賞デヴィッド・リーン(アラビアのロレンス)
主演男優賞グレゴリー・ペック(アラバマ物語)
主演女優賞アン・バンクロフト(奇跡の人)

1964年開催  第36回アカデミー賞


作品賞トム・ジョーンズの華麗な冒険
監督賞アルバート・フィニー(トム・ジョーンズの華麗な冒険)
主演男優賞シドニー・ポワチエ(野のユリ)
主演女優賞パトリシア・ニール(ハッド)

1965年開催  第37回アカデミー賞


作品賞マイ・フェア・レディ
監督賞ジョージ・キューカー(マイ・フェア・レディ)
主演男優賞レックス・ハリソン(マイ・フェア・レディ)
主演女優賞ジュリー・アンドリュース(メリー・ポピンズ)

1966年開催  第38回アカデミー賞


作品賞サウンド・オブ・ミュージック
監督賞ロバート・ワイズ(サウンド・オブ・ミュージック)
主演男優賞リー・マーヴィン(キャット・バルー)
主演女優賞ジュリー・クリスティ(ダーリング)

1967年開催  第39回アカデミー賞


作品賞わが命つきるとも
監督賞フレッド・ジンネマン(わが命つきるとも)
主演男優賞ポール・スコフィールド(わが命つきるとも)
主演女優賞エリザベス・テイラー(バージニア・ウルフなんかこわくない)

1968年開催  第40回アカデミー賞


作品賞夜の大捜査線
監督賞マイク・ニコルズ(卒業)
主演男優賞ロッド・スタイガー(夜の大捜査線)
主演女優賞キャサリン・ヘプバーン(招かれざる客)

1969年開催  第41回アカデミー賞


作品賞オリバー!
監督賞キャロル・リード(オリバー!)
主演男優賞クリフ・ロバートソン(まごころを君に)
主演女優賞キャサリン・ヘプバーン(冬のライオン):バーブラ・ストライサンド(ファニー・ガール)

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1970年開催  第42回アカデミー賞


作品賞真夜中のカーボーイ
監督賞ジョン・シュレシンジャー(真夜中のカーボーイ)
主演男優賞ジョン・ウェイン(勇気ある追跡)
主演女優賞マギー・スミス(ミス・ブロディの青春)

1971年開催  第43回アカデミー賞


作品賞パットン大戦車軍団
監督賞フランクリン・J・シャフナー(パットン大戦車軍団)
主演男優賞ジョージ・C・スコット(パットン大戦車軍団)
主演女優賞グレンダ・ジャクソン(恋する女たち)

1972年開催  第44回アカデミー賞


作品賞フレンチ・コネクション
監督賞ウイリアム・フリードキン(フレンチ・コネクション)
主演男優賞ジーン・ハックマン(フレンチ・コネクション)
主演女優賞ジェーン・フォンダ(コールガール)

1973年開催  第45回アカデミー賞


作品賞ゴッドファーザー
監督賞ボブ・フォッシー(キャバレー)
主演男優賞マーロン・ブランド(ゴッドファーザー)
主演女優賞ライザ・ミネリ(キャバレー)

1974年開催  第46回アカデミー賞


作品賞スティング
監督賞ジョージ・ロイ・ヒル(スティング)
主演男優賞ジャック・レモン(Save The Tiger)
主演女優賞グレンダ・ジャクソン(ウィークエンド・ラブ)

1975年開催  第47回アカデミー賞


作品賞ゴッドファーザーPARTU
監督賞フランシス・フォード・コッポラ(ゴッドファーザーPART2)
主演男優賞アート・カーニー(ハリーとトント)
主演女優賞エレン・バースタイン(アリスの恋)

1976年開催  第48回アカデミー賞


作品賞カッコーの巣の上で
監督賞ミロシュ・フォアマン(カッコーの巣の上で)
主演男優賞ジャック・ニコルスン(カッコーの巣の上で)
主演女優賞ルイーズ・フレッチャー(カッコーの巣の上で)

1977年開催  第49回アカデミー賞


作品賞ロッキー
監督賞ジョン・G・アヴィルドセン(ロッキー)
主演男優賞ピーター・フィンチ(ネットワーク)
主演女優賞フェイ・ダナウェイ(ネットワーク)

1978年開催  第50回アカデミー賞


作品賞アニー・ホール
監督賞ウディ・アレン(アニー・ホール)
主演男優賞リチャード・ドライファス(グッバイガール)
主演女優賞ダイアン・キートン(アニー・ホール)

1979年開催  第51回アカデミー賞


作品賞ディア・ハンター
監督賞マイクル・チミノ(ディア・ハンター)
主演男優賞ジョン・ボイト(帰郷)
主演女優賞ジェーン・フォンダ(帰郷)

1980年開催  第52回アカデミー賞


作品賞クレイマー・クレイマー
監督賞ロバート・ベントン(クレイマー・クレイマー)
主演男優賞ダスティン・ホフマン(クレイマー・クレイマー)
主演女優賞サリー・フィールド(ノーマ・レイ)

1981年開催  第53回アカデミー賞


作品賞普通の人々
監督賞ロバート・レッド・フォード(普通の人々)
主演男優賞ロバート・デ・ニーロ(レイジング・ブル)
主演女優賞シシー・スペイセク(歌え!ロレッタ愛のために)

1982年開催  第54回アカデミー賞


作品賞炎のランナー
監督賞ウォーレン・ビーティー(レッズ)
主演男優賞ヘンリー・フォンダ(黄昏)
主演女優賞キャサリン・ヘップバーン(黄昏)

1983年開催  第55回アカデミー賞


作品賞ガンジー
監督賞リチャード・アッテンボロー(ガンジー)
主演男優賞ベン・キングスレー(ガンジー)
主演女優賞メリル・ストリープ(ソフィーの選択)

1984年開催  第56回アカデミー賞


作品賞愛と追憶の日々
監督賞ジェームズ・L・ブルックス(愛と追憶の日々)
主演男優賞ロバート・デュバル(テンダー・マーシー)
主演女優賞シャーリー・マクレーン(愛と追憶の日々)

1985年開催  第57回アカデミー賞


作品賞アマデウス
監督賞ミロス・フォアマン(アマデウス)
主演男優賞フランク・マーレイ・エイブラハム(アマデウス)
主演女優賞サリー・フィールド(プレイス・イン・ザ・ハート)

1986年開催  第58回アカデミー賞


作品賞愛と哀しみの果て
監督賞シドニー・ポラック(愛と哀しみの果て)
主演男優賞ウィリアム・ハート(蜘蛛女のキス)
主演女優賞ジェラルディンン・ペイジ(バウンティフルへの旅)

1987年開催  第59回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞プラトーン
監督賞オリバー・ストーン(プラトーン)
主演男優賞ポール・ニューマン(ハスラー2)
主演女優賞マーリー・マトリン(愛は静けさの中に)

1988年開催  第60回アカデミー賞


作品賞ラスト・エンペラー
監督賞ベルナルド・ベルトルッチ(ラストエンペラー)
主演男優賞マイケル・ダグラス(ウォール街)
主演女優賞シェール(月の輝く夜に)

1989年開催  第61回アカデミー賞


作品賞レインマン
監督賞バリー・レビンソン(レインマン)
主演男優賞ダスティン・ホフマン(レインマン)
主演女優賞ジョディ・フォスター(告発の行方)

1990年開催  第62回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細

作品賞ドライビングMissデイジー
監督賞オリバー・ストーン(7月4日に生まれて)
主演男優賞ダニエル・デイ・ルイス(マイ・レフトフット)
主演女優賞ジェシカ・ダンディ(ドライビングMissデイジー)

1991年開催  第63回アカデミー賞


作品賞ダンス・ウィズ・ウルブズ
監督賞ケビン・コスナー(ダンス・ウィズ・ウルブズ)
主演男優賞ジェレミー・アイアンズ(運命の逆転)
主演女優賞キャシー・ベイツ(ミザリー)

1992年開催  第64回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞羊たちの沈黙
監督賞ジョナサン・デミ(羊たちの沈黙)
主演男優賞アンソニー・ホプキンス(羊たちの沈黙)
主演女優賞ジョディ・フォスター(羊たちの沈黙)

1993年開催  第65回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞許されざる者
監督賞クリント・イーストウッド(許されざる者)
主演男優賞アル・パチーノ(セント・オブ・ウーマン/夢の香り)
主演女優賞エマ・トンプソン(ハワーズ・エンド)

1994年開催  第66回アカデミー賞


作品賞シンドラーのリスト
監督賞スティーブン・スピルバーグ(シンドラーのリスト)
主演男優賞トム・ハンクス(フィラデルフィア)
主演女優賞ホリー・ハンター(ピアノ・レッスン)

1995年開催  第67回アカデミー賞


作品賞フォレスト・ガンプ/一期一会
監督賞ロバート・ゼメキス(フォレスト・ガンプ/一期一会)
主演男優賞トム・ハンクス(フォレスト・ガンプ/一期一会)
主演女優賞ジェシカ・ラング(ブルー・スカイ)

1996年開催  第68回アカデミー賞


作品賞ブレイブハート
監督賞メル・ギブソン(ブレイブハート)
主演男優賞ニコラス・ケイジ(リービング・ラスベガス)
主演女優賞スーザン・サランドン(デッドマン・ウォーキング)

1997年開催  第69回アカデミー賞


作品賞イングリッシュ・ペイシェント
監督賞アンソニー・ミンゲラ(イングリッシュ・ペイシェント)
主演男優賞ジェフリー・ラッシュ(シャイン)
主演女優賞フランシス・マクドーマン(ファーゴ)

1998年開催  第70回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞タイタニック
監督賞ジェームズ・キャメロン(タイタニック)
主演男優賞ジャック・ニコルソン(恋愛小説家)
主演女優賞ヘレン・ハント(恋愛小説家)

1999年開催  第71回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞恋におちたシェイクスピア
監督賞スティーブン・スピルバーグ(プライベート・ライアン)
主演男優賞ロベルト・ベニーニ(ライフ・イズ・ビューティフル)
主演女優賞グウィネス・パルトロウ(恋におちたシェイクスピア)

2000年開催  第72回アカデミー賞


作品賞アメリカン・ビューティー
監督賞サム・メンデス(アメリカン・ビューティー)
主演男優賞ケヴィン・スペイシー(アメリカン・ビューティー)
主演女優賞ヒラリー・スワンクス(ボーイズ・ドント・クライ)

2001年開催  第73回アカデミー賞


作品賞グラディエーター
監督賞スティーブン・ソダーバーグ(トラフィック)
主演男優賞ラッセル・クロウ(グラディエーター)
主演女優賞ジュリア・ロバーツ(エリン・ブロコビッチ)

2002年開催  第74回アカデミー賞


作品賞ビューティフル・マインド
監督賞ロン・ハワード(ビューティフル・マインド)
主演男優賞デンゼル・ワシントン(トレーニング デイ)
主演女優賞ハル・ベリー(チョコレート)

2003年開催  第75回アカデミー賞


作品賞シカゴ
監督賞ロマン・ポランスキー(戦場のピアニスト)
主演男優賞エイドリアン・ブロディ(戦場のピアニスト)
主演女優賞ニコール・キッドマン(めぐりあう時間たち)

2004年開催  第76回アカデミー賞


作品賞ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
監督賞ピーター・ジャクソン(ロード・オブ・ザ・リング)
主演男優賞ショーン・ペン(ミスティック・リバー)
主演女優賞シャーリズ・セロン(モンスター)

2005年開催 第77回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ミリオン・ダラー・ベイビー
監督賞クリント・イーストウッド(ミリオン・ダラー・ベイビー)
主演女優賞ジェイミー・フォックス(Rey/レイ)
主演女優賞ヒラリースワンクス(ミリオン・ダラー・ベイビー)

2006年開催  第78回アカデミー賞


作品賞クラッシュ
監督賞アン・リー(ブロークバック・マウンテン)
主演男優賞フィリップ・シーモア・ホフマン(カポーティ)
主演女優賞リース・ウィザースプーン(ウォーク・ザ・ライン)

2007年開催  第79回アカデミー賞


作品賞ディパーテッド
監督賞マーティン・スコセシ(ディパーテッド)
主演男優賞フォレスト・ウィテカー(the last king of scotland)
主演女優賞ヘレン・ミレン(クィーン)

2008年開催 第80回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ノーカントリー
監督賞ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)
主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
主演女優賞マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜)

2009年開催  第81回アカデミー賞


作品賞スラムドッグ$ミリオネア
監督賞ダニー・ボイル(スラムドッグ$ミリオネア)
主演男優賞ショーン・ペン(ミルク)
主演女優賞ケイト・ウィンスレット(愛を読むひと)

2010年開催  第82回アカデミー賞


作品賞ハート・ロッカー
監督賞キャスリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
主演男優賞ジェフ・ブリッジス(クレイジー・ハート)
主演女優賞サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)

2011年開催  第83回アカデミー賞


作品賞英国王のスピーチ
監督賞トム・フーパー(英国王のスピーチ)
主演男優賞コリン・ファース(英国王のスピーチ)
主演女優賞ナタリー・ポートマン(ブラック・スワン)

2012年開催  第84回アカデミー賞


作品賞アーティスト
監督賞ミシェル・アザナヴィシウス(アーティスト)
主演男優賞ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
主演女優賞メリル・ストリープ(マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)

2013年開催  第85回アカデミー賞


作品賞アルゴ
監督賞アン・リー(ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日)
主演男優賞ダニエル・デイ・ルイス(リンカーン)
主演女優賞ジェニファー・ローレンス(世界にひとつのプレイブック)

2014年開催  第86回アカデミー賞


作品賞それでも夜は明ける
監督賞アルフォンソ・キュアロン(ゼロ・グラビティ)
主演男優賞マシュー・マコノヒー(ダラス・バイヤーズクラブ)
主演女優賞ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)

2015年開催  第87回アカデミー賞


作品賞バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡)
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(バードマン (あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡))
主演男優賞エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
主演女優賞ジュリアン・ムーア(アリスのままで)

2016年開催 第88回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞スポットライト 世紀のスクープ
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(レヴェナント 蘇えりし者)
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント 蘇えりし者)
主演女優賞ブリー・ラーソン(ルーム)

2017年開催  第89回アカデミー賞

授賞式動画と、各賞・ノミネート作品の詳細
作品賞ムーンライト
監督賞デミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)
主演男優賞ケイシー・アフレック(マンチェスター・バイ・ザ・シー)
主演女優賞エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)

2018年開催  第90回アカデミー賞


作品賞‎シェイプ・オブ・ウォーター
監督賞ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)
主演男優賞ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男)
主演女優賞フランシス・マクドーマンド(スリー・ビルボード)

2019年開催  第91回アカデミー賞


作品賞グリーンブック
監督賞アルフォンソ・キュアロン(ROMA/ローマ)
主演男優賞ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
主演女優賞オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)



posted by ヒラヒ・S at 20:30| Comment(4) | アカデミー賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする